バイクの中古車購入!絶対に気にしておきたいチェックポイント!

公開日: : バイク


バイク乗りは新しいもの好きな人もいれば、古いもの好きな人もたくさんいます。ですから、生産終了していても、その車種の需要はなくなったわけではなく中古車を狙う人は決して少なくありません。中古車には中古車なりの魅力があるのです。

ただ、中古車選びは新車選びとは違ってかなりシビアな目利きが必要となってしまいます。初心者にはこれがちょっと難しいものです。こちらのコンテンツで紹介している中古車情報を参考にしていただけたら、少しはお役に立てるかと思います。

中古車のメリット

中古車のメリットは、新車よりも安く購入することができることです。また、新車にはない、中古車ならではの規制前の性能を持っているというメリットもあります。できるだけ安い車両が欲しい、規制前の車両が欲しいといった場合には、中古車購入が一番です。

新車より安い

車両の年式や走行距離によって異なりますが、新車よりも安く購入することが可能です。状態を重視しなければ、新車価格の半額近い価格で購入することもできてしまいます。

ただし、購入する車両の状態によっては購入後に必要費用がかかってしまうこともあります。購入前には、車検がどれくらい残っているか、消耗品はどれくらい持ちそうかといったことをしっかりと確認した上で、新車購入よりも得か損かを決める必要があります。

規制前の性能

バイクは、度重なる環境・騒音規制により、車両の持つ本来の性能を引き落とされたり魅力を削がれてしまっていることもあります。中古車であれば、規制前の車両もあるため、現行車両よりも高性能、高魅力を持つ車両を手に入れることができるのです。

バイクは味を求める乗り物ともいえるので「フューエルインジェクションよりもキャブレター方式が良い」「排気音も少し主張があったほうが良い」と思う人は少なくないでしょう。そんな味を求める人にとっては、新車よりも断然、厳しい規制に縛られない年式のバイクを中古車と買うことをお勧めします。

逆に、クリーンで燃費が良いなど、現代的な魅力が好きな方、安心の始動性や走行性を求めるのであれば、新車のほうが良いですし、中古車としても年式の新しい車両に的を絞った方が良いでしょう。

中古車のデメリット!

中古車のデメリットは、新車と比べてトラブルが起きやすいところです。車両によっては、購入後すぐに大きなトラブルが引き起こされてしまうこともあるので、信頼できるショップで、程度の良い中古車を購入することが重要となってきます。

各部の劣化

中古車の場合、各部パーツが時間の経過や使用によって劣化しています。その度合いは年式や走行距離によってまちまちですが、ほとんどの場合新車よりも早く手をいれてあげなければいけません。

その度合いによっては、購入後満足に走ることができなかったり、大きな出費をしてしまうこともあります。これが中古車購入の一番大きなデメリットです。

ただし、本当に酷い車両でもない限りは、そこまで心配する必要はありません。信頼できるショップであれば、すぐにトラブルが起きるような中古車を売るという事はまずしません。逆に頼できないショップである場合は、心配が必要と言えますが。

外観も当然劣化

消耗品以外にも、タンクやフェンダーといった外装も当然劣化しています。交換の必要は無いにしても、外装に傷がついていたり、塗装が剥げていたり、凹んでいたりするのは見た目にあまりよろしくありません。

購入後に外装に手を入れて修理するとなったら、板金に塗装にと、大きな出費にもなってしまいます。そこまで計画しているのであれば、その費用を車両購入代に回して、綺麗な車両を購入した方が、断然お得となるはずです。

神経質な方や綺麗好きな方の場合、中古車の劣化が後々気になって仕方が無くなってしまうこともありますので、気をつけましょう。なるべく目立った劣化がない中古車を狙うか、新車に落ち着くことをお勧めします。

適正価格を調べよう

中古車の適正価格は新車以上に見極めにくいものです。年式や走行距離、劣化の具合など、様々な要因が車両価格の決定に関わってくるからです。

しかしそれでも、全国で売られている車両の価格に目を通しておけば、どの程度の中古車がどの程度の価格で売られているかが次第に分かってくるものです。欲しいバイクがあれば、その車両をとことん調べてから、ショップに向かいましょう。

びっくりする位、同じ車両でも価格が違うことがあるのが中古車です。時には年式も走行距離もさほど違いが無いのに、価格だけは違ったりもするので、見る側としてはどちらが適正価格なのか悩んでしまうくらいです。

そんな場合の為に覚えておきたいのは、安すぎる車両には何かあるということです。例えば、車検が切れていたり、タイヤ交換が必至、シートに破れがある、外装に大きな損傷があるといった類いです。

または、事故車である可能性もあったり、外見は綺麗でも、前のオーナーた荒っぽい運転をしていたがために重大な欠陥をエンジンが抱えていたりすることもあるのです。

かといって、高い中古車ならば安全だという選択が賢いとはいえません。自分が調べて得た適正価格よりも、あまりにも高すぎた場合、新車を購入する場合との差が無くなり、中古車を買うメリットがなくなってきてしまいます。

中古車の場合、安すぎず、高すぎずといった車輌価格が一番無難な選択となります。しかし無難な選択をとったとしても、外れを引いてしまい、すぐにトラブルを引き起こすなんてこともあります。中古車選びは難しいのです。

ショップの選び方

中古車のショップ選びは、新車の時と同様です。ショップの信頼性と評判を重視し、自宅からの距離も考慮しましょう。販売車両価格はやはり、一先ず気にしないでおくことです。

ショップの信頼性は高いか

ショップの信頼性が高ければ、安心したサービスを受けることができ、楽しい付き合いにも繋がります。これが不備であっては、バイクに乗ることも楽しくなくなってしまうこともあるので、注意が必要です。

中古車購入の場合は、整備に関わる機会が新車に比べて早く、また大きな整備を必要とすることもあるため、メカニックの腕を特に気にしておきましょう。

評判が良いか

教習所で知り合った方や、知り合いのライダー、量販店の店員さんなどから、近場にあるショップの評判を聞いてみましょう。ネット上に飛び交う情報は、信憑性が怪しいものもあるので、頼りにしすぎないことです。

中古車によっては、購入はできても修理に必要なパーツが入手しにくいといったショップもあり、サービスに不満を抱えてしまうこともあります。そのようなことにならないためにも、欲しい中古車の扱いに対して評判が良いショップを選びましょう。

自宅からの距離が近いか

購入したショップが自宅から近いに越したことはありません。というのも、自宅から遠い場合、点検等でお世話になる場合毎回尋ねるのが大変になってしまうからです。

遠い近いの距離判断は個々異なるでしょうが、私的には片道1時間までが許せる距離です。ショップが近ければ頻繁に訪ねやすく、バイクライフも楽しみやすいですから、ぜひお近くでのバイク購入をお勧めします。

アフターサービスも考慮

中古車も新車と同じようにアフターサービスの有無を考えた上で、購入を決めましょう。購入の決め手は、車両購入に必要な価格だけでなく、その後数年間にかかる費用の負担がどれだけかかるかというところまでを考えておきましょう。

新車以上に中古車は整備点検が必要となることが多いので、アフターサービスが後々大活躍する機会に恵まれることも多いです。また、出先で走行不能に陥るトラブルも、新車以上に高いです。その際はレッカーサービスが大いに役立ちます。

点検サービス

アフターサービスとして代表的なのが、点検サービスです。初回点検や3ヶ月点検、半年点検、1年点検など、バイクは購入後にショップのお世話になる機会が多々あります。その際に無料や割引が受けられるというのは、かなりの維持費節約に繋がります。

レッカーサービス

自宅や出先でバイクが動かなくなってしまった場合、ショップが無料、もしくは割引価格で店舗まで運び、修理してくれるサービスです。チェーン展開するショップなどの場合は、全国どこでもレッカーを手配してくれるというフットワークの良さを持っているため、ツーリング先での万が一の際、大いに助かります。

特別サービス

ショップに頻繁に顔を出していると、ちょっとした点検や整備であった場合は「これくらいだったら無料でいいですよ」と、好意で見てくれるというのはよくあることです。正式なサービスとはいえませんが、長くショップの店員さんと付き合って仲良くしていると、そんな機会に恵まれることもあるのです。

購入時に必要な費用

中古車バイク購入に必要な費用は、新車同様に車体価格の他に税金や様々な法的費用が必要となります。また、納車するにあたって必要な手続きや整備の費用や、車検が切れている中古車であれば車検費用もかかってしまいます。

法的費用

購入に当たって必要な法的費用とは、自動車重量税、軽自動車税、自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)の3つとなります。これらは、どんなショップで購入しても必ず必要となります。

自動車重量税は、車両区分によって異なります。また、小型二輪(排気量250cc超)の場合は車検の度に必要となり、軽二輪は新車登録時のみに収めます。原付、原付二種は課税されません。

軽自動車税は、どんな車両でも必要となり、購入以降は、毎年4月1日までに廃車手続きを行なわない限り、必ず課税する義務があります。

自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)は、強制保険とも呼ばれ、どんな車両でも必ず加入することが義務づけられています。1年単位で加入が可能で、特徴として、加入期間が長いほど料金が安くなります。

その他費用

中古車購入時は、新車以上に初期整備費用がかかってしまいます。中古車として店舗に並んでいるままお客さんに売るわけにはいかず、各種を点検して必要な消耗品等を交換しなければいけないからです。

また、車検が切れている車両の場合は、車検費用という大きな出費も必要となってしまいます。中古車選びの際は、車検の有無を必ず確認して、その費用を考えた上で高いか安いかを判断しなくてはいけません。

チェックポイント:年式

中古車を選ぶ際にまず第一にチェックしておきたいのが、年式です。同じバイクでも、年式が違えば外観も性能も全く異なることがあるためです。間違いなく、真っ先に確認しておきましょう。

モデルチェンジ

バイクは度々モデルチェンジというものを行ないます。がらりと雰囲気を変えるフルモデルチェンジであったり、内部の構造を少々といったマイナーモデルチェンジの2パターンがあります。

人によっては、モデルチェンジ前のほうが好きだという人もいます。フルモデルチェンジであれば、がらっと変わっているので分かりやすいのですが、マイナーモデルチェンジの場合、見た目だけではなかなか判断できない場合もあります。ですから、年式から判断するというのが役立つのです。

規制前後

中古車には、環境・騒音規制前のバイクも存在します。規制前のバイクであれば、車検の際のチェックも現行車ほど厳しくは無いため、マフラー交換といったバイクらしい楽しみをある程度束縛無く楽しむことができます。

バイクの規制のうち、最も大きいのが2000年式(平成12年式)以降の車両に適応されるようになった排ガス規制です。この規制が適応される車両は、車検項目に排ガス濃度もチェックされることとなってしまったため、規制クリアの為にバイク本来の性能を落とさざるを得ないという状況にもなりました。

しかも規制は年を追うたびに厳しく高まる一方です。さらに、騒音規制も合わせて、ますます厳しくなっている傾向にあります。

しかし排ガス規制前の1999年式以前のバイクであれば、排ガス規制は適応されないため、昔ながらのバイクの味を楽しむことができます。もちろん、騒音規制をクリアしなくてはいけませんが。

つまり、昔ながらのバイクの味を求める場合には、規制がゆるい時代の中古車を購入するというのが、賢い選択となるのです。

チェックポイント:走行距離

バイクの走行距離は、どれだけバイクが使用されてきたかという記録のようなものです。一般的に考えれば、走行距離が多いほど使用されている時間が長いので、バイクは消耗していると考えられます。

一般的に走行距離が1万キロ以下であれば上々車両、1万キロ台であればまずまずの車両。2万キロ台となると「うーん」と悩んでしまう考えもの車両とされる傾向にあります。

しかし、走行距離はあくまでも目安程度と考えておくことをお勧めします。走行距離が多ければ、ボロボロのバイクとは限らないからです。実際は、2万キロだろうが、3万キロだろうが、絶好調という車両も少なくないのです。

人によっては「バイクは2万、3万キロ走ってからが本調子」なんてことを言う人もいるくらいです。もちろん車両によってその感覚は違いますが、日本車のような頑丈な車両の場合、5万キロ、10万キロも平気で走る車両だってあるのです。そう考えると、数万キロという走行距離は大したものではないのです。

走行距離が少ないからといって安心度が高いとも言い切れません。前オーナーが無謀な扱いをしていれば、その分エンジンが受けたダメージも大きくなっているので、トラブルが起きやすいこともあるのです。

また、年式の割りに走行距離が極端に少ないという場合、長年放置されていた可能性もあります。エンジン内部やタンク内、各部が劣化している恐れもあります。バイクのような乗り物は、定期的に動かされている方が調子が良いのです。

走行距離は、あくまでも目安です。ぱっと見てみて、年式の割には走っている、走っていないなんていう判断基準に用いる程度にするだけで十分です。最終的には、お店の人に調子を聞いてみて判断することです。

チェックポイント:エンジン

エンジンの中身がボロボロだったら、購入後は大きな修理が必要となり、出費も大きくなってしまいます。そうなってしまったら、折角安く中古車を購入したとしても、元も子もなくなってしまいます。

中身を見ることができないエンジンのチェックは素人には非常に難しいところですが、エンジンに火を入れてもらって音を聞き、以上が無いか店員さんに質問するくらいのことはしましょう。

外観の劣化も参考に

エンジンの外観がボロボロだと中身もボロボロということはありえますが、エンジンの外観がピカピカなら中身がボロボロということは、ほぼありません。よほど異質な運転をしていない限りはですが。

ですから、まずは綺麗だと思えるエンジンを積んだ車両を探しましょう。外観の腐食や塗装の剥がれ、ボルト等の錆などが、外観を判断するポイントです。

オイル漏れは無いか

オイル漏れの有無の確認は重要です。特に何十年も前のバイクや海外バイクを購入する場合はなお更です。エンジンをかけてみて、アクセルをふかし、エンジンのつなぎ目からオイルが滲んでこないか、車体の下にオイルが滴り落ちないか確認しましょう。

問題がある場合は、納車時にしっかり整備してもらいましょう。工賃が以上に高かったり、整備ができないといわれるようでしたら、無理してそのショップで買うようなことは辞めましょう。信頼性が高いショップとはいえませんから。

異音は無いか

これは初心者には難しいでしょうが、エンジンからおかしな異音が無いかをチェックするとなお良いです。エンジンをかけてもらい、エンジンから少しでも気になる音が聞こえたら「これは何の音ですか?」と訪ねてみましょう。

訪ねて具体的な答えが返ってくればよいですが、そうでなかった場合は店員さんの知識不足が露呈することになってしまいます。そうなれば、お店の信頼性は高いとはいえません。

チェックポイント:外装

中古車は新車と違い、外装が劣化しているのがほとんどです。最初は気がつかなかったけれども、納車してみてじっくり見てみたら、酷い傷があったなんて後悔をしないためにも、中古車選びの段階でしっかりチェックしておきましょう。

タンク・フェンダー・カウル等の損傷

バイクの大きな印象ともなる外装パーツは、走行によって傷が入ったり、塗装が剥げてしまいます。また雨や紫外線によっても劣化してしまいます。ですから、ある程度年式相応という劣化は仕方が無いものです。

注意してチェックしておきたいのは、転倒や事故などによってできたと思われる大きな損傷が無いかということです。これらは年式相応の劣化とは違い、大きく目立ってしまいます。

また、転倒や事故によってできてしまった傷は一箇所だけでなく、いたるところにある可能性が有ります。そのような傷を見つけたら、同時にできた傷は無いかくまなくチェックしましょう。

シートの破れ

ライダーが常に跨るシートが破れていては、見た目が悪いだけでなく、雨水が浸入して乗り心地にも悪影響となります。可能な限り、シートは無傷である中古車を選びましょう。

我慢できるという小傷程度であったり、後々自分で補修したりシートを交換するという考えがあるのであれば、そこまで気にする必要は無いでしょう。

金属パーツの錆

金属パーツが派手に錆びているバイクは要注意です。雨ざらしの中放置されていたなど、保管や使用状況に難があったバイクと想像することができます。

特にボルトの錆には注意してください。購入後アフターパーツを取り付けたり整備をしようと思って錆びたボルトを回したら、ボルトを舐めてしまったりして手に負えない状態になってしまうこともあるからです。

チェックポイント:電装系

電装系とは、ヘッドライトやウインカー、テールライトといった灯火類のほか、インジゲーターランプやホーンといった、バイクには欠かせない重要な装備のことです。

電装系が不備を生じているようでは、公道を走ることはできません。購入を決めた後に納車点検に工賃を上乗せして修理すると言われてしまわないためにも、あらかじめチェックを行い、不備が無いか確認しておきましょう。

ヘッドライト

ヘッドライトがしっかりと点灯するか、ロービーム、ハイビームともに使用できるかも確認しましょう。

バルブのチェックも行なっておきましょう。純正ならトラブルはまず無いでしょうが、高効率バルブという社外品バルブを用いている場合、ヘッドライト内の温度が高くなりすぎてプラスチックのヘッドライト内を溶かしてしまう可能性があります。

また、HIDを取り付けている車両の場合は、配線処理がしっかりと行なえているかも確認しておきましょう。前のオーナーや施行したお店の腕によっては、配線処理が汚くて後々大変な思いをすることもあります。

ホーン

これはかなり見過ごしがちなのです。購入後、ホーンを押してみたら鳴らなかったり、音が小さかったということが稀にあるのです。そうならないためにも、あらかじめホーンを鳴るか確かめておきましょう。

もちろん、いきなり鳴らしたらびっくりされてしまうので、お店の人に許可を取って、他のお客さんに迷惑にならないよう気を配った上で鳴らしてくださいね。

その他

他にもインジゲーターランプの正常点灯、ウインカー、ハザードの点滅スピード、テールランプの通常とブレーキング時の両方など、電装系のチェックする項目はたくさんあります。

アフターパーツとしてグリップヒーターやETC、充電器などが取り付けられている場合は、それらもちゃんと作動するかお店の人に聞いておきましょう。

チェックポイント:ブレーキ

ブレーキはバイクのスピードを制動する非常に重要な部位です。ここがしっかりしているかどうかは命に関わります。当然、ショップの人は間違いなく整備するでしょうが、自身の目であらかじめチェックしておくことも大切です。

ブレーキパットの消耗具合

ブレーキパットの消耗具合は基本です。ドラムブレーキタイプではパットの消耗は簡単に行なえませんが、ディスクブレーキタイプであれば、キャリパーを覗き込めば容易に確認できますので、それだけでもチェックしましょう。

パットの残りが少なければすぐに交換が必要となるため、購入後の出費になります。もし交換を怠れば、パットが消耗しきって
しまい、ディスクローター等を傷つけてしまって大きな出費となってしまいます。

ディスクローター

ディスクローターとは、タイヤに装着されている丸い金属です。これをパットで押さえ込むことで、バイクは制動力を得ることができます。

このディスクローターはパットほど早くはありませんが、消耗品です。表面が凹凸ガ酷くなったりゆがみを生じていたら交換の必要があります。費用は部品価格も交換工賃もパットとは比べ物になりません。購入後すぐに交換となってはかないませんので、しっかりチェックを。

ブレーキフルード

ブレーキフルードとか、簡単に説明すると、タイヤにあるブレーキ部と、ブレーキレバーやブレーキペダル部にあるブレーキ操作部を繋ぐホースの中に満たされている液体です。

この液体が不足しているとブレーキがしっかりと行なえない可能性が出てきてしまうため、ブレーキフルートがしっかり規定量を満たされているか、ブレーキホースから漏れは無いかをチェックする事は大切です。問題があればフルード交換、ブレーキホース交換となってしまいます。

チェックポイント:駆動系

駆動系とは、エンジンの力をタイヤに伝えるために間に用いられる部位のことです。この駆動系にあたる、ドライブチェーンやドライブベルト、スプロケットといったチェックも、中古車の場合はしっかりと行なっておきたいところです。

ドライブチェーンのチェック

ドライブチェーンは、左右のぐらつきや上下のたわみが大きすぎないかチェックしましょう。単に張りが足らない場合もありますが、チェーン自体も劣化していることもあります。劣化していれば、当然交換が必要となります。

チェーンの劣化は、チェーン自体を引っ張ってみて伸び具合で判断することができますが、詳細はお店の人に尋ね、大丈夫か判断してもらいましょう。

ドライブベルトのチェック

ドライブベルトは、チェーンではなく補強繊維とポリウレタンによって作られているベルトで、チェーンよりも強度が高く、トラブルが少ないメリットを持っています。しかし、使用によって亀裂が生じることもあるので、チェックが必要です。

また、たわみが酷い場合は、チェーン同様に外れる危険性もあるので、調整が必要です。調整がしっかりできていない場合は事故の原因にもなるため、お店の人に大丈夫か確認しておきましょう。

スプロケットのチェック

スプロケットとは、ドライブチェーンやドライブベルトを固定している部品で、これが消耗していると、チェーンやベルトを傷つけてしまい、走行危険性も高めてしまいます。

スプロケットの消耗具合は、磨り減って尖りが強くなっていたり、欠けがどれくらい生じているかで判断できますが、最終的にはお店の人に質問して判断してもらってください。

チェックポイント:サスペンション

走行時のショックを吸収する役割を持つサスペンション機構のチェックも行ないましょう。サスペンションの状態が悪ければ、走ることができても快適なライディングを楽しむことはなかなかできません。整備や交換が必要となっては、バイク購入後の費用も嵩んでしまいます。

フロントフォークの劣化

フレームと前輪を結ぶフロントフォークには様々な種類がありますが、一般的にはテレスコピックタイプという、上下のパイプが動作することでショックを吸収する方式を用いています。

この方式では、フロントフォーク内にオイルが充填されているのですが、劣化によってオイルが漏れてくることもあります。オイルが漏れれば、正常なサスペンション能力を発揮することができません。

また、漏れたフォークオイルがディスクローターに付着してフロントブレーキにも悪影響を及ぼす恐れもあります。オイル漏れが無いか、しっかり確認しましょう。

リアサスペンションの劣化

リアサスペンションは、フレームとスイングアームを固定している大きなバネです。モノサスペンションと呼ばれる1本タイプと、ツインサスペンションという2本タイプがありますが、どちらも劣化が進んだら交換が必要となります。

リアサスペンションの劣化の確認は実際に乗ってみないことにははっきりとは分かりません。跨っただけで、お尻にガツンと感じたりするようなよほどの劣化でなければ、使用できないこともありません。

また、リアサスペンションは社外のローダウンサスペンションが組み込まれていることもあります。ローダウンは足つき性は良くなるのですが、乗り心地と走行性は犠牲になります。それが自分に合っているかもチェックしましょう。

チェックポイント:タイヤ

タイヤは走行の性能だけでなく乗り心地も左右する重要な消耗品です。タイヤの山が少なければ、購入後すぐに取り替えないといけないので、大きな出費となってしまいます。購入を決める前に必ずチェックしておきましょう。

タイヤの減りと劣化

タイヤには山があり、それがどれだけ削られているかで消耗具合を判断することができます。安全の使用範囲を過ぎたタイヤには交換サインがあらわれるため、そのサインの有無で、タイヤの交換の必要性を判断します。

タイヤの山が残っていても、表面が割れていたり傷があったら交換の必要があります。空気が極端に抜けて、タイヤが変形してしまっているのも、交換が必要です。

タイヤの減り方

タイヤの減り方を見ることで、タイヤの消耗以外にも分かることがあります。それは、前のオーナーがどのような運転をしていたかです。

タイヤの真ん中だけしか減っていなければ、曲がる時も車体を寝かすことが少なかったと考えられるため、比較的温厚な乗り方をしていたのだと想像することができ、エンジンも無駄に回さずに優しい運転を心がけていたと考えられます。

タイヤの端までしっかりと綺麗に減っていた場合、スポーツ走行のような走りを楽しんでいた人だと想像できます。エンジンも大きく回し、車両の性能を存分に使っていたと考えられます。

どちらの乗り方をしていたほうが良いというのは一概には言えませんが、タイヤの減り具合で前のオーナーの運転を想像するのは楽しいものですし、その車両がどのような扱いを受けてきたことを知ることは悪いことではありません。

チェックポイント:ゴムパーツ

バイクには様々な部分でゴムパーツが使用されています。エンジンの深層を吸収するためであったり、オイル等のラインであったり。これらゴムパーツは年月によって劣化して性能を落としていくため、いずれ交換は必至となります。

中古車の場合、すでに劣化しきっているゴムパーツも珍しくないので、購入前にはじっくりとチェックしておきましょう。

ホース類(ブレーキ・ラジエーター・ガソリン・オイル)

バイクに純正状態で用いられているホース類は、体外がゴムです。ホースが劣化すれば割れてそこから液体が漏れてしまい、大事故にも発展しかねません。そうなってしまわないためにも、劣化具合を見極めて、限界が来る前に新しいものに変える必要があります。

特に、10年、20年前といった古いバイクを中古購入する場合は、ホースのゴムを十分にチェックしておきましょう。

インテークマニホールド

インテークマニホールドとは、キャブレターからエンジンへと混合気を送り込むパイプです。この部分が純正はゴムで作られていることが多く、劣化により亀裂を生じていることもあります。

亀裂を生じていると、そこから空気が進入する、いわゆる二次エアという症状を引き起こしてしまい、エンジン性能に不備を生じてしまいます。

奥まったところにあるため確認は難しいでしょうから、お店の人に質問して確かめてもらうと良いでしょう。

その他ゴムパーツ

重大な部位以外にも、振動防止の為にハンドルグリップやシフト・フットペグ、ウインカーの固定部など、様々な部位でゴムパーツが活躍しています。

これらは劣化によって直ちに重大な欠陥にはならないものの、つまらないトラブルの元になりかねないので購入前に劣化が酷くないかチェックしておいて損はありません。

チェックポイント:カスタム

新車と違って中古車はカスタムが施されていることがあります。ウインカーやグリップ、アクセサリーなど些細な物から、がらっと車体の雰囲気を変えてしまうような大きなカスタムが施されていることもあります。

カスタムによっては走行性能を落としてしまっているものもあります。またそうでなかったとしても、自分の体格に合わないということも考えられますので、カスタムが邪魔にならない車両を選ぶのもポイントとなります。

マフラー

中古車はマフラーが社外品に交換されていることがよくあります。大抵は、大きい音量で抜けの良いマフラーに交換されているため、迫力が増しています。

しかし、騒音規制をクリアできていないマフラーを装着していると後々大変です。お巡りさんに捕まれば整備不良と言われてしまいますし、車検も通せません。

社外マフラーが取り付けられている場合は、違法ではなく車検が通せるか、またはノーマルマフラーは残っているのかということを聞いておきましょう。

サスペンション

サスペンションが交換されてローダウンが施されていれば、背の低い人にはラッキーです。しかし、背の高い人や走行性を求めるローダウンを望まない人にとっては、余計なおせっかいです。

社外の高級サスペンションが装着されていれば、お得です。後々購入を考えている方にとっては、嬉しい買い物となるでしょう。

ハンドル・シート

ハンドルやシートは、ライディング姿勢をがらりと変えてしまう大きなカスタムです。中古車の場合、前のオーナーが乗りやすいようにカスタムされているのがほとんどです。そのため、自分の体に合うとは限りません。

こちらもマフラー同様に、ノーマルパーツが残っているか確認して、可能であれば納車時にノーマルに戻せるか聞いておくと良いでしょう。

チェックポイント:その他

中古車のチェックポイントを大分紹介してきましたが、まだまだ細かいところまで掘り下げればチェックしたいところはたくさんあります。その他にどんなところをチェックしておくと良いのか、最後にいくつかご紹介しておきましょう。

ワンオーナーか?

前のオーナーは1人か、それとも複数のオーナーを渡り歩いてきたのかを確認しましょう。走行距離が多い車両は、ワンオーナーでないことも多いので、特に聞いておきましょう。

これまでのオーナー数が多いほど、色々な乗り方をされてきたということになり、これまでどのような乗り方をされてきたかという情報も不明瞭となってしまいます。そのような状態では、次に乗る側としては気持ちが良くありません。

事故歴はあるか

その他のチェックポイントにまわしてしまいましたが、これは重要なチェックポイントの一つでもあります。事故車両はフレームといった重要部位を損傷している恐れがあるため、事故の有無を確認するのは絶対に必要です。

大手チェーンやディーラーでは、まず事故車を曖昧な状態で売ることはまずありませんが、小さなバイク屋や、オークションをメインで活動しているような業者の場合、その辺の情報をうやむやにしていることも、無いとは言い切れません。

なぜこんなに安いのか聞いてみる

時々びっくりする位安い車両を見かけることもあります。そんな場合「ラッキー!」と思うと同時に「何か大きな問題があるのかも」と不安も感じてしまいます。そんな場合は、店員さんにずばり「なぜこんなに安いの?」と聞いてみましょう。

答えによっては、安いなりの「中身が重症」「部品が高い」といった理由が聞かされることもあるでしょうが、しかしまれに「この店では人気がバイク無いから」「価格設定を失敗して安くしすぎてしまった」などという、本当にラッキーな場合もあるものです。

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