ホンダ(HONDA) 2013 バイクモデルカタログ

公開日: : バイク


国産4大メーカーのうち最も活発なメーカーであるホンダのラインナップは非常に充実です。原付一種を除いてもその数は約50台。しかも3月のモーターサイクルショーではニューモデルをさらにお披露目。今後更なるラインナップの充実が期待されています。

2013年のラインナップを見てみると、さすが日本ナンバーワン二輪メーカーであるだけはあり、大型クラスから400ccクラス、軽二輪クラス、原付二種クラスまで幅広く揃っています。ジャンルも偏ることなく、スクーターからネイキッド、クルーザー、デュアルバーパスなど至れり尽くせり。

個人的に注目しているのは、750ccクラスです。昨今は多すぎる排気量を持つ車両は手軽さを欠くということで敬遠する人もおり、そんなライダーに人気の750ccクラス、いわゆるミドルクラスの扱いやすい大型を近年のホンダは充実化を図っています。エンジン、フレームの一部を共通化させたNCシリーズの展開などはその最たる例です。また、現在最も熱いであろう軽二輪クラスも粒揃いで注目度が高いです。

バイク業界の不景気がまだまだ叫ばれている状況ではありますが、ホンダのラインナップを見る限りは不況を感じさせない気がします。過去から現在、そしてこの先の未来もバイク業界を明るくすべくホンダは躍進する! そんな勢いがラインナップの充実さから伝わってきます。

なお、こちらのカテゴリで紹介する車両は、2013年3月現在に調べたラインナップとなっています。その後ラインナップに加わった車両ついては不足している可能性があります。

目次

エイプ100 | 原付二種クラス

ホンダ原付二種ラインナップ中、唯一のロードスポーツタイプの「エイプ100」。排気量はクラスの中でも99ccと少ないものの、5速ミッションを組み合わせていることでマニュアルならではの操作を楽しむことができます。通常モデルでは前後ドラムブレーキですが、前後ディスクブレーキに換装した上級モデルとなるタイプDもラインナップしています。

本格的なロードモデルサイズよりも小さい、いわゆるミニモデルサイズ。そのスタイリング特長がうけ、大人の遊び用バイクとしても非常に人気です。車両重量は軽く、取り回しも非常に良好です。基本サイズは50ccモデルのエイプと同じではありますが、排気量が増している分フレームやスイングアーム、ホイールなど各部の強度アップがしっかりと行われています。また、二種クラスということで2人乗りが可能なダブルシートも備えています。

エンジンには空冷単気筒SOHCユニットを搭載し、現行モデルではエアインジェクション、キャタライザーを装備することで優れた環境性能も発揮しています。スパークプラグには着火性能に優れるイリジウムプラグを採用しています。また、カタログ調べ1リットル当たり55kmと優れた燃費性能も発揮しています。

車両税込価格は通常モデルで31万3950円、タイプDでは36万6450円となっています。クラスとしてはかなり高めの金額設定ですが、スクーターには無い遊び心が存分にあります。大人の玩具として気楽に乗ったりカスタムすることを楽しみたい方にはオススメの1台です。

ベンリィ110 | 原付二種クラス

ビジネスだけではなく便利なコミューターとしても日常で大活躍してくれる積載力を備えたスクーター、「ベンリィ110」。もともと原付一種としてラインナップされていましたが、高い需要と人気もあったことで2012年に原付二種モデルとして登場しました。排気量が拡大された分、頼もしさは格段にアップしており、優れた低燃費性能も発揮します。

ベンリィという名前だけあり、便利な機能を多数搭載しています。実用&ビジネスでの活躍が期待できるモデルということでスーパーカブと目的は似ていますが、こちらはオートマチック機構を採用したスクーターです。イージーライドで、さらにフラットなフロアボードに足を置くことができるために運転姿勢の自由度が高く、また下半身の防風性・雨も得られます。

そして大容量積載も可能です。フロントにはオプションのキャリア、フロントバスケットを装着することができ、それを考慮してヘッドライトやウインカーは下方に配置もされています。リアはタンデムスペースを廃して巨大な収納スペースを確保。フラット形状のため大きな箱をそのまま直に置くこともできれば、解く大サイズのデリバリーボックスも装着が容易です。なお、オプションのタンデムシートを装着すれば2人乗りも楽しめます。

車両税込価格は通常モデルで23万9400円です。また、スーパーカブ110と同様にビジネスに特化したプロ仕様もラインナップされており、こちらは24万8850円です。どちらも原付一種モデルと比べても4万円ほど価格が向上していますが、用途の幅は価格以上に向上しているのは言うまでもないでしょう。

CB223S | 軽二輪クラス

オートバイという乗り物を気楽に楽しむことを目的として登場した軽二輪ライトスポーツモデル、「CB223S」。エンジンは単気筒を搭載し、装備はシンプルで必要最低限、まさに乗って操り走ることという基本を楽しむことのみが追求されています。手軽なタウンユースとして活躍させるのも良し、時にはちょっと遠出をしてツーリングを楽しむなど、マイペースにオートバイライフが楽しめることでしょう。

スタイリングはまさにトラディショナル。シンプルなクレードルフレームに空冷単気筒エンジンを搭載し、外装も至ってシンプルです。純粋に走ることを楽しむには余計なものはいらないというポリシーが感じられます。排気量223ccという派手すぎることの無いパフォーマンスを発揮してくれるというところも、むしろ魅力に感じられることでしょう。

軽快なスタイリングと軽さからシティライドが非常に似合いますが、タンク容量は11リットルと大容量。さらにタンデム性も考慮した快適なフラットシートを装備しており、ちょっとしたツーリングにも十分活躍してくれます。さらに、ベースとなったFTR同様、ちょっとしたダートすらも楽しむことができます。

車両税込価格はソリッドカラーモデルで41万8950円、ストライプカラーは42万9450円です。ダートトラッカー的な要素も強いため、軽いオフロードも楽しんでみたいという方にもオススメできる1台です。基本はオンロード、時には少しだけオフロードもという考えの方には悪くない1台かと思います。

CB400SB | 中型二輪クラス

よりロングツーリングを積極的に楽しむことが可能となっている「CB400SB」。フロントにハーフカウルを装着してライダーに当たる走行風を低減、快適性を格段に向上させています。カウル以外の基本設計、装備はCB400SFと共通です。

ハーフカウルが備わることで、外観のルックスは一気に高速ツアラースタイルに様変わりしています。またスポーティなルックスにも見えることでしょう。事実、高速走行時には防風効果による快適性以外にも空力を発揮することで走行性を高めてもいます。また、フロントの重量を高めることで安定性も生み出しています。

ハーフカウルの性能によりツーリング性、スポーツライディング性は高まっていますが、実用面でのメリットも忘れられません。カウルの左右には小物入れが備えられており、財布や携帯電話、グローブといったアイテムの収納に活躍します。ツーリング中、バイクに跨ったまま小物の出し入れができるという利便性は非常に高いです。また、内部を加工して電源ソケットやETCユニットを仕込むのも面白いでしょう。特に電源ソケットはナビやカメラなどの電子機器を搭載する機会が多くなった現在では大いに活躍することでしょう。

車両税込価格は通常モデルで82万4350円、ABS搭載モデルでは89万7750円です。いずれもツートーン価格で、モノトーン価格は数万円安くなっています。スタンダートと比べて値段は高くなってしまいますが、利用用途は主にロングツーリングという方にはSFよりもこちらのSBの方が間違いなく似合います。

CB400SF | 中型二輪クラス

超定番のネイキッド、「CB400SF」。教習車両で気に入った方がそのまま購入しても決して損はしないという優秀なエントリー向けモデルです。ネイキッドならではのマルチなオンロード性能はシティライドからロングツーリングまで楽しませてくれます。現行モデルではスロットル開度制御を行うハイパーVTECレボが搭載されており、扱いやすさとスポーツ性を高めています。

良い意味で無難と言う言葉が似合うネイキッドです。ジャパニーズネイキッドのテンプレート的スタイリングに並列4気筒というパワーユニットの組み合わせ、そして400ccという日本の免許区分を意識したエントリーライダー向け排気量。非常に親しみやすく、一度手にすれば長い付き合いにもなりやすいことでしょう。

とにかくたくさん乗りたい方に相応しいネイキッドです。その理由として、ホンダの信頼性があげられます。高速走行を楽しみたい方には、ハーフカウルを装着したSBモデルがおすすめですが、トラディショナルなシンプルスタイリングがお好きな方、または風を直に楽しみたいという方にはむしろ小細工的な装備が無いSFが似合うことでしょう。

車両税込価格は通常モデルで75万750円、ABS搭載モデルでは82万4250円です。いずれもツートーン価格で、モノトーン価格は数万円安くなっています。教習車両に選ばれるだけはあるモデルということで、その信頼性と性能は申し分無しです。ネイキッド好きであればまず初めの1台として選んでも決して損はないモデルです。

CB1100 | 大型二輪クラス

トラディショナルなジャパニーズオートバイスタイルが魅力的な「CB1100」。エンジンはあえて空冷並列4気筒を採用し、フレームもシンプルなクレードル。昨今のデザイン性溢れるネイキッドとは逆に古き良き王道が追求されています。眺めて楽しく、そして素直に風を感じながら走りたくなるモデルです。

登場したのは2010年。その後大人のライダーを中心に高い人気を獲得し、定番ラインナップとして定着化しつつあります。人気の秘訣は上品なスタイルにあります。エンジンはジャパニーズロードスポーツ定番の並列4気筒とし、空冷とすることでレトロ感とメカニズムのシンプル性を高めています。走行装置や外装といった全てがシンプル。それでありながらクロームメッキフェンダーといった各部が上質間を高めています。高速走行はさておき、落ち着いて走りたくなる雰囲気が、大人のライダーの心をキャッチしたのでしょう。

エンジンの設定も、高回転やパワーを追及するのではなく実用域で体感できるフィーリングが重視されています。それは高性能には欠かせない水冷ではなく空冷を選択しているところからもうかがえます。エンジン外観へのこだわりもすばらしく、特に走行フィンは水冷のような伊達ではない本物の良さが大いに伝わってきます。概観こそレトロですが、内部ではフューエルインジェクションやキャタライザーを使用して環境性能にも配慮しているのは、言うまでもないでしょう。

車両税込価格は99万7500円。ABSモデルもラインナップされており、こちらは107万1000円です。大型ビギナーからベテランまで、のんびりと優雅に走ることを楽しみたい大人にオススメのモデルです。

CB1300SB | 大型二輪クラス

CB1300SFをベースにハーフカウルを装着しているのが、「CB1300SB」です。カウルによって外観がスポーツテイスト溢れる姿に変貌しているだけでなく、ライダーへの走行風を大きく低減させて快適性を高めています。特に高速走行時には、より排気量1300ccのビッグパワーを堪能しやすくなっています。

2003年に新型へと進化したCB1300SFから2年後、マイナーチェンジの際に新たにラインナップに加わりました。SFと並んでビッグネイキッドの定番として高い支持を受け続けています。

SFと比べて大きな変化は外観ですぐ分かるとおり、フロントにハーフカウルが装着されている点です。これにより重量は約5キロほど向上しているものの、走行風低減の恩恵は非常に高く、高速ツーリングを主体として楽しむライダーにはSF以上の人気を誇っています。またフロント重量の向上により、高速コーナリング時のフロントタイヤの安定性も高まっています。

さらに、カウルとフューエルタンクの間には左右に約1Lの収納スペースを備えており、財布等の小物やは電源機器を収納可能というところも、ツーリングの利便性がうかがえます。また、安全性を高めているABSモデルもSF同様にラインナップしています。

車両税込価格は122万6400円、ABS搭載モデルは129万9900円です。SFよりも約10万円ほど高くなっていますが、高速ツーリングを楽しみたい方には、ハーフカウルを備えたこちらのCB1300SBがオススメです。

CB1300SF | 大型二輪クラス

ホンダのネイキッドといえばCBシリーズ。そのCBの長男に当たるビッグネイキッドが「CB1300SF」です。バリエーションモデルのようにフロントカウルやボックスは備わっておらず、基本に忠実なシンプルな姿です。それゆえ、オートバイらしい風を切ることと痛快に車体を操る楽しみを最も楽しめる姿ともいえます。

初代モデルにあたるのは1992年に登場したCB1000。その後1998年に登場したのが排気量を1300まで拡大したCB1300SFでした。現行モデルの水冷並列4気筒DOHCエンジンは最高出力101ps、最高トルクは114Nmを発揮。1300ccというビッグクラスならではのパワーフィーリングにより、ゆとりある高速走行が魅力的になっています。

デザインはまさにネイキッドと呼ばれるべく美しいシンプルスタイリングです。並列4気筒エンジンを搭載するフレームは基礎的なクレードルフレーム。エキゾーストパイプは集合して右後方のサイレンサーへ。シート下には10L以上のスペースを確保しているというユーティリティ面も、ツーリングから街乗りまでマルチにこなしたいネイキッドならではの心配りです。

また、ABSモデルも用意されており、安全性も高まっています。またこのABSにはリアブレーキを踏むことでフロントブレーキと最適な連動を行ってくれるコンバインド機能も搭載されており、安心安定感の高いブレーキングをライダーに提供しています。

車両税込価格は112万1400円。ABS搭載モデルは119万4900円です。大型エントリーからベテランまで誰にでもオススメできる無難なモデルです。無難というと良いイメージではない気もしますが、シンプルこそ一番という見方もできます。

CB1300ST | 大型二輪クラス

ビッグネイキッドCBバリエーションの最上位モデルにあたるのが「CB1300ST」です。スーパーツーリングという何相応しいハーフカウル&大型スクリーン、そしてリアには左右各29Lの容量を持つパニアケースを装備し、快適なツアラーネイキッドとしての魅力を遺憾無く発揮しています。

ハーフカウルはSBと同じではありますが、装着されているスクリーンは寄りワイドになっています。専用のアップハンドルのお陰も相まってライトな姿勢で走行風の影響の少ない快適なライディングが楽しめるよう進化しています。

パニアケースは標準装備だけはあり、左右の収納の偏りにもハンドリングに悪影響が出ないよう考えられており、左右各29Lもの大容量収納力によりロングツーリング時の荷物を雨の心配も無く運ぶことができます。オプションでトップボックスを加えれば、長期間の北海道ツーリングもスタイリッシュに楽しむことができるでしょう。

また、エンジン等の主要はシリーズ共通ですが、パニアケースの装着やタンデムツーリングを考慮してフレームを強化している他、安全性と制動操作性を格段に向上させているコンバインドABSも標準装備となっています。車両重量はSFやSBと比べて増してはいますが、取り回しからハンドリングまで大きい差が出ていない点も見事です。

車両税込価格は144万9000円。SBと比べたら20万円以上アップしていますが、より積極的なロングツーリングを楽しみたい方には最上位モデルとなるSTをオススメします。

CBR250R | 軽二輪クラス

エントリーからベテランまでが満足して楽しめる軽二輪スポーツとして開発された「CBR250R」。単気筒というシンプルなエンジンを搭載しながらも、クラスとしては十分な性能を発揮し、カウルを備えたスポーツスタイリングも魅力が溢れています。安全性を向上させるABS搭載モデルもラインナップしています。

そのスタイリングは、CBRの名に相応しいフルカウリングが特徴的です。空力を徹底的に追求したデザインを施されており、アッパーカウルに備える左右のエアアウトレットにより、走行風をライダーへと適度に届け、車体の切り返し性能も向上させています。ミドルカウルやアンダーカウルは空気抵抗を低減すると同時に機関の冷却性能も十分に備えています。

骨格はスチール製ながらスーパースポーツ譲りのトラス式ダイヤモンドフレームを採用し、パワーユニットに水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブエンジンを搭載。スポーティな装いとは裏腹に、トルクフルな親しみやすいフィーリングが堪能できます。なお、吸気にはPGM-FI、排気にはキャタライザーを内蔵することで厳格な排ガス規制をクリア、世界各国で活躍できクリーンなグローバルモデルとして仕上がっています。

車両税込価格は通常モデルで44万9400円、ABS搭載モデルでは49万9800円です。ABS搭載モデルでも50万円を切っており、ロードスポーツでありながら軽二輪クラスとしては驚きの価格です。低価格や維持費も安いことから、痛快なセカンドマシンとしても活躍できることでしょう。

CBR600RR | 大型二輪クラス

モトGP譲りのメカニズムとスタイリングを持つミドルクラススーパースポーツ、「CBR600RR」。兄貴分よりも排気量が控えめな分、扱いやすく、また痛快に楽しみやすいサイズに仕上がっており、スーパースポーツエントリーからベテランまでが満足できる1台に仕上がっています。安性を高める電子制御式コンバインドABSを搭載したモデルもラインナップされています。

搭載されるエンジンは水冷DOHC4バルブ並列4気筒ユニット。レースマシン譲りのハイスペックを誇り、最高出力は78psを発揮。フレームには中空構造の軽量アルミフレームを採用し、ボディは空力を徹底的に最適化したフルカウルによって包み込まれています。

足回りにはサスペンションにダンパー減衰特性のコントロールを行うHESDを搭載し、ブレーキにはラジアルマウントキャリパーなど、スーパースポーツモデルとして相応しいハイパフォーマンス装備となっています。また、上位モデルでは電子制御式コンバインドABSを搭載し、安全性にも優れる制動力を発揮します。

車両税込価格は通常モデルで109万8300円、ABS搭載モデルは126万6300円です。兄貴分にあたるCBR1000RRと比べると30万円も価格が抑えられており、排気量的のみならず金額的にもスーパースポーツエントリー向けとなっています。とはいえ、さすがはスーパースポーツですので公道からサーキットまで十分に満足できるスポーツライディングを提供してくれることは言うまでもありません。

CBR1000RR | 大型二輪クラス

レーススペックをフィードバックして仕上げた「CBR1000RR」は、ホンダラインナップ最高峰のスポーツモデルです。モトGPで培った先進技術を惜しみなく採用した車体はメカニズムのみならずスタイリングも流麗で、多くのスーパースポーツファンの憧れの対象として活躍し続けています。

1992年にCBR900RRがデビューし、2004年には排気量1000ccエンジンを搭載、2008年にはフルモデルチェンジを経て生まれ変わり、さらに2012年にはマイナーチェンジによってスタイリングから走行性能までを大幅に向上させています。常に先進性を求めるスーパースポーツモデルらしく、他ジャンルよりも積極的な進化を辿っています。

搭載される並列4気筒エンジンは最高出力118psを記録し、車両重量は210kg。スーパースポーツらしく素晴らしいパワーウエイトレシオを発揮しています。制動面でも電子制御式コンバインドABS装備モデルもラインナップし、優れた安全性を確保している点も見逃せません。

スタイリングはフルカウルを装備したいかにもというイデタチです。攻撃的なルックスでありながらも、空力を徹底したフルカウルはライダーにあたる走行風の低減にも大きく貢献しています。車体と一体化するような前傾ポジションでの高速巡航でも疲労は少ないうえ、安定性も高くなっています。

車両税込価格は139万6500円、ABSモデルは156万4500円です。性能的にはサーキットで活躍できるものではありますが、軽い車体の扱いやすさとゆとりあるフィーリングにより高速ツアラーとしても活躍が期待できるモデルです。

CRF250L | 軽二輪クラス

2012年に新しいホンダデュアルバーパスとしてラインナップに加わったのが、「CRF250L」です。競技用モデルのCRFの名を冠して堂々と登場したこのモデルは、それまで生産されていたXR230よりも排気量をアップ。さらに、タイ生産というグローバル戦略により驚きの低プライスも実現しています。

レースモデルのCRF250R用のパワーユニットをベースとした、排気量249cc水冷単気筒エンジンを搭載し、これまでホンダデュアルバーパスのラインナップを支えてきたXR230の上を行く排気量を実現。これにより、優れた出力性能から低中回転域でのトルクを向上させています。ちなみに、同じく軽二輪クラスのCBR250Rと共通のエンジンとなっています。

フレームは新設計のスチール製ツインチューブ型を採用し、楕円断面構造を採用することで高剛性かつスリムな車体を実現しています。スイングアームはXR同様に軽量なアルミ製を採用しています。フロントフォークには倒立式インナーチューブ43mmフォークを採用し、リアにはプロリンク式モノサスペンション。ブレーキは前後ともウェーブ型ディスクブレーキを採用しています。排気量だけでなく、ランニングシステムの大半がXRと比べて向上しています。

車両税込価格は44万9400円です。XR230と比べてスペックが大きく向上していながらも、価格は約5万円もダウンしています。性能は上がって車両価格も安いとくれば、魅力的で無いわけがありません。本格的にオフロードを楽しみたい方には、XR230よりもオススメです。

DN-01 | 大型二輪クラス

従来のモーターサイクル感に捕らわれない新感覚モデルとしてラインナップされているのが、ATロードスポーツの「DN-01」です。クルーザースタイルのポジションでありながら、機構にはイージーライドを可能とする無段階変速システムを搭載。最新技術を積極的に取り入れることで新たな二輪の可能性を発掘するという試みがうかがえる個性派モデルです。

2008年に発表され、その斬新なクルーザースタイリングと機構によって大きな話題となりました。外観スタイルはクルーザーのようなロー&ロングスタイルでありながら、先進的なカウルデザインはスーパースポーツのようなアグレッシブなデザインです。

そして大きな特長が、HTF(ホンダ・フレンドリー・トランスミッション)と呼ばれる独自の無段変速機を採用している点です。排気量680ccV型2気筒エンジンが発するパワーをオートマチックのイージーライドで楽しむこともできれば、シフトチェンジ感覚の走りも楽しめる6速マニュアルモードに切り替えて走ることもできます。

登場当時では斬新すぎるデザインと機構で好みが非常に分かれるものでしたが、今ではオートマとマニュアルの両方楽しめる新感覚車両は珍しくもなくなってきました。ホンダでもミドルクラスとしてDCTを搭載したNCシリーズが展開しており、思えばDN-01はその先駆け的モデルだったとも思えます。

車両税込価格は123万9000円。ミドルクラス排気量としては若干高めの設定です。そのため大人気と呼べるモデルには至っていないようですが、そこがまた魅力ではあります。個性的な姿に惹かれる方、また純粋にイージーライドなスポーツライディングを楽しみたい方にも十分オススメできるモデルです。

FTR | 軽二輪クラス

クラシカルなダートトラッカースタイルを持つ「FTR」。シンプルな単気筒エンジンは実用域でのトルク性に富んでおり、ストリートで頼もしく活躍してくれます。そしてそのスタイルらしくダート走行においても楽しさを満喫させてくれます。オンロード寄りの快適なデュアルバーパスとして見ることもできるモデルです。若干外装が異なるスタンダート、デラックス、トリコロールの3モデルをラインナップしています。

オーソドックスなスポーツスタイリングにこだわられたシンプルなデザインがシティに映えます。カジュアルな格好で乗りこなしやすいデザインともいえるでしょう。ストリートオンロードを主体として走り、ダートトラッカー譲りのスタイリングを駆使してちょっとしたダートにもチャレンジできるという遊び方が似合います。

エンジンは、空冷単気筒ユニット、排気量は223ccと軽二輪クラスとしては少々控えめのサイズとなっています。しかしながら、車両重量が軽いため大きなネックと感じられることは無いでしょう。単気筒ならではの鼓動感と実用域でのトルクを十分に楽しむことができます。

車両税込価格はスタンダートが40万9500円、デラックスとトリコロールは43万500円です。本格的なオフロードやデュアルバーパスまでは手が出ないものの、オフロードにも若干興味があるという方にはオススメです。そしてお好みに合わせて3モデルから選べるのも魅力的です。

フェイズ | 軽二輪クラス

フォルツァとは違った魅力を放つ個性的なスタイリングを持ったビッグスクーター、「フェイズ」。軽快さとスポーティを感じさせる端正なデザインと、クラスとしてはコンパクトな車体設計も大きな特徴です。ビッグスクーターらしい大容量収納スペースなどは、しっかりと備わっており、街乗りからツーリングまでマルチにこなしてくれます。

2眼ヘッドライトが個性を際立たせる車両が多い中、あえて単眼を採用することでオリジナルな個性を発揮しています。車体全体的にコンパクトに収めている点は、欧州ビッグスクーターのような使い勝手の良さとなっています。ウインカーも内臓ではなく別体型とするなど、細部も従来の国産ビッグスクーターとは違った趣向となっています。車体サイズをコンパクトにまとめながらも、シート下には50リットル容量スペースを確保するなどユーティリティ面は充実しています。

エンジンはフォルツァ用ユニットをベースに改善された水冷4バルブ単気筒を採用し、フューエルインジェクションと組み合わせることで優れた安定性と環境性能も実現しています。フォルツァ同様に2ステージ・ハイパーイナーシャポートも採用して実用域での高出力性能を確保しています。

車両税込価格は通常モデルで57万7500円、ABS搭載モデルは63万円です。フォルツァと比べると10万円以上価格が抑えられています。国産軽二輪ビッグスクーターの中では最も低価格ですので、セカンド用としても購入しやすいビッグスクーターではないでしょうか。

フェイズタイプS | 軽二輪クラス

スポーツテイスト溢れるルックスとコンパクト性が魅力的なフェイズの上位モデルが、「フェイズ タイプS」です。駆動系に電子制御式7速オートシフトモードのホンダSマチックEVOを搭載しており、スポーティなフィーリングが追加されています。ライダーの操作でマニュアル感覚の走行も楽しめるようになっています。

2眼ヘッドライトが個性を際立たせる車両が多い中、あえて単眼を採用することでオリジナルな個性を発揮しています。車体全体的にコンパクトに収めている点は、欧州ビッグスクーターのような使い勝手の良さとなっています。ウインカーも内臓ではなく別体型とするなど、細部も従来の国産ビッグスクーターとは違った趣向となっています。車体サイズをコンパクトにまとめながらも、シート下には50リットル容量スペースを確保するなどユーティリティ面は充実しています。

タイプSモデルでは、革新的なオートマ走行とマニュアルテイストの走行を楽しむことができるホンダSマチックEVOを採用しています。マニュアルスポーツ感覚のS7モード、クルージング性に優れるAモード、武断変速によるなめらかなDモード。これらを好みによって使い分けることで通常のスクーターのイージーライドとは比べ物にならないほど痛快な走りを楽しむことができます。

車両税込価格は63万5250円です。ベースのフェイズ(ABS不搭載モデル)と比べた場合約6万円ほど値段が上がっていますが、それでもフォルツァや他メーカーの国産軽二輪ビッグスクーターよりもリーズナブルです。予算に余裕がある方は、ベースのフェイズよりもタイプSを選んだほうが、楽しみは当然大きいでしょう。

フォルツァ | 軽二輪クラス

ホンダの軽二輪ビックスクーターとして代表的な存在が、「フォルツァ」です。ビッグスクーターらしい充実したユーティリティは当然備えており、またタンデム性にも優れています。さらには計5種類もの走行モードが選択可能なホンダSマチックEVOを搭載しており、快適さのみならずスポーティな乗り味の追求もなされています。街中での活躍はもちろん、ツーリングにも柔軟に対応できます。

大型のフロントマスクは高い防風性を発揮し、シートにはライダーの腰を十分すぎるほどホールドしてくれるバックレストを装着。シティライド用途よりもロングツーリングに活躍させたくなるような快適なスタイリングとなっています。ビッグスクーターならではのユーティリティを活用することで宿泊ツーリングも十分にこなしてくれるでしょう。

エンジンはフューエルインジェクションを採用した水冷4バルブ単気筒ユニット。大容量エアクリーナー、2ステージ・ハイパーイナーシャポートを採用することで吸気パフォーマンスを向上し、実用域での優れた高出力を実現しています。また、メタルクランク軸受け、一体型クランク、1軸1次バランサーを組み合わせることで、高い静粛性を、密封クランクケースを採用することで、エンジンサイズのコンパクト化とフリクション低減も実現しています。

車両税込価格は通常モデルで69万3000円、ABS搭載モデルは75万6000円です。またオーディオパッケージを搭載したフォルツァZでは通常モデルが76万1250円、ABS搭載モデルは82万4250円となっています。

ゴールドウィング | 大型二輪クラス

排気量1832ccを誇る、ホンダのアルティメットツアラー「ゴールドウイング」。長らくホンダの頂点に君臨し続けているモデルであり、同時に世界指折りの快適ツアラーでもあります。上級モデルではエアバッグやナビを装着しており、手にすればそのまま全国どこでも安全快適に旅をすることができます。

ゴールドウイングが登場したのは1975年。もともとはアメリカ向けの大陸横断ツアラーとしての存在でしたが、その後国内向けとしてもラインナップを開始しています。2001年にはフルモデルチェンジを行い水平対向6気筒エンジンを搭載、排気量は現行の1832ccへと拡大され、以降も性能・快適性の向上のみならず、外観のルックスもよりスタイリッシュにと進化を続けています。

日本では珍しい水平対向エンジンは最高出力はオーバー100psを記録しています。最大トルクは4000回展示に161Nmを発揮。超排気量ならではの圧倒的ゆとりフィーリングが味わえます。

快適装備には大型のフロントフェアリングにウインドスクリーンをはじめ、腰をしっかりとホールドする快適なフロントシートにパッセンジャーシートを備えています。また、オーディオシステムやラジオチューナー、エアコンなどの多数快適機能も備えており、その充実さはクルマなみです。リアに備わるサイドボックスとトップボックスによる総容量142Lスペースも忘れられないツアラーならではの装備です。

車両税込価格は通常モデルで228万9000円、上級モデルは278万2500円です。国産大型としてはかなりの金額ですが、それに見合う確かな満足度が得られるモデルです。長距離ツーリングが大好きな方にオススメです

ゴールドウイングF6B | 大型二輪クラス

2013年、新たに加わったゴールドウイングの顔が「F6B」です。いわゆるバガースタイルを踏襲しており、若い世代を意識したスタイリッシュデザインが映えるツアラーモデルです。エンジンはゴールドウイング譲りの水平対向6気筒ユニットを搭載し、車体は大幅に軽量化。ゴールドウイングと同じくパワフルでありながら、扱いやすさを大きく向上させているのもまた魅力的です。

このモデルのコンセプトとなったのは、「街を颯爽と走り抜けるクルーザー」。装備を簡略化させることで徹底した軽量化を実現し、ゴールドウイング唯一の弱点であった重く取り回しが困難という点を克服しています。ツーリングでの活躍はもちろん、コンセプト通りに街中でのクルージングも楽しみやすくなっています。

デザインは若者向けを意識したというだけあり、ロー&ロングが際立つスタイリッシュに仕上がっています。十分なウインドディフレクト効果を発揮するフロントカウルはショートスクリーンを採用することで低さと車体の流麗さを向上させています。リアもまた、トップボックスを廃することでフロントからの流れを強調させています。

エンジンはゴールドウイング同様で、排気量1832ccを備える水平対向6気筒ユニットを搭載。最高出力、最大トルク共に共通ではありますが、大幅な軽量化により体感できるパワー感は大きく増しています。なお、オーディオシステムによる快適なツーリング機能に、ABSやデュアル・コンバインド・ブレーキシステムといった安全機構、盗難防止システムなども充実しています。

車両税込価格は199万5000円。ゴールドウイングの通常モデルよりも約30万円低く設定されています。街中でのクルージングやショートツーリング、そしてロングツーリングまで気負い無く柔軟に楽しみたい方にピッタリのモデルです。

インテグラ | 大型二輪クラス

NCシリーズの展開によって誕生したスポーツスクーター、「インテグラ」。スタイルとしてはビッグスクーターに値する姿ですが、NC700SやNC700Xとエンジン、フレーム等を共通化しているということでロードスポーツ並みの走行性能を発揮しています。駆動系にはVFR1200F譲りのDCTを採用し、イージーライドからマニュアルテイストまで味わえるスクーターに仕上がっています。

スタイル的にはロードスポーツモデルとビッグスクーターの中間的デザインとなっていますが、やはりエンジン上部のボリュームが廃止されていることでスクータールックスが強くなっています。しかし、パワーユニットからランニングシステム各部までロードスポーツモデルのNCシリーズと共通していることから、走行面においては従来のビッグスクーターと同じ扱いをするのは適切では無いでしょう。

他のNCシリーズでは通常マニュアルモデルとDCTモデルの両方がラインナップされていましたが、インテグラはDCTのみのラインナップとなっています。DCT独自の特徴により、ATモードでは走行シーンに合わせて任意で2タイプのモードを切り替えることができ、MTモードではシフトスイッチを操作することでシフトチェンジ走行も楽しむことができます。

車両税込価格は80万8500円です。NCシリーズの中では最も高い設定ですが、DCT、コンバインドABSを標準装備しての価格としてはかなりの安価設定といえます。ビッグスクーターでのツーリングを楽しむ方にはもちろんですが、スポーツ性能を兼ね備えているインテグラであればビッグスクーターに抵抗のある方でも満足できるのではないでしょうか。

リードEX | 原付二種クラス

クラス最大のシート下積載量を誇るホンダ原付二種スクーターの「リードEX」。その積載量は35リットルの大容量で、ビジネス用の荷物の積載も考慮されており形状がフラットになっています。主にビジネスマンの通勤の足としてのコンセプトですが、高い収納力は日常の買い物用としても、またはちょっとしたレジャーやツーリングの足としても活躍が期待できます。

エンジンは軽量コンパクトな水冷4ストローク単気筒を搭載し、燃料供給にはフューエルインジェクションを、エキゾーストシステムには排ガスの浄化機能を持つキャタライザーを装備することで優れた環境性能を発揮しています。また、カタログ調べの燃費では1リットルあたり50km。燃料タンク6.5リットル容量も相まって給油無しでの長距離航続が可能です。給油回数を極力減らしたいビジネスライダーには嬉しいことでしょう。

何にもまして特長となっているのが、シート下35リットルの積載スペースです。フルフェイスヘルメットを1つと、さらにタンデム用のヘルメットをさらにもう1つ収納可能です。また、B4サイズのバックが収納可能という形状にすることで、通勤や通学での利便性を格段に増しています。そのほか、フロントカウル内にはインナーボックスを備え、その上にはコンビニフックも装備、リアにはキャリアも備わっています。ユーティリティ面においては、不自由は一切無いでしょう。

車両税込価格は24万9900円です。同じくホンダ原付二種スクーターのディオ110と比べたら5万円ほど高くなってはいますが、他メーカーのスクーターと比べればリーズナブルです。とにかくたくさんの荷物を収納したいという方は、これ以上ないというモデルです。

NC700S | 大型二輪クラス

次世代を担うミドルクラスニューコンセプトして登場したNCシリーズ。そのうち最もスタンダートなネイキッドスタイルを持っているのが、「NC700S」です。6速トランスミッションを採用した通常モデルとDCTを用意しており、好みのライディングに合わせたモデルを選ぶことができます。シリーズを通して基本設計を共通化することで低プライスを実現しているのも魅力です。

デザインはまさにオーソドックスなネイキッドスタイルで、良い意味で無難さが素晴らしいと言えます。その点がうけ、大型ビギナーからベテランにも受け入れやすいのではないでしょうか。足回りには軽量感が特に感じられ、決してハイスペックではないものの痛快さを大いに感じさせてもくれます。

エンジンはNCシリーズ共通の並列2気筒ユニットを搭載し、ロングストローク型によるトルクフルな性能を発揮し、クランクシャフトに270度位相クランクを採用することで、不等間隔爆発ならではの鼓動感が感じられる豊かなフィーリングも楽しむことができます。最高出力は50psとスポーツミドルと比べれば控えめではありますが、十分とも言えます。

オーソドックスなネイキッドスタイルながら、通常ガソリンタンクが位置する場所にフルフェイスヘルメットを収納可能なスペースを備えているのが特徴的です。スクーター並みのユーティリティ面を確保し、次世代のネイキッドらしさもうかがえます。

車両税込価格は通常モデルで59万8500円、ABS搭載モデルで64万7850円、DCT採用モデルでは70万1400円です。シリーズ共通要素を持たせることで中型クラス並みの価格となっています。大型エントリーライダーや手軽なツーリングマシンが欲しいという方にはオススメのモデルです。

NC700X | 大型二輪クラス

ニューミッドコンセプトとして開発されたNCシリーズの1モデル、「NC700X」。欧州車両によく見られるアドベンチャーテイストの強いマルチバーパスとなっています。扱いやすい車体サイズに排気量、パワーにより、気負い無くあらゆる場面を走破してくれる楽しみと与えてくれます。なお、通常マニュアルモデルとDCT採用モデルの2つが用意されています。

近年の日本でも熱い人気が出てきているマルチバーパススタイルに仕上がっており、長いストロークを備える前後サスペンションにより荒れた路面でも突き進みやすい走破性を備え、またNC700同様に燃料タンクが通常位置する場所にフルフェイスヘルメットが収納可能なスペースを確保しています。高い走破性と実用性が融合したことにより、想像以上に使い勝手の良いツーリングモデルになっているのは間違いありません。

エンジンはシリーズ共通の排気量700cc水冷4ストローク並列2気筒ユニットを搭載し、トルク溢れる性能を発揮。また燃費性も非常に優れており、カタログ値では1リットル当たり41kmとのこと。これは250ccクラス並の低燃費です。

車両税込価格は通常モデルで64万9950円、ABS搭載モデルで69万9300円、DCT採用モデルでは75万2850円です。ネイキッドモデルよりは値段が上がっていますが、それでも大型クラスとしてはかなりリーズナブルとなっています。オンロードとオフロードの持つ走破性を良いところを兼ね備えたモデルですので、未舗装路にも少し足を伸ばしたいというアクティブライダーにオススメのモデルです。

PCX | 原付二種クラス

ホンダグローバル戦略モデルとして誕生したスクーター、「PCX」。生産国をタイとすることで驚きの低価格を実現しており、さらに世界の道路事情に対応する走破性と環境性能を備える先進的スクーターでもあります。特に目立つのは、国内原付二種クラスとしては初搭載となったアイドリングストップ機構があげられます。スタイリングもクラスとしては質感が高く、現在最も高い支持を受けている原付二種スクーターの一つです。

原付二種クラスの中でも突出した上質感を放つモデルで、国産同クラス内ではトップクラスのラグジュアリースタイルです。ワンランク上の高級感を備えると同時にサイズもワンランク上となっていますが、タウンユースで活躍させるには不自由の無いサイズに収めています。また、ツーリングのような長距離航続時には、逆にゆとりあるサイズがメリットと感じられることでしょう

ルックスもさることながら、性能も非常に優秀です。グローバルエンジンとして新開発されたeSPエンジンを搭載し、アイドリングストップとACGスターターといった先進的装備を充実、優れた燃費性と静寂性を発揮します。足回りでは、前後14インチ大口径ホイールが際立って目立ちます。もちろん、シート下収納やフロントグローブボックスといったユーティリティ面も忘れてはいません。

車両税込価格は29万9250円です。タイ生産という利点は強く、他を圧倒する低価格です。生産国が海外ということで不安を覚える方もいるかも知れませんが、その点を大きく心配する必要はまずありません。安心して乗ることができます。サイズはクラスとしては大きめですが、優れた先進的機能に興味がある方であれば選択して後悔のない非常に優等なスクーターです。

PCX150 | 軽二輪クラス

原付二種のPCXの排気量を28cc拡大して登場したのが、「PCX150」です。排気量の拡大により馬力は1ps向上。車体サイズ等はそのままなので軽量コンパクトという特徴はそのままで高速道路走行も可能となったスペシャルなスクーターです。軽二輪クラスでは控えめの排気量ではありますが、従来のビッグスクーターとは違った魅力を放つモデルとして人気を得ています。

PCXシリーズの歴史はまだ浅く、原付二種クラスが日本で発売されたのは2010年でした。グローバルモデルとして開発され、生産はタイにて行われており、それによって低プライスを実現。また世界各国での利用を考慮したことで、走破性の高い14インチ大口径ホイールを採用、さらにアイドリングストップシステムを搭載して優れた環境性能と燃費性能も実現しています。

スタイリングの高さも魅力のひとつで、原付二種クラスのサイズと重量でありながらもビッグスクーターに近い快適さを持つフォルムを形成しています。フロントフェイスにはルックス性の高いスモークスクリーンを装着し、ヘッドライトはダブルのマルチリフレクター、ハンドルはバータイプを装着しています。

原付二種モデルから排気量が拡大されている分、ゆとりある走行性能となっているのはもちろん、燃費性能も49km/hを実現(カタログ調べ)。さらに、シート下には25Lの収納スペースとユーティリティ面でも抜かりはありません。

車両税込価格は32万9700円。原付二種モデルとの価格差は約3万円です。維持費の違いを除けば、高速道路を走行可能な軽二輪スクーターのPCX150を選んだほうが使い勝手は確実に良いでしょう。

シャドウクラシック400 | 中型二輪クラス

兄貴分同等のボリュームを持って堂々と構えているホンダクラシッククルーザー「シャドウクラシック400」。ロー&ロングスタイルを基調に伝統的な重厚感を放つデザインを加えた姿は老若男女全てから高い支持を受けています。特にクルーザーデビュー車両としの人気が高いです。

エンジンこそ水冷であるものの、ルックスは素晴らしきレトロムードを放っています。前後にはファットタイヤとディープフェンダーを装着し、フューエルタンクはティアドロップにタンクオンメーター。シートは前後別体型とし、フロントはホールド性の高い鞍型シートとなっています。ハンドルはワイドとし、堂々としたポジションに。ステップにはボードを採用し、フォワードコントロールでありながらやや手前に配置させることで小柄な方にも操作性をよくしています。

パワーユニットは当然ながらV型2気筒エンジンを採用し、水冷機構とフューエルインジェクションを採用することで優れた環境性能を発揮するとともに安定した始動性と燃料供給を実現し痛快な走りを楽しみやすくも進化しています。エキゾーストは基本に忠実な2本出しテーパードタイプを採用し、心地よいサウンドを奏でます。

車両税込価格はモノトーンモデルで78万7500円、ツートーンモデルでは81万9000円です。同クラスクルーザーの中でも価格は控えめです。エンジンが水冷ということでヤマハのドラッグスタークラシックに興味が沸いてしまう人もいますが、気にならない方であれば、出力から静寂性にも優れる水冷を採用するシャドウクラシック400も大いに満足できるでしょう。

シャドウカスタム400 | 中型二輪クラス

フロントに21インチ大口径ホイールを装着してチョッパーテイストを高めているクルーザーが、「シャドウカスタム400」です。ロー&ロングの車体に21インチホイールの組み合わせはクラスを圧倒するインパクトを放っています。また、装備はシャドウクラシック400に比べて軽快さを感じさせるシンプルなものに交換されていることで、ストリートにはより映えるスタイリングと扱いやすさとなっています。

エンジンはシャドウクラシック400同様のパワーユニットとしながらも。装備が軽量化されたことにより体感的な痛快性は増していると感じられるでしょう。また、ハンドルポジションやシート、フットボードからステップに換装されたことにより、インパクトの高いフロント21インチホイールを備えるチョッパーらしいワイルドなライディング姿勢になっています。

レトロな雰囲気が強いクラシックモデルに比べ、カスタムはカジュアル的です。ロングツーリングの快適な友としてももちろん活躍しますが、シティライドを楽しみたいという都会派のライダーに最も似合う気がします。また、自分好みに装備を換装して雰囲気をがらりとかえるベースモデルとしても素晴らしいでしょう。

車両税込価格はモノトーンモデルで76万6500円、ツートーンモデルで79万8000円です。シャドウクラシック400よりも2万円ほど安くなっており、同クラスクルーザーの中では最もリーズナブル設定となっています。フロント21インチホイールというのも現行ではクラス唯一です。そこに惚れた方は選択に迷うことはないでしょう。

シャドウ750 | 大型二輪クラス

ホンダミドルクラスクルーザーの旗艦、「シャドウ750」。基本に忠実なクラシックスタイルを持たせながらもエンジンは水冷を採用し、リアサスペンションも国産によく見られるリジット風ではなくツインサスペンションを選択。基本に忠実ながらも走りへの満足感も損なわせないというホンダらしいクルーザーです。

1997年に登場して以来、国産ラインナップでは珍しいミドルクラスクルーザーとして活躍し続け、現在まで至っています。特に近年では巨大化が進むクルーザーシリーズにも打ち止め感があらわれはじめており、今後もますます活躍が期待されるミドルクルーザーとして注目です。

エンジンはドラッグスターシリーズのように古風な空冷ではなく水冷を採用するV型2気筒OHCユニットを搭載。Vツインならではの鼓動感を楽しみつつも、性能や静寂製、燃費性の高さも期待できるパワーユニットを搭載している点は、ホンダらしいクルーザーとも言えます。

大きすぎな排気量と同時に、車体サイズもリッタークラスほど大きくないのがまた魅力です。どちらかといえば400ccクラスに等しいサイズは親しみやすさが大きく、シティライドから気負い無くツーリングを楽しむには最適のサイズに感じられるでしょう。

車両税込価格は通常モデルで88万2000円、ABS搭載モデルもラインナップされており、こちらは95万5500円です。750ccという行き過ぎない排気量は日本の道路事情では楽しみきりやすいともいえます。過度な排気量を求めないクルーザーライダーにオススメできるモデルです。

シャドウファントム750 | 大型二輪クラス

オーソドックスなクラシッククルーザーであるシャドウ750をベースにブラック塗装を施してワイルドテイストを高めたモデルが「シャドウファントム750」です。ベースのロー&ロングというスタイリングはそのままに効果的なカラーリングを施し、さらに外装に軽快感を与えることでスポーティイメージも高めています。

ロー&ロングというクルーザー基本的なスタイリングに際立つ個性を与えているのが、近年人気のマットブラッグカラー。要所に配置されたクロームメッキやシルバーカラーがアクセントとなり、カスタムクルーザーのような個性を発揮しています。前後にファットタイヤを装着し、フェンダーは小柄に抑えるなど、ボバーテイストも感じさせてくれます。

特にマットブラックカラーを際立たせているシルバーアクセントに注目です。フロントフォークカバー、シリンダーヘッドカバー、リアフェンダーサイドレールなど、黒と銀のコントラストが見事調和されています。

エンジンはシャドウ750同様の水冷V型2気筒ユニットを搭載し、心地よいサウンドを奏でながらも高回転まで気持ちよく回ってくれるホンダらしい優秀な性能を堪能させてくれます。フレームや足回りの装備も、ベースのシャドウ750と共通しています。

車両税込価格は82万9500円。大型クルーザーとしては特に安価設定となっており、ベースのシャドウ750と比べても約5万円安くなっています。独特のカラーリング、そしてベースよりも軽快感溢れるスタイリングに惹かれた方はぜひ。丁度良いミドルクラス排気量も魅力です。

スーパーカブ110 | 原付二種クラス

大定番のビジネスモデル、スーパーカブの原付二種版が、「スーパーカブ110」です。伝統的スタイルは半世紀以上前から大きく変わっておらず、このモデルでもそれは踏襲されています。原付一種から比べたら格段に性能は向上しており、低燃費性もクラスとしては最高クラスを誇っています。タフでお財布にも優しい庶民の足としての特徴は相変わらずの素晴らしさです。

初代110ccモデルでは丸みを貴重とした可愛らしいスタイリングでしたが、モデルチェンジによってヘッドライトやウインカーは角型へと変更され、車体全体のデザインも無骨らしさが増しています。より頼れるタフなイメージとなっています。また、レッグシールドの形状を見直すことで泥はねを低減しています。

エンジンはホンダらしいタフネス空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載。低・中回転域での頼れるトルクによりソロライドはもちろん、重い荷物やタンデム時にもパワフル性能を発揮してくれます。インジェクションを採用することで季節や気温、天気や気圧にも左右されず安定した始動性を確保し、そしてタフネスと並んで自慢担っている超低燃費性能も備えています。その燃費力はカタログ調べで1リットルあたり63.5kmとなっています。

車両税込価格は22万8900円です。原付一種のスーパーカブと比べると4万円ほど高くなっていますが、同クラスのスクーターと比べた場合はかなりの低価格となっています。なお、レトロイメージの強いカラーリングが豊富に揃っているのがまた魅力です。お好みに合わせた色を選ぶ楽しみがあります。

スーパーカブ110プロ | 原付二種クラス

ビジネス大定番のスーパーカブ110をベースに、ハードな配達業務をこなせる姿へと進化させたのが、「スーパーカブ110プロ」です。エンジンやフレームといった基本はベースと変わっていませんが、フロントバスケットに大型リアキャリアなど積載力を高める装備、そして超重量にも耐えられるようスタンドは強化されるなど、随所にプロらしい変更がなされています。

フロントバスケットはフレームマウントとし、大容量と重量にも耐えられるよう設計。社外の汎用品とは違って信頼性の高い積載が可能です。同じくリアキャリアも耐重量性に優れ、直に重く大きな荷物を積載することだけでなく、ビッグサイズのハードケースを装着することも可能です。超重量の荷物を積載することを考慮し、専用の強化スタンド、簡単にブレーキロックが可能なパーキングレバーも追加されています。

ビジネスに特化したスタイリングではあるものの、ある意味その姿はジャパニーズクラシックスタイルです。実用性も兼ねる大人の趣味バイクとしても気に入ることができる満足度の高い小排気量モデルではないでしょうか。

車両税込価格は24万9900円と、スタンダートなスーパーカブ110から約2万円ほど価格が上がっています。配達業務をこなす人はもちろんですが、頼れる各種装備は日常でも役立ちます。またツーリングマシンとして活用しても楽しめます。より便利なカブを、旅の相棒として欲しい方であればプロ仕様も良いでしょう。

シルバーウイングGT400 | 中型二輪クラス

普通自動二輪免許で乗ることができる最高クラスのラグジュアリースクーター「シルバーウイングGT400」。空力特性を重視したデザインにより高い走行風低減効果を獲得し、快適に長距離航続を楽しむことができます。安全性を高めてくれる前後輪連動制御式機能搭載のABSモデルもラインナップされています。

空力に基づいてデザインされた美しいエアロフォルムのスタイリングにはGTという名前に相応しい機能がふんだんに搭載されています。キーIDを認識することでエンジン始動を可能とするHISSを採用し、ブレーキには前後連動のコンビブレーキを標準装備しています。そしてシート下にはフルフェイスを2個収納可能なスペースを確保、タンデムツーリング時には2人分のヘルメットが収納でき、ソロツーリング時には1泊分の荷物であれば余裕に搭載することができるでしょう。

エンジンは水冷4ストロークDOHC4バルブ2気筒ユニットを搭載し、最高出力は39psを発揮。高速ツーリングにおいては250ccクラススクーターとは明らかに違う快適走行を楽しむことができるでしょう。また、ハンドル左側に備わっているTモードスイッチをオンにすることで点火時期と燃料噴射量を調整し、低中回転域でのトルクを増大、よりパワフル走行を楽しむことができます。

車両税込価格は通常モデルで77万7000円、ABS搭載モデルでは82万9500円です。シティライドよりも快適なツーリングマシンとしての活躍が期待できるスクーターです。軽二輪ビッグスクーターと比べて排気量に余裕があるぶん、高速道路を利用したツーリングも積極的に楽しむことができます。

シルバーウイングGT600 | 大型二輪クラス

インテグラを除けばホンダビッグスクーターのフラッグシップに当たるのが「シルバーウイングGT600」です。排気量的にはインテグラに劣りますが、ビッグスクーターならではのユーティリティ面は最高クラスの充実さです。主に長距離ツーリングの相棒として活躍してくれる大人向けの上質感溢れるラグジュアリースクーターです。

パワーユニットには排気量582ccの水冷4ストロークDOHC並列2気筒エンジンを搭載し、最高出力は50psと、タンデムロングツーリングにも頼もしいハイパワーを発揮します。また、スイッチ操作で点火時期と燃料噴射量をコントロールしてトルクアップを行うことが可能です。

ユーティリティも非常に充実しており、シート下にはフルフェイスヘルメットが2個収納可能な55リットル大容量スペースを確保。ハンドル下方の両サイドパネルにも収納ケースを備え、小物やグローブケースとして活用できます。また、キーのID認識を利用してエンジンスタートが可能なHISSシステムも搭載されています。

車両税込価格は89万2500円、ABS搭載モデルでは94万5000円です。ビッグスクーター愛好家をはじめ、大型バイクとの使い分けで活用するツーリングマシンとしてもオススメです。寒い冬のツーリングにはGT600を活用するというライダーも少なくありません。もちろん、メインのツーリングマシンとしても大いに活躍してくれます。

VFR1200F | 大型二輪クラス

ホンダが放つ未来派スピードツアラー「VFR1200F」。過去モデルから数えて現在で6代目にあたる現行車は長年の熟成により性能から外観まで美しく成長を果たしています。ホンダ二輪車としては初となるスロットル・バイ・ワイヤを採用しており、先進性も目立ちます。

VFR1200Fのコンセプトは気軽に高速ツーリングを楽しめるということだけはあり、ショートツーリングからロングツーリングまでを快適に楽しみやすいスピードツアラーに仕上がっています。備えられたフルカウルは美しいスタイリングを演出するだけでなく、優れた空力を発揮してライダーへの走行風を低減しています。またスーパースポーツ的な積極的ライディングポジションではあるものの、タンデムの居住性を確保しているなど、ツアラー寄りの設定も目立ちます。

エンジンはVFR特有のV型4気筒エンジンを搭載しています。高回転に適したDOHCではなくSOHCを採用している点が特徴的で、吸気バルブはカムによる直打式として排気バルブはロッカーアーム式とする油にカムバルブトレイン機構を採用しています。これにより高回転時の優れたパワーとエンジンヘッドの軽量・コンパクト性も実現しています。また、並列エンジンでは味わえないV型エンジンならではの鼓動感も魅力の1つです。

車両税込価格は157万5000円です。スーパースポーツとツアラーの要素を兼ね備えたVFR1200F。積極的なスポーツライディングも楽しみたいというロングツーリングライダーであれば、CB1300シリーズのようなビッグネイキッドよりも似合うのではないでしょうか?

VFR1200F-DCT | 大型二輪クラス

ホンダスポーツツアラーに二輪初となるDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載ているモデルが、「VFR1200F DCT」です。ライダーが任意で走行モードを選択することができ、イージーライドな走行モードからMTモードまで楽しめるという、未来的なモーターサイクルの姿を提唱するモデルでもあります。

V4エンジンの鼓動感とパワフル感溢れるパワーユニットにフルカウルを備えたスポーツ食の強いツアラーという魅力はベースとなったVFR1200Fとまったく変わらず、そこにDCTが搭載されることで上級モデルとして大きく進化しています。

通常のモーターサイクルのようにクラッチレバーとシフトペダルを供えていないのが大きな特徴です。通常はアクセル操作のみで自動変速が行われ、一般走行向きのDモードとスポーツ走行向きのSモードが選択可能です。また、マニュアル感覚のMTモードも用意されており、この場合は左手で操作するボタンによって任意のギアを選択できるようになっています。

非常に革新的なDCTではありますが、まだまだ広く普及には至っていません。既存のマニュアル操作への依存的な考えが大きいことが理由として挙げられます、ですが、徐々にホンダ内ではDTC採用モデルが増え始めており、今後の機構の1つとして定着する可能性も十分にありえます。

車両税込価格は168万円と、通常モデルから比べて10万円ほど高く設定されています。従来どおりの操作を楽しみたい方は通常モデルを、革新的なDCTの操作が気になる方は、こちらの上位モデルを選ぶと良いでしょう。

VT400S | 中型二輪クラス

シャドウ譲りのV型2気筒エンジンフィーリングを痛快に楽しむことができる中型ロードスター「VT400S」。兄貴分にあたるVT750S同様にクルーザーならではのフィーリングが軽量コンパクトなボディによってスポーティな楽しみ方ができるよう、見事に変換させられています。ツーリングからシティライドまで、存分に楽しませてくれる1台です。

兄貴分同様、スタイリングは欧州的なトラディショナルモーターサイクル。ただし、エンジンは欧州的な並列タイプではなくV型。アメリカの香りがパワーユニットから感じられます。いずれはスポーツスターのような軽快なVツインに乗りたいエントリーライダーに喜ばれるモデルでは無いでしょうか?

長らく、日本のV型2気筒エンジン搭載のクルーザーモデルはクラシックスタイルとカスタムスタイルの強い2つのモデルが存在してきましたが、どちらにも共通していたのはロー&ロングというワイルドな車体設計です。それに対してVT400はホイールベースを短くし、痛快に走れるスタイリングとしています。新たなV型2気筒エンジンの楽しさというものをライダーたちに教えてくれる素晴らしいコンセプトのバイクです。

車両税込価格は64万9950円。中型シャドウシリーズと比べて10万円以上も低プライスなのが嬉しいところです。ネイキッドのようなスタイルが良いものの、クルーザーのフィーリングにも憧れるという方にはぴったりのモデルです。また、タウンユースにおいて楽しみながら活躍させたいという方にもオススメできます。

VT750S | 大型二輪クラス

シャドウシリーズにて熟成されたV型2気筒エンジンをトラディショナルなスマートフレームに搭載したロードスター、「VT750S」。ならではの鼓動感が楽しめるパワーユニットにクルーザーとは明らかに違ったポジションと軽快感が与えられた、日本の道路事情に映える魅力的な1台に仕上がっています。

コンセプトとして掲げられたのは「カジュアル・ロードスター」。それからも分かるように、実にトラディショナルなスタイリングです。そしてシャドウ750譲りのV型2気筒ユニットを搭載することで非常にスリムな車体にもしています。ハーレーダビッドソンで言うところのスポーツスター的存在と言えます。

トラディショナルスタイルを追求したことで、外装は至ってシンプルにまとめているのが特徴です。ホイールはワイヤースポークを採用し、フェンダーも落ち着きのあるコンパクトサイズを選択、ガソリンタンクはクルーザーのような大型ではなく、コンパクトな車体サイズに映える背引用サイズに変更されています。

クルーザーほど快適なライディングポジションと足つき性の良好さは確保できてはいませんが、シート高は750mmと平均的なロードスポーツモデルよりも低めに抑えており、さらに車体重量もシャドウシリーズから比べたら軽くなっていることから気軽さとスポーツライディング性能は圧倒的に増しています。

車両税込価格は74万9700円、トリコロールカラーを施した特別モデルは76万9650円です。鼓動感と軽快感が魅力的で、次いで低プライスも大きな魅力です。エントリーからベテランまで気軽に楽しみやすいモデルです。タウンユースでクルーザー的なフィーリングを楽しみたいという方にもオススメできます。

VT1300CR | 大型二輪クラス

ホンダ大型クルーザーの最高クラスに位置するVT1300シリーズのバリエーションモデルの1つが、「VT1300CR」です。CXではハイネックフレームが美しさを際立たせていましたが、こちらでは低さを徹底したグースネックフレームとし、重厚感を高めたフェンダーやタイヤを装着しています。

このモデルの美しさの要となっているグースネックフレームは、ネック部分を大きく前に突き出すような形状をすることで車体のロー&ロング感を大きく演出しています。そして前後ホイールサイズは17インチ。タイヤはファットタイプを選択し、覆いかぶさるフェンダーはディープフェンダー。これにより重厚感ある足回りでクラシカルムードと強く主張しています。近代的な流麗デザインにより、ネオクラシックという名がピッタリのスタイリングです。

エンジンはVT1300CXと共通の水冷V型2気筒OHC3バルブユニットを搭載。排気量1312ccとしては控えめな最高出力でありながら、ロングストロークエンジンが発するトルクは実用域での体感に特に優れており、気持ちの良いフィーリングが味わえるようになっています。駆動系にはシャフトドライブを採用し、リアサスペンションは内部に仕込むことで、確かな性能を確保しつつも外観美にしっかりと結び付けているところにも、拘りの徹底を感じさせてくれます。

車両税込価格は124万9500円、ABS搭載モデルもラインナップされており、こちらは132万3000円です。VT1300CXよりも価格は約10万円も抑えられています。重厚感あるクラシックテイストがお好みのクルーザーライダーで、さらにニュースクールテイストが気になるよう方には大いに満足できるモデルです。

VT1300CS | 大型二輪クラス

フロント21インチの大口径ホイールが際立つホンダ大型ニュースクールクルーザー、「VT1300CR」。3種類あるVT1300シリーズの1台でチョッパーテイストはやはり高いものの、最もスポーティなイメージの強いモデルとなっています。

ロー&ロングを大きく主張するグースネックフレームを骨格として、フロントに21インチの大口径ホイールを選択しているのがこのモデルの最大の特徴です。スポーツテイストを高めるのであれば19インチでも十分なところですが、あえて21インチを選択してきたところはチョッパーへの拘りを感じさせてくれます。リアの200mmワイドタイヤも相まって素晴らしいニュースクールチョッパースタイルを完成させています。

エンジンはVT1300CX、VT1300CSと共通の水冷V型2気筒OHC3バルブユニットを搭載。排気量1312ccとしては控えめな最高出力でありながら、ロングストロークエンジンが発するトルクは実用域での体感に特に優れており、気持ちの良いフィーリングが味わえるようになっています。駆動系にはシャフトドライブを採用し、リアサスペンションは内部に仕込むことで、確かな性能を確保しつつも外観美にしっかりと結び付けているところにも、拘りの徹底を感じさせてくれます。

車両税込価格は124万9500円、ABS搭載モデルも用意されており、こちらは132万3000円。VT1300CSと同価格となっています。やや落ち着いた行き過ぎないニュースクールがお好みの方には、CXよりもこちらの方が似合うでしょう。

VT1300CX | 大型二輪クラス

まさにファクトリーカスタムという名がピッタリというホンダ自慢のニュースクールチョッパークルーザー、「VT1300CX」。基本に忠実なV型2気筒エンジンを包むフレームはネック部分が高くそびえるハイネック。フロントエンジンとフューエルタンクの間の開放感ある隙間とワイルドなライディング姿勢はまさにチョッパーです。それでいてさすがのホンダらしい運転性能も融合させているのですから、まったく天晴れです。

コンセプトとして掲げられたのは、「人々が思わず振り返るような美しいクルーザー」というだけはあり、概観の美しさはフルカスタムクルーザーそのものです。ダブルクレードルフレームはネック部分が高く位置するというハイネックスタイルとし、それによりロー&ロングテイストを大きく向上、またリアタイヤには200mmのワイドサイズを選択してニュースクールな重厚感をアピール、美しくストレッチされたフューエルタンクや前後フェンダー、さりげなく主張する砲弾型ヘッドライトにウインカーなど、細部まで隙の無い完成度です。

パワーユニットは水冷ではあるものの、極力ラジエターといった装備が目立たないように考慮しています。最高出力的には排気量1312ccとしては控えめではあるものの、最大トルクは2750回転時に103Nmを発揮。クルーザーらしく低回転で走り抜ける魅力は存分に備えています。

車両税込価格は135万4500円、ABS搭載モデルもラインナップされており、こちらは142万8000円となっています。他の逆輸入車クルーザーと比べた場合、価格は控えめなのも嬉しいところです。そのままの姿で楽しみたいというクルーザーライダーにはオススメのモデルです。

VTR | 軽二輪クラス | モデルカタログ

オリジナルのトラスフレームとV型2気筒エンジンの組み合わせが印象的なスポーツネイキッドモデル、「VTR」。V型エンジンは魅力溢れる鼓動感を与えてくれるだけでなく、シリンダーレイアウトの特性を生かして車体のスマートさにも大きく貢献しています。手軽さからシティライドから積極的なスポーツライディングまで楽しむことができます。なお、個性溢れるカラーリングを施したBスタイルモデルもラインナップされています。

欧州超有名スーパースポーツモデルのような美しいトラスフレームを骨格とし、Vツインエンジンを搭載することでスリムで軽快に扱いやすい車体サイズを実現しています。装備は至ってオードドックスにまとめられ、フロントにはトラディショナルな丸型ヘッドライトに2連メーターの組み合わせ。スポーツライディングとVツインの鼓動をシンプルに楽しみやすくなっています。

搭載される水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒エンジンは、燃料供給にPGM-FIを採用し、優れたECUやクランク角度検知によって実用域でのトルクから高回転の吹け上がり、そして低燃費性能も発揮します。また、排気には排ガスを浄化するキャタライザーを2つ装備し、優れた環境性能も発揮します。

車両税込価格は、通常カラーモデルとBスタイルモデル共に56万7000円です。ビギナーからエントリー、またセカンドとしても活躍できる軽二輪ロードスポーツモデルです。特に昨今は、持て余しがちの大型クラスからのスケールダウンでこの手の軽二輪クラスに乗り換える人も増えています。

VTR-F | 軽二輪クラス

トラスフレームとV型2気筒エンジンならではの鼓動感が魅力的なVTRに専用のハーフカウルを追加した上位モデルが、「VTR-F」です。ハーフカウルの装着によりルックスの変化はもちろん、走行風の低減や安定感を高めてロングツーリングの快適性を大きく向上させています。エンジンやフレーム等の基本設計はベースのVTRと共通です。

ハーフカウルを装着したことにより、高速走行時の快適性を大幅に向上させています。カウルは完全新設計となっており、スリムなVTRの車体に似合うコンパクトでスタイリッシュなデザインとしています。また、へドライトにはY字型のマルチリフレクターを採用し、個性的なフロントマスクとしています。メーターも専用設計された新デザインとなっており、中央にアナログタコメーターを配置し、スピードメーターは多機能を搭載したデジタルメーターとなっています。

また、アグレッシブなカラーリングも特徴的です。VTRシリーズのアクセントとなっているトラスフレームは鮮烈なインパクトを与えるレッドカラーが施されており、外装色のパールサンビームホワイトとパールコスミックブラックと相まってスポーティな印象を大いに盛り上げています。

車両税込価格は58万8000円です。ベースモデルのVTRと比べて2万円ほどアップしています。CBシリーズと同じく、やはりツーリングでの活用をメインとする方にはハーフカウル装着のこちらがオススメです。また、純粋にスタイリングが気に入って選ぶのも良いでしょう。

XR230 | 軽二輪クラス

親しみやすいお手軽なデュアルバーパス、「XR230」。控えめの排気量、スリムで足つき性も良好ということで、オフロードエントリーライダーに人気が高く、特にヤマハのセローと並んで小柄な女性にも人気の軽二輪モデルです。軽快さと軽量スリム性からタウンユースでも活躍できますが、林道等でアクティブに活躍させることが最も楽しいでしょう。

ビギナーや小柄なライダーが扱いやすいオフロードというコンセプトのもと開発されたモデルですが、走破性の高い大口径ホイールとロングストロークサスペンションを備えており、スタイリングはしっかりとオフロードモデルを踏襲しています。十分すぎるほどアクティブな走行を楽しむことができます。

エンジンはFTRやCB223Sと同様の排気量223cc空冷単気筒ユニットを搭載。低回転域でのトルク性に優れており、実用回転での活用では非常に扱いやすさを感じられるでしょう。フレームにはセミダブルクレードルを採用し、スイングアームは軽量なアルミ製となっています。フロントにはフォークブーツを備えるフォークに21インチホイール、リアにはプロリンクサスペンションに18インチホイールを装着。前後ともシングルディスクブレーキを採用しています。

車両税込価格は49万2450円です。なお、ホンダ新デュアルバーパスとして2012年に発表されたCRF250Lが登場したことでXR230は生産終了が発表されています。新車購入をお考えの方はお早めに。

XR230モタード | 軽二輪クラス

XR230をベースに足回りに変更を加えてモタード風に仕上げたのが、「XR230モタード」です。前後17インチホイールにオンロードタイヤを装着したことで、舗装路で活躍しやすくなっています。軽量スリムで足つき性に優れる点はそのまま引き継がれているため、やはり小柄な女性を中心に好まれているモデルです。

モタード仕様とすることで、外装のイメージはよりストリートに映えるものに変化しています。全体的に黒を基調としたボディカラーとすることで、オフロードモデルと比べて引き締まった印象になっています。ホイールサイズ以外の基本設計は外観的には変わっていませんが、色の変化のみでがらりと変化したようにも感じさせてくれます。

ホイールを前後17インチサイズに換装されてオンロード走行を重視しているのが大きな変化ですが、ホイール変更に合わせてリアサスペンションのセッティングを再調整するなど、見えないところにも違いを持たせています。なお、排気量223ccの空冷単気筒エンジン、セミダブルクレードルや足回りはベースのXR230と共通しています。

車両税込価格は50万8200円。ベースとなったXR230よりも若干高くなっています。XR230同様に生産終了が発表されているため、新車は在庫限りとなっています。新車購入をお考えの方はお早めに。なお、ホンダモタードとしてはCRF250のモタード版がすでに発表されています。

スポンサーリンク

関連記事

バイクの外装の仕組みや働きのまとめ

ライダーやパッセンジャーが快適にバイクに乗れるように装着されている部品も外装に分けられます。ハン

記事を読む

バイクにおススメの汎用パーツ | サイド&トップバッグ編

バイクの免許を取得して愛車を購入。さてツーリングだ! と思うも収納力が乏しいバイクではレインコー

記事を読む

バイクにおススメの汎用パーツ | サイド&トップボックス編

バイクの収納力は乏しいものです。ビッグスクーターのように収納力抜群モデルやツアラーモデルは別とし

記事を読む

日本のバイクメーカーの歴史や特徴のまとめ

日本のバイクメーカーの筆頭は四大メーカーと称される、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ。ですがそれ

記事を読む

インディアン(Indian) 2014 バイクモデルカタログ

インディアン公式サイトより転載 Chief チーフ・クラシック 新たに誕生したインディ

記事を読む

バイクの電装の仕組みや働きのまとめ

昨今の現行モデルの大半はフューエルインジェクションが採用されており、一層に電装の重要度が高まって

記事を読む

ツーリング 情報 栃木県栃木市 太平山(おおひらさん)

関東平野を一望できる栃木の小山 山というにはやや控えめの小山。栃木県は栃木市にある太平山だ。小

記事を読む

スズキ(SUZUKI) 2014 バイクモデルカタログ

大型二輪クラス 隼 アルティメットスポーツバイクとして世界に名をはせる「隼」が、2014年よ

記事を読む

バイクの2ストローク・4ストロークエンジンの特徴や行程について

2ストロークエンジン 現在のバイクのエンジンは、4ストロークエンジンがほとんどです。ですが、過

記事を読む

オーストリアのバイクメーカーの歴史や特徴のまとめ

大自然豊かな国という理由からか、オーストリアにはオフロードバイクの名門ブランドが世界的に有名です

記事を読む

パナソニック ライスブレッドクッカーの特徴や感想

おうちで、お米で、パンを作りましょう。 お米で、パンが作れるので

マイクロプレイン フードグレーターの特徴や感想

切れ味のよりよいキッチングッズに恵まれるか恵まれないかで、その人の

タイガー THE炊きたての特徴や感想

日本のおいしいごはんを追い求めたら『土の火技』にたどり着きました。

ツインバード コードレススティック型クリーナー ジェットサイクロンJの特徴や感想

コードさえなかったら、お部屋を縦横無尽に掃除機かけられるのに。

ザ 鉄玉子 南部鉄の特徴や感想

貧血かしら?。 ふっとそんなふうに思う体調の瞬間ありませんか。

→もっと見る

PAGE TOP ↑