バイクの外装の仕組みや働きのまとめ

公開日: : バイク


ライダーやパッセンジャーが快適にバイクに乗れるように装着されている部品も外装に分けられます。ハンドルが無ければ操縦できませんし、シートが無ければお尻が痛いです。パッセンジャーだってクラブバーなどが無ければ怖くてたまらないでしょう。それからスタンドはバイクが自立するのに必要ですし、ミラーが無ければ後方確認もできません。細かいものも全部重要です。

クラブバー

クラブバーとは、リアシートに座るタンデマーが安全のために走行中に握る部位のことです。二人乗りが考えられている市販車には欠かせない装備です。

クラブバー

スクーターやネイキッド、ツアラーなど、様々なロード向けバイクに装着されています。形状は様々ですが、タンデマーが安心してつかめる場所に備わっています。

ビッグスクーターはタンデマーの居住性が特に考えられており、大柄なクラブバーを備えています。さらにタンデムバックレストも備えている車両もあります。加速によって体が後方へと流されるのはタンデマーも同じですので、バックレストの有無でタンデマーの安心感は大きく増すこととなります。また、スクーターのクラブバーは車体にマッチしたデザイン性が高く、リヤ周りのアクセントともなっています。

原付二種クラスでもビッグスクーターのようなクラブバーを備えていることもありますが、そうではない場合はリアキャリアがクラブバーとして兼用しています。なお、原付一種は一人乗りなのでタンデムグリップ等はありません。

クラブバーは備えていなくとも、変わりにタンデムベルトを備えていることもあります。特にクルーザー系はクラブバーよりも、タンデムベルトを採用する傾向にあります。タンデマーはリアシートに、もしくはリアシートとふろんとシートの間に備えられたベルトをつかみ、安全を確保します。クラブバーよりも持ちにくいですが、後方に配置されがちなクラブバーと違って前に引き寄せる形でベルトをつかむので加速の際の安心感はむりろクラブバーよりも高いです。

各種カバー

外部に露出していると雨や埃によって故障してしまう恐れがある箇所に各種カバーを装着しています。これらは車体のデザイン性を高める重要なパーツとしても活躍します。以下に各種カバーの一部をご紹介します。

サイドカバー

シート下のスペースにはサイドカバーを備えている車両が多いです。カバーの中にはバッテリーやヒューズボックス、エアクリーナーなどが収められています。また、小物入れとして活用されていることもあります。

ネックカバー

フレームのステアリングヘッドから後方へと伸びるフレーム周辺のネック部分をカバーで覆い、配線やアクセルワイヤーなどを綺麗にタンク下へと流すようにしています。主にクルーザー系がこのようなカバーを装着しています。

ラジエターカバー

水冷エンジンを採用しているバイクは、前方のラジエーターにカバーを備えることもあります。主張するデザインにすることもあれば、車体に溶け込ませて目立たなくすることもあります。

エンジンカバー

エンジンのシリンダーヘッドにクロームメッキを施したプラスチックカバーを装着しています。特に国産クルーザーや逆輸入クルーザーに装着されるカバーです。これによりエンジンのボリュームをアップし、スパークプラグの穴にゴミが入らないようにもしています。

スクーターのボディカバー

スクーターでは全身をプラスチックや樹脂製のパーツで覆っているスタイリングが基本です。各機構をカバーで覆っているために整備性は悪くなってしまいますが、各部が雨風、埃から守れるという利点もあります。

カウル

カウルとは、車体に被せる、または覆い隠す外装のことです。空力を高めたり、ライダーへの走行風低減効果を狙っています。用途によって形状やサイズはことなり、様々なカウルがあります。

カウルの詳細

カウルは主に2つのタイプに分けることができます。1つ目は空力を考慮して走行性能を高めることを一番の目的にしているスポーツカウル。2つ目はライダーへ当たる走行風の低減を重視したツーリングカウルです。

スポーツカウルはネイキッドやスーパースポーツといったモデルに採用されるカウルです。コンピューターによる厳密な計算やテスト走行によって最適な空力を求めています。なお、ライダーが跨った状態での空力が基本なので、おのずとライダーにも風が当たりにくくなり、走行風による疲労も低減されます。形状はいくつかに分けられ、主にフルカウル、ハーフカウル、ビギニカウルとサイズ別に3つのタイプに分けられます。

ツーリングカウルは、クルーザーによく採用されるカウルです。フロントに壁のように備わっており、走行風がライダーに当たらないようにしています。こちらもいくつか種類があり、ライダー上半身を主に防風するカウルをトップカウル、またはフロントカウルと呼び、ライダーの下半身を防風するカウルをアンダーカウル、もしくはロワーフェアリングと呼びます。

材質には軽量な樹脂製が使用されるのが一般的です。社外品などではFRPを材料としたものもありますが、やはり軽量な材質で車体への極端な重量増加とならないように考えられています。

フェンダー

フェンダーとは、フロントタイヤとリアタイヤに装着されている泥除けの装備のことです。フロント側はフロントフェンダー、リア側はリアフェンダーと呼ばれます。車両により大小異なりますが、安全性を考慮して一般的な市販車には大なり小なり必ず装着されています。

フェンダーの詳細

もしフェンダーが装着されていなかったら、前輪は泥や砂利、水を車体やライダーへと巻き上げてしまいます。後輪にもなければ、車体後方やライダーの背中を知らぬ間に汚してしまいます。

オフロード走行を考えているデュアルバーパスやネイキッドやスポーツなどには、軽量化やマスの集中効果も考えて軽量で柔軟性の高い樹脂性フェンダーを主に採用しています。その他モデルでも、コスト削減もかねて樹脂製を採用することも多いです。

外観を重視するクルーザーやレトロ系には、重厚感溢れる金属製フェンダーが採用される傾向にあります。クラシッククルーザーにはディープフェンダーというタイヤに深く覆いかぶさるタイプのフェンダーが採用され、レトロ系ではクロームメッキを施した美しく輝くフェンダーを採用するなど、こだわりがあります。

クルーザーやレトロ系のフェンダーで分かるように、フェンダーにはタイヤ周りのデザイン性を高める役割もあるのです。基本的にはフューエルタンクやカウルなどのデザインやカラーリングと同調させて車体の一体感を演出します。

中にはカスタムによってフロントやリアのフェンダーを取り外す人もいます。このようなカスタムをフェンダーレスと呼びます。当然フェンダーが無くなるので、ライダーや車体は泥や水、砂利を受けることになります。

フットステップ(ボード)

フットステップとは、車体の下のほうに備えられているライダーが足の裏を置くための装備です。ライダーが足を置いて安全にシフト操作を行えるだけでなく、体重を乗せて車体を操るためにも活用します。また、フットボードと呼ばれるタイプもあります。

フットステップ(ボード)の詳細

棒状で土踏まず辺りを乗せるのがフットステップです。これに対してフットボードと呼ばれるタイプは足の裏をべったりとおくことができる板型をしています。これは主にクルーザーに採用されるタイプで、ステップタイプよりも長距離を快適にしています。またフットボードの場合はシーソーペダルという足先とかかとの両方の部分でシフトチェンジが行えるようにしていることが多いです。

ステップもボードも、金属製のボディに振動防止とグリップ性を高めるラバーをライダーが踏む位置に装着しています。オフロード系のステップにはラバーは無く、引っかかりが良いぎざぎざの突起が備わっていることが多いです。

ステップは車体を傾けた際に地面に接触してしまう恐れが高い部位であるため、バンクセンサーが取り付けられており、ステップ本体よりも先にその部位が路面と接触するようになっています。また、ステップやボードが内側に折りたたまれるようにもなっています。

ステップの位置は車両によって異なり、最も一般的である車体中央からやや後ろあたりに配置されるミッドコントロールをはじめ、クルーザー系に多く見られる前方にステップやボードを位置するフォワードコントロール、スーパースポーツなどに多いバックステップの3つに分けることができます。

外装について

バイクの基本は、パワーユニットにドライブトレイン、ランニングシステム、それに加えて電装が重要となりますが、それだけでは足りません。必要な外装を車体に備えてようやくバイクを操れるようになり、公道を安心して走れるようになるのです。

外装は操縦性、安全性、快適性といった3つをライダーに提供するために役立っています。ライダーはハンドルに手を沿え、ステップに足を置き、ブレーキレバーやクラッチレバー、シフトペダルにブレーキペダルを操作することで、車体を体の一部のように操ることが出来るのです。

安全性には、ミラーによる後方確認にはじまり、前後フェンダーはタイヤが巻き上げる泥や水、砂利などがライダーに当たるのを防いでくれます。ライダーだけでなく車体の安全性も考慮されており、また、スタンドが無ければバイクは自立して停車させることもできません。

快適性には、ライダーの腰を支えるシートにはじまり、防風性を高めるウインドスクリーンやカウルが備わっています。防風性だけでなく、空力を考えた走行性能の向上までも考えられています。タンデマーの安全性も考え、クラブバーといった装備も欠かせません。

また、外装は車体のデザインにも大きく関わってきます。フルカウルが装着されれば空力が向上するだけでなく、スポーティーな装いで見るものを刺激させてくれますし、クルーザーにはウインドシールドやディープフェンダーが装着され、クラシックテイストを高めています。レトロ系にはクロームメッキが輝くフェンダーを装着して英国風スタイルを再現するなど、外装は車体のイメージ作りに欠かせないのです。

グリップ

グリップとは、ハンドルの両端に備わっているライダーが手で握る部分です。左グリップはハンドルに固定されて動きませんが、右グリップには内部にスロットルスリーブが仕込まれてアクセルとして操作する仕組みとなっています。

グリップの詳細

もしグリップが無く、ハンドルに手を添えているだけだとしたら、細くて握りにくい上グリップ性も大いに欠けます。グリップを装着することで、ライダーが握りやすい形状や太さとし、グリップ性を発揮して安全なライディングを行えるようにしているのです。また、エンジンから伝わる振動も適度に吸収して手のしびれも予防しています。

材質には主に衝撃吸収やグリップ性に優れるラバー素材が純正で採用されています。アフター商品としては性能をさらに高めている耐震グリップや、柔らかいスポンジタイプのグリップ、デザイン性重視の金属製グリップなどもあります。ハンドルサイズ別に、7/8インチ用と1インチ用があります。

ツーリング志向が強いモデルや通勤通学の足として多用されるスクーターには、寒い日のライディングに活躍するホットグリップを採用していることもあります。好みにあわせて温度調整が可能で、冬用のグローブの上からでも熱が十分伝わるようになっています。

後付のホットグリップも市販されており、グリップごと交換するタイプと、現在使用しているグリップに巻きつけるタイプがあります。後者は取り付けも取り外しも簡単で金額も安いのですが、握る部分が太くなってしまうというデメリットがあります。

ハンドル

ハンドルとは、バイクを支えるため道具であり、ライダーのライディング姿勢を決める重要な装備でもあります。市販車両のハンドルは万人向けに設定されているものが主であるため、自分好みのハンドルに交換する人も少なくありません。

ハンドルの詳細

ライダーが手を沿える部位で、クラッチやブレーキ、アクセル操作を行うために必要な装備が装着されています。各操作用スイッチやミラーといった保安装備もハンドルについています。

バイクのハンドルはクルマとは違い、右へ左に曲がるためについているものというよりも、車体とライダーが一体化するためにそえるだけというイメージが強いです。低速での走行ではハンドルを切ることもありますが、スピードに乗っているときのバイクは車体を寝かせたり体重移動を利用して曲がります。

一般的なロードバイクでは左右が一本に繋がっているバーハンドルが使用されます。ハンドルのパイプの太さは2種類あり、約22mm(7/8インチ)と、約25.4mm(1インチ)のサイズがあります。前者が一般的で、後者はクルーザーに採用される太いハンドルです。

形状は様々で、一文字やグリップの部分だけを手前に絞ったバーハンドルや、グリップ位置を上げる曲げ加工が施されているアップハンドル、左右幅が広いワイドハンドルなどがあります。形状によって操作性や快適性が大きく異なってきます。

左右のハンドルが独立しており、フロントフォークに装着されているハンドルはセパレートハンドル(セパハン)と呼びます。これは主に前傾姿勢が強いスーパースポーツに採用されるタイプのハンドルになります。

レバー

レバーとは、ハンドルに備わっている手で握る操作装備のことです。一般的にハンドル右に備わっているのがフロントブレーキレバー、左に備わっているのがクラッチレバーとなります。スクーターの場合は、左がリヤブレーキレバーとなっています。

レバーの詳細

レバーの形状やサイズ、位置は国産車であれば日本人の体格にあわせて設計されているために様々な人にフィットしやすくなっています。しかし、輸入車や海外仕様は欧米人向けに設計されていることもあり、握りにくいと感じる場合もあります。特にクルーザー系の場合はグリップが太い上にレバーも大きいこともあり、小柄で手も小さい女性などは操作しにくいということもあります。

レバーの中にはダイヤルが備わっているものもあります。このタイプのレバーであれば、ダイヤルをまわすことでレバーの距離を調整することができます。主にネイキッドやスーパースポーツといった高性能ロードマシンに取り付けられています。

また、ブレーキやクラッチの遊びも自分に合わせて調整する必要もあります。これらは人それぞれ扱いやすい位置が異なります。遊びの領域をフィットさせることで、ライディングしやすさを高めることもできるのです。ただし、クラッチの場合は半クラッチの位置や、レバーを離した際に完全にクラッチが繋がるかをチェックしなければ、クラッチの消耗を招いていしまうので注意が必要です。

ハンドルやグリップと同じく、アフターパーツも多く売られています。性能や握りやすさを向上させるために交換する人もいれば、デザイン性を重視して交換する人もいます。

ミラー

ミラーとは、後方確認を行うための装備です。ハンドル、もしくはカウルの左右に備わっています。カスタムによって交換されることも多いパーツですが、一定の基準をクリアしていないタイプのミラーは違法となります。

ミラーの詳細

一般的にハンドル部にレバークランプなどを介してマウントされます。カウル装着車両の場合は、カウルにマウントされることもあります。デザインは丸型から楕円系、四角系などさまざまで、大抵は同メーカーの車両と同じミラーが使いまわされますが、カウルに設けるミラーなどは専用設計が基本です。

特殊なミラーとしては、ウインカーを内臓しているものもあります。

また、電動格納式ミラーといった未使用時にミラーを折りたたむことのできるミラーもある。これら特殊ミラーはスクーターやカウルマウントタイプのミラーによく見られます。

ミラーの位置は、車体からある程度出ているほうが視認性が良いのですが、あまり横に出すと狭い箇所を通る際の邪魔になるということで

狭い位置に調整したり、横の出っ張りが少ないものに交換する人もいます。しかし、極端にミラーの幅を狭くしてしまうと、自身の肩や腕がミラーに写ってしまい、肝心の後方確認性が悪くなってしまいます。ミラーの調整や交換の際やは視認性をまず第一に考えるのが優先となります。

社外品で様々な形状、大きさのミラーが市販されているため、交換する人も多いのですが、一定の基準をクリアしていないミラーは違法となるので注意が必要です。

ペダル

ペダルとは、フットステップ(フットボード)の位置に備わっており、ブレーキやシフトチェンジを行うための装備です。一般的に、左に備わっているのがシフトペダル、右にブレーキペダルとなります。古い車両には稀にブレーキとシフトが逆の場合もあります。

ペダルの詳細

ブレーキペダルは一般的に右足のステップ位置に備わっています。踏むことでリアブレーキを操作することができます。ペダル部分のサイズは車両によってさまざまですが、踏みやすい形状と踏んだ際に足裏が滑らないような形状をしているのがほとんどです。

左ステップ部にはシフトペダルが備わっています。一般的なリターン式の場合は、ペダルの下に足を滑り込ませて上に押し上げることでシフトアップ、上に乗せて踏みおろすことでシフトダウンを行います。足が接触する部分にはラバーが装着されているタイプが多く、滑りにくくすると同時にシフトアップの際に靴がダメージを受けにくいようにもしています。

クルーザーの場合でフォワードコントロールとフットボードを採用している場合、シーソー式のペダルを採用することもあります。シフトチェンジの方式はリターン式と同じなですが、足の後方にも備わっており、かかとで踏むことでシフトアップを行うことができます。シフトダウンの際には前方のペダルを押し、これによってペダルを押し上げる動作が無くなり靴のダメージの心配が無くなるのです。

古い車両にはブレーキが左、シフトが右という逆パターンを採用していることもあります。これは英国式の配置です。操作が逆となるため、該当車両の操作には慣れが必要となります。

シート

シートとは、ライダーやタンデマーが腰を下ろす部位に備わっている装備です。快適居住性を求めるものもあれば、ライディングに適した必要最低限のシートというものもあります。

シートの詳細

ライダーが座る場所をライダーシート、もしくはフロントシート、タンデマーが座る場所をタンデムシート、もしくはリアシートと呼びます。シートが前後で分かれていることもあれば、一体式の場合もあり、一人用のシートしか備わっていない場合は、ソロシートとも呼ばれます。

クッション性を持ってエンジンや路面から伝わる衝撃や振動を吸収し、ライダーに快適な居住空間を与えることが、シートの役割です。さらに、ホールド感とグリップ感を与えることで、ライディングしやすくもしています。

硬さはやわらかすぎず硬すぎないものが良いとされています。柔らかすぎると腰の安定感にかけ、長時間乗車すると逆に疲労となり、硬すぎると、クッション性が悪くお尻や太ももといったシートとの接触部位が痛くなります。しかしシートとの相性は人それぞれなので、一概にはどの硬さが一番とは言い切れません。

車両のジャンルによってシートの形状は大きく変わってきます。スーパースポーツのような場合はシートは薄く平坦で、快適性よりも車体操縦性を重視しています。オフロード系は車体が細いためシートは細長いです。そのため、長時間のライディングには不向きです。

ネイキッドをはじめとするレトロ、クルーザーなどではツーリングに適した快適なシート形状が考えられています。特にクルーザーはロースタイルという特徴を生かして厚みのあるバケットシートを採用するなど、快適性に優れます。長距離高速ツーリングを主体とするツアラーではジャンル中最も快適性が考えられています。大柄なシート、バックレスト、さらにはヒートシーターといった装備も備わっていることもあります。

スタンド

スタンドとは、バイクが停車時に自立できるように備えられている支えの装備です。サイドスタンドが一般的に採用されていますが、中にはセンタースタンドも採用している車両もあります。

スタンドの詳細

バイクにはタイヤが2つしかありません。当然ライダーが支えなければ自立できません。車体を停車してライダーが離れたらバイクは倒れてしまいます。これではいけませんので、スタンドによって支えます。

車体の左に備わっており、左に車体を傾ける形で支えるのがサイドスタンドです。3点で支えるため、安定性に優れ、基本どんなバイクにも備わっています。

一方、車体下部中央に備わっているのがセンタースタンドです。前後タイヤを浮かしてセンタースタンドのみで車体を浮かせます。タイヤ周りの整備を行う際には便利なスタンドです。取り付けられている車両はサイドスタンドよりおおくありませんが、原付一種、原付二種クラスや一部ロードスポーツに備わっています。なお、センタースタンド採用の場合でもサイドスタンドも取り付けているものがほとんどです。

バイクの車両重量は重いものでは300kg以上です。そんな重みを支えるのですから、スタンドには十分な強度による信頼性が求められます。重量級のバイクを長年支えていたり、ビジネスモデルのように

重い荷物を運んではスタンドでとめてを繰り返すスタンドには負担が蓄積しやすく、時にスタンドが曲がってしまったり折れてしまうこともあります。そうならないためにも、違和感を感じたら交換するくらいのことは必要です。

ウインドスクリーン

ウインドスクリーンとは、ライダーに風が当たらないようにする風貌のことです。ウインドシールドと呼ばれることもあります。サイズは大から小まで様々で、大きいほど防風効果は高くなります。

ウインドスクリーンの詳細

防風効果を求めるタイプのカウルと同じく、ライダーへ当たる走行風を低減するのが大きな目的です。走行風がライダーに当たると、体に力を入れて身構える必要があります。すると肩や腰、脚に力が入り、それが長時間続くと大きな疲労となります。走行風が低減されれば、身構える力も少なくなるため、全身の疲労を抑えることができるのです。

形状は空力を考えてシールドの形状や傾きを工夫しているものもあれば、クルーザーやツアラー、小排気量スクーターやビジネスモデルに装着されるような盾のようにフロントに聳え立つシンプルなものもあります。後者のようなタイプはその形状から、ウインドシールドと呼ぶこともあります。

サイズは基本的に大きければ大きいほど防風効果が高いと言えます。大きいものではライダーの頭までをすっぽり隠してしまうものもあり、長距離ツーリングでは多大なる快適効果を得ることができます。小さなものでも、風を効果的に受け流したり体の中心に風が当たらないようにしてくれるため、有ると無いとでは大違いとなります。

防風効果が一番の役割ですが、そのほかにも雨の日には上半身に雨が当たるのを低減してくれます。また、飛んでくる虫や小石などが体に当たることも防いでくれます。寒い時期には、体の冷えも低減してくれるなど、得られる快適要素は多数あります。

エンジンなどのメカニズムに入る前に、まずは基礎知識をお勉強しましょう。主要諸元(スペック表)の見方であったり、バイクのジャンルや区分について。これらを知っているだけでバイク選びの際は非常に役に立ちます。例えば正しくスペックを比べてみたり、どのようなジャンルがとんな走りに向いているか、という具合にです。のんびり走るのが好きなのに、ハイパワーなマシンを買っても気持ちとチグハグですからね(笑)。

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