インドのバイクメーカーの歴史や特徴のまとめ

公開日: : バイク


さてさて、インドは変わった経由で誕生した二輪メーカーが活躍している国です。というのも、元々は欧州のバイクメーカーからライセンス生産を行い、インド国内やアジア向けに欧州モデルを広げていたんです。ですが大元の倒産や提携解消によって、インドのオリジナルメーカーとして活躍するようになったんです。

LML

LMLは、インドのバイクメーカーの一つです。ピアジオとの技術提携を行い、インド国内やアジア向けにベスパのライセンス生産を行ったことにはじまり、提携解消後の現在はLMLスクーターとしてベスパのライセンス生産当時のままの車両を生産しています。

1972年に工作機械製造会社として創業し、1980年代からイタリアの大手メーカーであるピアジオと提携して、同社の代表車両であるベスパの製造を開始し、インド国内とアジア向けにライセンス生産を行います。199年にはピアジオとの業務提携を解消し、LML自社ブランドとしてベスパ同様のスクーターを生産し続けています。

LMLの製造するスクーター「スターデラックス」は、ピアジオからライセンス生産されていたものであるため、外観は当然、ピアジオのベスパそのものです。ベスパらしい素敵な外観をしっかりと受け継いでおり、スチールモノコックフレームやフッドブレーキ、ハンドシフトといった車両特徴も、ハンドシフトベスパと同じく備えています。

エコ運動に盛んなメーカーでもあり、LMLはリサイクル性も高い評価を受けています。製造する車両の約90%がリサイクル可能なスクーターであり、車両自体も高い燃費性能を誇っており、環境を考慮しています。また、世界各国に輸出するための梱包にはダンボールを用い、梱包材をリサイクル業者に回収させるという工夫も凝らしています。

日本におけるLMLの取扱いは、日本総代理店であるLMLジャパンが行っており、現在日本全国に正規取扱店を展開しています。

ロイヤルエンフィールド

ロイヤルエンフィールドはインドのバイクメーカーの一つで、ティルヴォッティユールに本社を置いています。50年以上も基本設計を変えずに近年までブリットと呼ばれるビンテージバイクを生産し続けていたという、世界でも特に希少性の高いバイクメーカーです。

現在はインドのメーカーではありますが、はじまりは1851年にイギリスで設立された、ジョージダウンゼントアンドカンパニーにまでさかのぼります。当初はミシン針や機械部品を製造するメーカーでした。その後自転車の製造を踏まえて1901年にモーターサイクルの製造を始めます。そして1955年、インドにエンフィールドインドを設立し「ブリット」の生産を開始しました。

1970年、大本のロイヤルエンフィールド社は倒産してしてしまうものの、インドでは生産が続けられ、1995年にはロイヤルエンフィールドの商標を獲得して社名を変更しています。

ロイヤルエンフィールドのシンボル的な「ブリット」は、生産が開始された1955年から基本設計をほとんど変えることなく、近年まで50年以上も生産され続けました。そのため、新車で乗れる本物のクラシックバイクとして重宝され、多くのライダーに愛され続けてきました。

現在は環境規制の影響で、モデルチェンジが行われてしまっています。2008年にはミッション一体型の近代的エンジンに変更され、ガソリン供給法もインジェクションが採用され、マフラーにはキャタライザーを装着しています。しかし外観のクラシックバイクらしさは、決して損なわれる事なく残され続けています。

日本におけるロイヤルエンフィールドの取扱いは、東京都足立区に所在する有限会社ウイングフットが行っています。現行車から旧モデルの取扱いまでを引き受け、十分なサービスを提供しています。

イタリアには多くのバイクメーカーが存在し、レースマシンからスクーターまで、高い人気を誇るモデルが溢れています。歴史の長いメーカーも多く、レースの世界でもイタリアンバイクは輝かしい成績を残しています。日本車に負けない高性能だけでなく、イタリアらしいデザイン性の高さもならではの魅力でしょう。

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