ドイツのバイクメーカーの歴史や特徴のまとめ

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現在のドイツを代表するバイクメーカーはというと、BMWでしょう。クルマにしか乗らない人は知らない人もいるようですが、バイクの世界でもBMWは超有名なブランドです。ベテランライダーのたどり着く先はハーレーかBMWかと一時期は言われていたほどです。BMW以外にはMZモトラッドやホレックス、ザックスバイクといった老舗ブランドが名を連ねています。

BMW

自動車界でも有名なBMWは、ドイツの代表的なバイクメーカーでもあります。バイエルン州ミュンヘンを拠点としており社名のBMWも、バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ(バイエルンのエンジン工場)の略称から由来しています。バイク界でも、高品質・高性能な車両が受け、日本でも高い人気を誇るメーカーです。

BMWが誕生したのは1916年のことでした。グスタフ・オットーが航空機メーカーとしてバイエリッシュ・フルークツォイク・ヴェルケ(BFW)を設立し、翌年バイエルンに移転した際にBMWに社名を変更しいます。第一次世界大戦後には航空機の生産が制限されたことにより、モーターサイクルの生産に移行していくこととなりました。

1923年にはBMW初のモデル「R32」の生産を開始しました。この車両に採用されたボクサーエンジンのスタイルは今でもBMWの看板として受け継がれています。その後「R32」に改良を加えた「R37」を開発し、1925年のレースにて優勝を果たし、その後もレースでの活躍を重ねて発展していくこととなりました。

BMWのラインナップは、非常に様々ですが、どれもBMWらしい高い性能を持っている隙のないものばかりです。スポーツタイプでは当然の高性能を発揮し、ツアータイプでは世界でも指折りの快適性能を備えています。エンデューロモデルでは、アクティブなツーリング性能を備えています。最新のラインナップでは、アーバンモビリティとしてBMWのスクーターも登場しています。

日本におけるBMWの取扱いは、1981年に設立されたBMWモトラッド正規ディーラーおよび、提携店にて行われています。

ホレックス

ホレックスは、ドイツのバイクメーカーの一つです。メーカーの設立は1920年と古いものの、他社に買収されて一時期歴史に幕を閉じましたが、2010年に見事復活を遂げています。社名はドイツの地名であるホンブルグとREXの合成語が由来となっています。

1920年に設立され、4ストロークエンジンを搭載したモーターサイクルの製造を行い、1925年にはコロンブスに吸収されています。車両の生産は続けるも、第二次世界大戦の影響で一時中断し、戦後の1948年に再開し、排気量350cc単気筒モデルの「SB35レジーナ」を発売しています。

1960年にダイムラー・ベンツに買収されたことで、モーターサイクルの生産は終了してしまいましたが、2010年にホレックスブランドは見事復活し、新型車両の開発を行っています。

近年、日本でも50年前に姿を消した二輪メーカーが復活し、新たに6気筒エンジンを搭載したマシンを開発中というニュースでホレックスは注目されました。その新作の情報によると、フレームはオリジナルのアルミニウム製ブリッジフレームを採用し、パワーユニットとなるエンジンは、排気量1218cc、狭角15度のV型6気筒エンジンを搭載。トルク溢れるロードスターモデルとして期待が高まっているとのことです。

日本におけるホレックスの取扱いは現在のところ不明です。新型が完成しだい、日本の需要にあわせて正規輸入されるものと考えられます。

MZモトラッド

MZは、ドイツのオートバイメーカーの一つでしたが、2008年に廃業しています。100年もの歴史を誇る伝統あるバイクメーカーでした。かつてはDKWモーターサイクル、MZモトラッドと呼ばれてきました。社名のMZは、モトーアラート・ウント・ツヴァイラートヴェルクの略となっています。

MZ社は、2008年に廃業するまでに100年もの歴史を重ねていました。1907年に2ストロークエンジンの製造を開始したことにはじまり、1922年には初のモーターサイクルを手がけ、MZの前身ブランドであるDKWとして発売されました。

第二次世界大戦後は東ドイツに属し、同じくドイツのメーカーのBMWは西ドイツに属したため、それぞれが独自に発展していく事となり、1992年にはドイツの東西統合により、新たにMZ社として活動を行いました。

DKW当時の時代の車両は日本にも大きなゆかりがあります。ヤマハの記念すべき一号車となった「YA1」は、DKWの車両「RT250」の美しい姿から構造までも模して製作されたのです。今日のヤマハがあるのは、DKWの存在のお陰でもあるのです。

近年までRT125という名を継承するバイクも生産されていました。排気量は125ccと小排気量でありながら、DOHC水冷単気筒を採用し、一気に高回転まで吹け上がるというパワフルなネイキッドマシンで、往年のレトロなRT125とはまた別の魅力を備えていました。

日本におけるMZの取扱いは、輸入スクーター・バイクの取扱いの歴史が長い成川商会や、大手販売チェーン店のレッドバロンにて行われていました。

ザックスバイク

ザックスバイクはドイツのバイクメーカーの一つで、ニュルンベルクに本社を置いています。歴史は100年以上を誇り、最も古いバイクメーカーとしても有名です。ラインナップは小排気量のバイクやモペットが主体となっており、日本でもザックスバイク製のモペットは人気があります。

ザックスの歴史は、1886年に設立された自転車製造メーカーの、ヘラクレス社からはじまりました。設立後、社は成長を続け、1905年には時代の流れに合わせるかのようにモーターサイクルの製造にも着手しはじめましたが、第二次世界大戦の影響もあり、戦後は再び自転車製造から再出発しますが、すぐにモーターサイクルの製造に復帰しています。

1963年、ヘラクレス社はザックス者に買収され、1995年には自転車部門がオランダのATAGグループに売却、1998年にはオランダのウイニング・ホイール。グループへと、売却を繰り返し、現在に至っています。

ラインナップは小排気量が中心となっており、日本ではロングセラーモペットの「オプティマ50」が人気を博しています。また、排気量50ccと125ccモデルを有する小型マニュアルバイクの「スパイダー」、排気量125ccのエンジンをトラスフレームに搭載したモタード風ストリートバイクの「X-ROAD」もラインナップされており、日本でも流通しています。

日本におけるザックスバイクの取扱いは、輸入スクーター・モペット専門店のホノラリー、また、株式会社エスシーエスが行っています。

ドイツの西に隣接する小さな国、オランダ。日本人のオランダのイメージはチューリップや風車でしょうか。長崎オランダ村というのも九州にありましたね。小さな頃から欧州好きな僕はいつか行きたいな~(オランダは無理そうだから)と思っていたのですが、2001年に閉館されちゃったんですよね。残念。ただ再開発されるという話があるのでちょっと期待…… ってどうでもいいかそれは(笑)。

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