スペインのバイクメーカーの歴史や特徴のまとめ

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スペインで歴史が古いメーカーはというと、創業は1922年まで遡ることができるデルビでしょう。最も最初は自転車の修理から始まり、二輪製造までは時間がかかりましたが。ガスガスやシェルコは比較的新しいメーカーで、どちらも日本ではオフロードブランドとして有名です。

デルビ

デルビは、スペインのバイクメーカーの一つで、モトGPの排気量125ccクラスで活躍し、多くの世界チャンピオン記録を残す名門メーカーということもあり、小排気量クラスの高性能バイクが有名です。現在でルビは、イタリアの大手バイクメーカー、ピアジオの子会社となっています。

デルビは、1922年に創業者のシモン・ラバサ・シングラがバルセロナ近郊で自転車の修理業をはじめたのが歴史のはじまりとなります。1944年には自転車の製造を開始し、やがてエンジン付きの自転車を手がけ、モペットの「SRS」がヒットを記録します。それを機に、社はモーターサイクル事業中心の業務に移ることとなりました。

以降、レース活動も積極的に行い、排気量50cc~125ccクラスにて多くの歴史を残しています。1971年にはワールドグランプリの125ccクラスにて年間チャンピオンを獲得、1999年には日本人の宇井陽一をエースライダーとして迎え、シリーズ2位を獲得しています。2001年にピアジオグループにに買収された以降も、レース活動の熱心さは失われていません。

ラインナップは排気量50cc~125ccという小排気量が中心ですが、デュアルバーパスやモタードから、ストリートやスクーターなど、幅広いジャンルをそろえています。

デザイン性の評価も非常に高く、欧州のMDA(モーターサイクル・デザイン・アソシエーション)のデザインアワードにおいて、数々の好成績を残しており、性能とデザインの両面で優れた魅力を発揮するマシンが特徴的です。

日本におけるデルビの取扱いは、大阪府北区に所在する老舗の成川商会が行っています。

ガスガス

ガスガスはスペインのバイクメーカーの一つで、カタルーニャ州ジローナに本社を置いています。主にデンデューロといった競技専用のオフロード車両の取り扱いを行うオフロードモデル総合メーカーではありますが、公道走行も可能なデュアルバーパスも製造しています。社名のガスガスは、ガソリンの省略言葉のガスを重ねたもので、より早く走ることがイメージされています。

1985年、ナルシス・カサスとジョゼップ・ピベルナットによって設立され、トライアルマシンの製造を開始しました。1989年にはエンデューロマシン、モトクロスマシンの製造も開始しています。1993年にはジョルディ・タレスによってワールドチャンピオンを獲得という記録も残し、大きく成長を果たしています。2002年にはATVの製造も開始しています。

ラインナップは主にオフロードモデルが中心ですが、公道走行が可能な高性能な軽量マシンのデュアルバーパスも手がけているので一般使用も可能です。車両のトータルプロデュースを行っているため、エンジンからフレームまでの全てを自社独自の技術を駆使し、常に新開発を行っていることから、ガスガス独自のブランド性が高く、新参メーカーにも関わらず多くのファンを獲得しています。

各社が4ストロークモデルを主力として移る中、ガスガスは現役で2ストロークも出るのパワフルなパワーユニットを採用し続けています。なお、4ストモデルのガスガスもラインナップはされており、エンジンにはヤマハから供給、こちらも高い性能を実現しています。

日本におけるガスガスの取扱いは、有限会社アルプスヴァンが運営する、ガスガスジャパンが正規輸入元として行っています。

シェルコ

シェルコは、スペインのバイクメーカーの一つです。1998年と設立と歴史は浅いメーカーではありますが、オフロードバイクメーカーとしての知名度と知名度を年々高めている新興勢力として注目を浴びています。

マルク・テシエによって設立され、同じくイタリアのモーターサイクルメーカーのガスガスで開発を行っていたバチャウや、ガスガスのライダーだったアンドリュー・コディアもシェルコに加わっています。当初は2ストモデルを手がけていましたが、2000年より4ストモデルのトライアルマシン、エンデューロマシンの開発を開始しています。

ラインナップは、競技用から、公道使用が可能なオフロード系モデルをそろえています。「エンデューロ」「SE」シリーズでは、水冷4ストロークエンジンを搭載しており、「ST」シリーズでは水冷2ストロークエンジンを搭載しています。

シェルコブランド車両の大きなこだわりは、車両の軽量化にあります。限りなくシンプルに限りなく軽くするという追求は年々増し、世界のオフロードモデルメーカーの中でもそのこだわりは1、2を争うほどです。2001年にはさらなる軽量化を行い、2005年にはエンジンサイズを見直しています。さらに2006年にはフレームの軽量化、2007年には材質をアルミからマグネシウムに変更するなど、とどまるところを知りません。

日本におけるシェルコの取扱いは、株式会社亜路欧が日本総輸入元として行っています。

日本から近いところにある小さな島国、台湾。日本の最西端の与那国島からの距離は110kmしか離れていません。面積は日本の九州と同じくらいだそうです。台湾の文化は変わっていて、様々な国々の影響を受けています。日本文化の影響も強くうけており、これは日本による台湾統治期間が長かったためでしょう。食文化は台湾料理がありますが、中華料理に非常に似てますね。

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