バイクの排気量や国産・輸入車のメリットやデメリット

公開日: : バイク


バイクというのは非常に多種多様です。それはバイクのジャンルだけに限ったことではなく、排気量別やメーカー別など、あらゆる面からして、多種多様なのです。

また、多種多様なうえに、それぞれが素晴らしい特徴を持っており、弱点も持っているのがまた面白いところです。完璧なバイクというのは存在しないのです。今のところはですが。

私はバイクが好きになって免許を取得し、中型バイクを購入しました。そしていつしか限定解除を行なって憧れの大型バイクを手に入れました。

ですが、大型バイクを手にしたからといって、その下のクラスに魅力が無いわけでは決してありません。中型バイクの使いきれる性能は今でも大好きですし、車検の必要が無い軽二輪だって羨ましいです。日常の足なら原付二種なんて最適です。ちょっとした遊びでというなら、原付だっていいんじゃないかなって。

とにかく、バイクを分ける区分は色々ありますが、大型バイクに乗ってるからといって原付を馬鹿にできるというようなことは決して無いのです。

原付のメリット

原付とは、原動機付自転車の略で、排気量は50cc以下という、二輪区分の中では最も小さなクラスです。

原付のメリットは、何といっても二輪免許を特別取得していなくても原付免許やクルマの免許を持っていれば乗れてしまうところでしょう。また、価格も非常に安く、ちょっとした足として所有しておくだけでも便利です。

乗るのが簡単

二輪免許を特別必要としないことから、多くの方が二輪に興味を持つ切欠ともなりやすいです。排気量50ccとはいえ、二つのタイヤを有して、スロットルを右手で開いていく感覚というのは、上のクラスと特別な変わりは何一つありませんから。

原付といってもいわゆるスクーターだけではなく、カブやエイプのようなギア操作を必要とする車両もあります。手軽に二輪に興味を持つには十分なラインナップがあるのです。

散歩にお勧め

微量な排気量ゆえ、遠出のツーリング等にはあまりお勧めできる車両ではありませんが、ちょっとした用足しや散歩程度のツーリングには最適です。都市部のような混雑した街の場合、渋滞とは無縁の存在となることができ、ゆとりある街であれば、クルマの往来の無い道を気ままに走ることもできます。

二輪はどうしても急いてしまう運転をついしてしまいがちですが、原付は法定速度や安全性、パワーの問題で急ごうにも急ぎようがありません。それを逆手に取り、まったりのんびりと走るのが、原付のメリットなのです。

お洒落な50ccのイタリアンスクーター、ベスパや、オランダのモペット、トモスなど、お洒落な外車だってラインナップされています。二輪免許を持っていても、あえて原付を1台という選択も、悪くないものです。

原付のデメリット

原付のデメリットは、速度制限30km、二段階右折、高速道路走行不可、二人乗不可など、走行に関する制限が多い点です。原付というわずか50ccの排気量を考えれば、当然の処置ではあるのですが、どうしても煩わしさを感じてしまうことは否めません。

厳しい制限

高速道路走行や通常の右折は確かに難があるかもしれませんが、時速30km以上は余裕で出てしまうのがほとんどで、二人乗りもできない事はありません。そのため原付は制限が厳しすぎると感じてしまいます。

しかしこれは、あくまでも二輪免許を取得しているものから見ての感じ方であって、クルマの免許取得のおまけでついてきたからという理由で原付に乗る人が同じように感じてもらっては困ります。

原付のメリットで書いたように、排気量が微量とはいえ、バイクはバイクなのです。そこにはバイクならではの運転技術が必要とされ、安全意識も必要とされます。これらはライダーの中でも不足がちな人がいるというのですから、二輪免許を持っていない人、もしくは原付の免許だけを手軽に取ったような人に満足に備わっている訳が無いのです。

このような色々な人が原付に乗れる以上、厳しい制限が原付に設けられるのは、仕方が無いことなのです。

危険がたくさん

クルマがビュンビュン飛ばしていく中、30kmで左端を走るというのは恐怖です。二輪の安全意識を備えている人にとっては、いつか追い越しをかけてくるクルマが自分と接触してくるのではとヒヤヒヤして運転してしまうものです。原付の恐怖といったら、時々クルマのドライバーの目に写っていないのではと感じてしまうほどです。

しかしだからといって、車道の真ん中を走って後続車に迷惑をかけるというのも考えものです。原付であれば、申し訳なさげに迷惑をかけまいと左端を走る。それしかないのです。

原付二種のメリット

原付二種とは、排気量50cc越、125cc以下のバイクを指し、普通二輪免許、もしくは小型自動二輪免許の取得で乗ることができます。原付二種という呼び名以外に小型自動二輪とも呼ばれます。

原付二種のメリットは、原付クラスの手軽さを備えていながらも、原付の特有の束縛に縛られることが無いという点があげられます。多くの方が通勤や街乗りに多用している人気クラスです。

原付並みの手軽さ

原付と年間の維持費を比べても、軽自動車税の違い数百円程度です。任意保険は非常に安く、ファミリーバイク特約を利用すれば、さらに維持費を抑えることができます。

維持費はほぼ同じであっても、小柄な車体サイズに燃費の良さは相変わらずといった車両がほとんどです。二輪免許を取得しているのであれば、原付ではなく、迷わず原付二種を選択したいところです。

車体サイズも原付と大した差はありません。良くも悪くも車に乗っている人が原付と見間違えてしまうくらいです。白バイ隊員さんも、間違えてしまうくらいです。

原付の束縛が無い

原付といえば、二段階右折や法廷速度30キロという厳しい制限が設けられていますが、原付二種にはありません。高速道路こそ走行はできませんが、一般道路であれば一部制限道路を除けば他の車と同じように走ることができます。

パワーも十分あります。どんな原付二種車両であっても、一般道路の法廷速度の流れに合わせて走る事は余裕です。そこからさらなる加速する余裕も持ち合わせており、追い越し等の動作にも不備を感じる事はほとんどありません。

原付二種のデメリット

実用車両として非常に素晴らしい魅力を持っている原付二種は、実用面に限って言えばデメリットはほとんどありません。強いてデメリットをあげるとしたら、車体サイズが小さいことが災いして危険を招いてしまう恐れがある点でしょう。

また、趣味的な目的用途からみると、高速道路走行が不可能という制限があるため、ツーリングに使用するとなると制限が生まれてしまいます。

危険要素

車体サイズが小さいため、後続車は原付と誤認してしまうことがよくあります。特に、夜間の一車線道路を法廷速度で左寄りを走っていると、時々無理な追い越しを仕掛けてくるクルマもおり、危ない思いをしてしまいます。

また、スピードが問題なく出るにもかかわらず、利便性が理由でラフな格好をして乗る人が多く、いざ転倒したり事故にあった際に大怪我を負ってしまうリスクが高いです。

手軽な車両とはいえ、スピードがある程度出る車両というのが原付二種です。原付と同じような走り方をしていたり、同じようなラフな格好をして乗らないことです。

ツーリングに制限

実用面が強い原付二種でツーリングというのも悪くありません。のんびりと田舎道を流すといったツーリングには原付二種は最適です。ただし、高速道路に乗れないという理由は、大きな制限となってしまいます。

ソロツーリングならまだしも、もし誰かとツーリングに行くとなった際にメンバーに高速道路走行が可能なバイクがいた場合、自分1人が原付二種であるために高速道路というルートを選択できなくしてしまいます。これでは迷惑をかけてしまい、全員がツーリングを楽しめなくもしてしまいます。

軽二輪のメリット

軽二輪とは、普通二輪免許で乗ることができる車両区分の1つで、排気量としては125cc超、250cc以下のバイクを指します。

軽二輪のメリットとして一番大きく言えるのは、車検が必要ないところでしょう。それでいて、上のランク同様に高速道路を走行できるという素晴らしいメリットを持っています。扱いやすさも、中型二輪や大型二輪から比べたらピカイチです。

車検が無い

車検というのは、バイクを維持していく上で最もネックな悩みとなります。お店にお願いすれば大体6~7万円、ユーザー車検に行くとしても、数万円の費用は掛かる上に、時間も費やさなければいけません。非常に煩わしいものです。その煩わしさがないというのは、軽二輪の大きな魅力です。

維持費が大幅に安くなるだけでなく、カスタムの幅も広がるというメリットもあります。時として車検は必要以上の束縛を強いることもあります。その心配も無く、安全の範囲内でカスタムが行なえるというのは、ライダーにとっては非常に嬉しいところなのです。

実用から趣味まで

軽二輪は中型二輪と比べてもさらに軽量で取り回しも良好です。そのため、買い物や通勤といった日常の足としても利用しやすいです。

日常の足としては原付二種の方が維持費をさらに安く出来るため、軽二輪は魅力に劣ってしまいます。しかし高速道路も走れるため、中型二輪や大型二輪と同じように、長距離ツーリングを行なうなど、趣味目的に制限はありません。

趣味と実用のどちらに趣を置くにしても、非常に使い勝手が良いというのが軽二輪です。私個人としては、維持費にこだわりが無く、実用をリッチにしたいのであれば、原付二種よりも軽二輪が絶対にお勧めです。

軽二輪のデメリット

実用から趣味までをオールマイティに充実させてくれる軽二輪。さらに車検も無いという駄目押し付きのメリット尽くしではありますが、強いて苦言を呈するとした

ら、中途半端といったところでしょうか。

パワーが中途半端

確かに高速道をを走行することができ、ツーリングを行なう事はできますが、如何せんパワー不足は否めません。長時間高速道路を走る場合には不満だけではなく恐怖すら感じてしまいます。

走れない事はありません。ただ、他の走っているクルマやバイクとの速度の差が大きくて、怖さを感じてしまうというのは、なかなか我慢できるものではありません。「もう少しだけ速度を上げても楽に巡航できれば」と感じてしまう場面はよくあります。

車体サイズが中途半端

趣味に使用する場合は高速道路で不満を感じやすければ、実用面では車体サイズが中途半端に感じてしまいがちです。中型バイクより小さくて軽く、便利ではあるのですが、やはり通勤車両の代名詞ともなっている原付二種には遠く及びません。

広い道路での利用の場合は不満に感じないでしょうが、細い道路や住宅街を走る場面、酷い渋滞が続く道を頻繁に利用する機会が多いと「もう少し車体が小さければ」と感じてしまいがちです。

劣等感

これは人それぞれで、車種によりけりなのですが、バイクは趣味の乗り物である以上、大きなものを見たときに劣等感を感じてしまうことがあります。例えば、250ccのクルーザーに乗っていれば、ハーレーのような大型クルーザーが並んだ時、変な気持ちを抱いてしまいます。

変な気持ちを抱いてしまわない人であれば、全く気にする必要はありません。でも、心のどこかで「向こうはどう思ってるんだろう」など考えてしまい、気が気でなくなってしまうものなんですよね。

中型二輪のメリット

中型二輪というのは、排気量250cc超、400cc以下のバイクを指し、普通二輪免許で乗ることができる最高クラスのバイクとなります。

中型二輪のメリットは、非常に日本の道路事情に適した良い塩梅の排気量というところです。一般道路から高速道路まで十分に走ることが出来るパワーを持っており、その上、車重も軽くて扱いやすい。これは大型二輪に乗るまでなかなか分かりえないことなのですが、実に素晴らしい中型二輪のメリットなのです。

いい塩梅のパワー

バイクが公道を走るにあたって最高巡航速度は、法廷速度を考えなければ120キロ(高速道路の場合)がよいところ。これは中型二輪で十分な巡航速度です。エンジンは、ある程度使いこなした方が楽しめるものです。その楽しみも中型二輪なら味わうことも可能です。

大抵の大型二輪ともなると、確かに120キロ巡航は余裕となります。しかしエンジンの性能をフルに楽しもうと思うと、どうしても120キロ以上の速度が必要となってしまいます。もしそれを実行すれば、危険が高まる事は言うまでもありません。

危険のリスクを超えてまでバイクを楽しもうとしたくなってしまう大型二輪のような魔の誘惑に誘われることの無い中型二輪の排気量は、いい塩梅なのです。

気軽に乗れる

大型二輪から中型二輪に舞い戻ってくると感じるのが、手軽さです。ふらっと気分転換にバイクを楽しみたい時、普通二輪というのは非常にピッタリだと後々感じられるようになるのです。

しかし、原付二種や軽二輪までは行かない手軽さで、ちょっとした重量感や取り回しの難が残っているところがまた良いのです。快適すぎたり、便利すぎたりすると、今度は物足りなくなってしまうものなのです。

中型二輪のデメリット

中型二輪のデメリットは、大型二輪見経験の時代によくあらわれてしまいます。排気量の縛りがあるため、もう少しパワーやゆとりが欲しいと感じてしまうのです。また、軽二輪と比べて車検がネックになってしまう点も、デメリットと言えるでしょう。

大型二輪への憧れと嫉妬

誰もが普通二輪免許しか持っていなかったとき、大型バイクに乗る人を見かけると憧れや嫉妬を抱いたことでしょう。それが引き金となり、中型二輪の限界を意識し、大型二輪への扉を開きたくなってしまうのです。

実際の性能としても、高速道路でも法廷速度をちょっぴりオーバーする速度で巡航できないことはありませんが、いざというとき「ここからさらに最加速できたら」「もっと低い回転数で巡航できたら」と感じてしまう事はどうしてもあります。

そのような場合は我慢せずに大型二輪への扉を開いてください。そうすればきっと、これまで中型二輪で感じていたモヤモヤを吹き飛ばすことができます。そしてさらに、中型二輪で感じていたデメリットが、実はメリットでもあったと気が着くこともできます。

車検

ワンランク下のクラスである軽二輪と比べた時に大きいのが、中型二輪は車検があるという点です。新車購入であれば初回車検まで3年ですが、以降は2年に一回です。2年なんてあっという間です。

しかも、中型二輪も大型二輪も車検にかかる費用は変わらず、またその他の面でも維持費が変わらないという点を考えると、中型二輪がどうしても損をしているようにも思えてしまいます。

大型二輪のメリット

排気量の制限が無い大型バイクのメリットは、難といっても圧倒的なパワーを自由に選択できるところです。中型バイクのワンモアを満たしてくれる丁度よい塩梅の750ccクラスに落ちついたり、はたまた1000cc以上という超パワーを持て余しながら走るなど、自由な選択が可能です。

限界突破パワー

普通自動二輪の壁であった排気量の縛りが無く、自由な排気量に乗れるという大型二輪免許は、長らくバイクを愛好していく予定のライダーであれば絶対に得ておいて欲しいものです。

そして、ぜひとも大型二輪の限界突破パワーを堪能してもらいたいものです。これまでパワーを使い切ることで楽しめていたバイクライフから、パワーを持て余す楽しみを感じるバイクライフに移った時、はじめてバイクの全てを知るためのスタートにたつのです。

不要なほどの圧倒的排気量のパワーを体験した後に、それ以下の排気量のバイクに乗ると、改めて排気量の違いによるバイクの魅力に気がつくこともできます。これもまた、大型二輪で得られるメリットです。

維持費は変わらない

意外とこれは盲点です。大型バイクと聞くと維持費が高いと想像してしまいがちなのですが、よく考えたら、400ccクラスの中型も、750ccクラスの大型だろうが、1000ccだろうが、維持費は変わらないのです。

税金も車検もかかる費用は同じです。違いが出るとしたら、ショップに持って行った際のメンテナンス工賃に、もしかしたら微妙な違いが出るくらいでしょう。

大型二輪免許を持っていて、維持費も変わらないのであれば、どうせだったら大きなバイクに一度くらいは乗ってしまいましょう。

大型二輪のデメリット

大型二輪のメリットは、圧倒的なパワーなのですが、これはデメリットにもなりうる諸刃です。時として人間は非常にわがままなもので、パワーが大きいことを嬉しく思うと同時に、邪魔にすら感じてしまうのです。

パワーがありすぎる

バイクというのは、マシンを操ることに対する魅力が非常に高い乗り物です。これはクルマ以上に絶対にあります。というのも、バイクに乗るライダーのすぐ側にはエンジンもガソリン供給機器も、駆動系も排気系も、全てが体の側に存在しているのです。その身近なところから伝わってくる鼓動と、直感的に感じたままに体を動かして操るというのは、バイクならではだからです。

しかしこの楽しみが最も覚醒するのは、バイクの性能が十分に発揮されている時です。大型二輪の場合、そのような楽しみを得ようとした場合、それは暴走行為となってしまいます(トルク重視のハーレーのようなバイクは別ですが)。

そういった楽しみが得られないところで、パワーがありすぎると嘆き、邪魔に感じてデメリットに思えてしまうのです。

取り回しが億劫

排気量が大きいということはエンジンも大型化し、さらに大きなパワーに耐えうるために車体も重く丈夫にしなくてはなりません。そうなってしまうと、車体が重くて扱いにくいという事態を招いてしまいます。

扱いにくいということは、気軽に乗りにくくもなってしまいます。ちょっと街中を流したい時や、買い物に行きたい時に大型バイクに乗らなくてはいけないとなると、面倒にも感じてしまいます。

国産バイクのメリット

国産バイクというのは、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキといった国内四大メーカーと呼ばれる各社から日本国内向けに販売されているバイクのことです。一番日本の市場を占めているのが、この国産バイクです。

国産バイクのメリットは、車体価格が他と比べて安く抑えられ気味である点と、維持が楽という金銭的メリットの他に、日本人の体格と日本の道路事情を考えたうえで開発設計が施されているので、非常に快適なライディングを楽しめるという使用メリットもあります。

金銭的メリット

外車は高いというのは、バイクでも同じです。昨今はそのバランスが崩れ始めている気もしますが、やはり日本車はリーズナブルなうえ、維持もしやすい傾向にあるといえるでしょう。

維持がしやすいというのは、まず第一に国産バイクが壊れにくいからというのが理由に挙げられます。壊れにくければ大きなメンテナンスを必要としないため、維持費を抑えることができるのです。

メンテナンスに必要な、純正部品も海外バイク等よりも安く入手できます。これもまた、維持費を抑えることに大きく影響しています。

使用メリット

日本人の体格に合わせた設計ゆえ、極端に乗りにくいという国産バイクはまずありません。同じように、日本の道を走る上で無駄にストレスを溜めるだけの設計というのもまたありません。

ジャンルによっては、海外バイク特有の姿を模す国産バイクもあるものの、やはり性能は海外バイクよりも日本向けにしっかり考えられています。

なかなか限定的な使用をしていると気がつかないかもしれませんが、都会から田舎、短距離から長距離までといった幅広い使用をするような方の場合、国産バイクが最も便利だということを痛感できることでしょう。

国産バイクのデメリット

日本人と日本の道路状況を第一に考えている国産バイクのため、快適は快適です。維持費も安いですし、文句のつけようがありません。しかし、この文句のつけようが無いところが、国産バイクのメリットでもあり、デメリットとも言えるのです。具体的には、国産バイクは多くのライダーが乗っているという点があげられます。

また、その他デメリットとして、パーツの供給が終了しやすく、長く同じ国産バイクに乗リ続けることが難しいというのもあげられます。

みんなが乗ってる

優秀な乗り物という事は、多くの日本人が国産バイクを選びます。その結果、通りには国産バイクがたくさん。自分と同じバイクに乗っているライダーを見かけるというのは、全く珍しくもありません。

バイクは趣味の乗り物です。個性の塊でもあります。自身の主張の象徴です。そのため、珍しいバイクに乗っているという所に満足感を得るのは悪い事ではありません。そのような満足感を求める人にとっては、国産バイクのような“みんな乗ってる”という状況は嬉しくないのです。

パーツ供給の終了

国産バイクの純正パーツの供給期間は、生産終了後10年と言われています。そのため10年はとりあえず不安なく乗り続けることができるでしょうが、10年後になったとたん、乗りたくても乗れなくなってしまう自体になってしまうのです。

現に今の時代、古い国産バイクに乗っている方でパーツが無くて悩んでいる人は少なくありません。自分が買ったバイクを少しでも長く乗りたい人にとって、国産バイクの選択というのは難しいものがあるのです。

海外バイクのメリット

海外バイクというのは、つまり外車です。バイクメーカーで言えば、アメリカのハーレーダビッドソンや、イギリスのトライアンフ、ドイツのBNWです。今の時代、海外バイクを国内で見かけることも珍しく無くなりました。

海外バイクのメリットは、はっきり言ってステータス感が高いというのが大きいでしょう。国産バイクには無い独特の所有満足感は、純粋に良いものです。また、ステータス感に合わせて日本製には無い乗り味を味わえるというのも魅力です。

ステータス感

海外バイクに乗ることでステータス感を得るというのは、国産バイクを愛好する方から反感も得やすいことなのですが、気にする必要はありません。バイクは趣味の乗り物であり、自己満足の乗り物なのですから。

しかし、だからといって国産バイクを卑下するような見方はよくありません。あくまでも、自身が海外バイクに満足するだけにすませておきましょう。崇拝しすぎて他人に布教するようになってはいけません。

海外バイクならではの乗り味

海外バイクというのは、日本には無い独特の乗り味を持っています。例えば、アメリカのハーレーダビッドソンであれば、果てしなく真っ直ぐ続くハイウェイを永遠と巡航するために生まれた走行性能を持っており、旅に必要な道具を詰め込めるサイドボックスやトップボックスを備えるという特徴も持っています。

このようなバイクの姿は本来アメリカで発揮されるものですが、日本のような狭い国の中で走らせるという、ギャップが逆に、気持ちよさを感じさせてくれるのです。これもまた、ステータス感に通じるところがあると言えますね。

海外バイクのデメリット

海外バイクは圧倒的なステータス感と独特な乗り味を提供してくれる魅力を備えているのですが、やはりどうしても日本の道路事情や、自身の体格に合わないというデメリットを感じてしまいがちです。また、維持費が異常に高くなってしまうというデメリットもあります。

やはり乗りにくい

国産バイクは日本人の体格や日本の道路事情を考えられているのですが、海外バイクは当然そんなことはありません。走行性能はまだ我慢できるレベルかもしれませんが、体格の違いによるライディングポジションの違和感は、場合によっては我慢できないものです。

よくあるのが、シートが大柄すぎてお尻にフィットしない、ハンドルやステップが遠すぎて手足が届かない、車高が高すぎて止まっている時が怖いといった問題です。小柄な体格が多い日本人では仕方が無い問題です。

カスタムによって乗りやすくすれば、苦は無くなるのですが、カスタムにかかる費用も安くはありません。高い車両を購入した上にカスタムとなっては、経済的に辛いという人もいるでしょう。

維持が大変

車両自体が国産バイクよりも高い傾向にある海外バイクですが、維持費も同じく高いです。ちょっとしたメンテナンスを行ないたいがために純正部品を注文したら、驚くほど部品が高いというのは、先が思いやられます。

海外バイクでもかなりマニアックであったり古いバイクである場合は、パーツが海外取り寄せとなって数週間かかってしまうことも、時にはバックオーダーとなってしまい、数ヶ月待たなければならないということもあるのです。

海外バイクを購入するには、この先ずっと維持していくという覚悟が必要なのです。

逆輸入バイクのメリット

逆輸入バイクというのは、日本のメーカー(ホンダ・ヤマハ・スズキ・カワサキ)が海外向けに発売しているバイクのことです。そのバイクを、海外から日本に取り寄せているため、逆輸入バイクというのです。

逆輸入バイクのメリットは、国産バイクでは国内事情により表現できないような性能を持ち、海外バイクのような珍しいバイクに引けをとらないインパクトから所有欲をも満たせてくれるところです。性能、外観ともに、圧倒的な魅力を誇っています。

魅力的な性能

国産バイクと逆輸入バイクを乗り比べた際に多くのライダーが感じるのが、パワーの違いです。パワーの自主規制が厳しい国産バイクと比べた場合だと、それが露骨に表れてしまうほどです。

国産バイクでも、公道を走るには十分な性能を誇ってはいるのですが、バイクには“ゆとりあるパワー”という魅力があるのです。一般使用せずとも、そのゆとりあるパワーをあえて持て余す形で走るという魅力の見方もあるのです。

魅力的な外観

昨今目立っているのが、逆輸入車の圧倒的な個性的デザインです。特に、外観デザインが車体の大きな魅力要因となるクルーザー系の逆輸入車のデザインは、国産バイクはおろか、海外のハーレーダビッドソンも真っ青なくらいのインパクトです。

見た目は一見すると、カスタムショーに登場するようなフルカスタムバイクです。しかも。価格は国産バイクよりも高い傾向にあるとはいえ、海外の高級バイクに比べたらお手ごろです。

逆輸入バイクのデメリット

国産バイクよりも圧倒的な魅力を誇り、しかも海外バイクに引けをとらないスタイルという最高のバイクがラインナップされている逆輸入バイクではありますが、致命的なデメリットがあります。

逆輸入バイクの致命的な弱点は、台数が少ないという点です。台数が少ないという事は、カスタムパーツはもちろん、純正パーツも手に入りにくいです。その上生産終了でもしてしまったら、長年乗り続けることが国産以上に怪しくなってしまいます。

生産終了したら最悪

自分が購入した車両が生産終了をしてしまった場合、国産バイク以上に維持が難しくなってしまいます。車両情報を耳にする機会もなくなり、どんどんその陰を薄くし、大きな故障や事故によって損傷してしまった場合、パーツが無いということで直すことすらもできなくなってしまう恐れがあります。

今後「乗りたくても乗れない」と悩むライダーは、国産バイク乗りよりも、逆輸入バイク乗りの方が早く増えていくかもしれません。

パーツが少ない

純正部品が少なく、また手に入りにくいということからメンテナンスが容易では無いこと以外にも、カスタムパーツが非常に少ないため、バイクらしい楽しみがしにくいという問題もあります。

街にある量販店で専用パーツが手に入る事は無く、海外で発売されているパーツを輸入して取り付けるか、汎用品や別の車種パーツを加工して取り付けるというスタイルが、逆輸入車の一般的なカスタム方法となってしまいます。当然、これは気軽なカスタムとはいえません。

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