モトグッツィ(Motoguzzi) 2013 バイクモデルカタログ

公開日: : バイク


モトグッツィのラインナップは一貫して縦置きV型2気筒エンジンを採用し続けているという大きな特長があります。
ネイキッドからレトロモデルにツアラー、スポーツモデル、クルーザーなど様々な縦置きVツインモデルを手がけています。非常に頑固、いえ、伝統を重んじるブランドと言えますね(笑)。

2013年現在、日本に正規輸入されているモデルはトラディショナルなV7モデル各種に、スポーツヨーロピアンクルーザーの1200SPORT、スポーツネイキッドのGrisoシリーズ。計3シリーズが展開しています。日本での一番人気はV7シリーズ。
懐古主義ライダーが目立つ日本では、やはり古風なスタイリングに引かれるライダーが多いようです。
またV7シリーズは2012年に伝統と最新テクノロジーを融合させたニューV7モデル(V7 StoneとV7 Special)を加えたということもあり、ますます注目度を高めています。

1200SPORT

モトグッツィが放つリッタークラススポーツクルーザー、1200SPORT。古風スタイルを主とするV7シリーズとは正反対の近代的ルックスを持ち、十分な性能と快適性も充実。エンジンスタイルは縦置V2を採用するなど、モトグッツィらしさもしっかりと備わっています。

このモデルのベースとなっているのはBreva1100で、大きな変更は2箇所となっています。まずはビギニカウルを装着し、個性的なヘッドライト周りを演出。カウル内に収まる質感の高いメーターはベースと共通です。そしてハンドルはセパレートハンドルからバーハンドルへと変更。バータイプとはいえ、一文字に近いドラッグバー形状のためSportの名に相応しい刺激的なハンドルポジションとなっています。

エンジンはBreva1100に搭載されていたエボルツィオーネエンジンの排気量を拡大した1151cc縦置き空冷V型2気筒ユニットを搭載していましたが、現行では新型エンジン「クアトロバルボーレ」を搭載しています。また、モトグッツィならではのドライブシャフトも片持ちスイングアームタイプへと一心。筒状の片持ちスイングアーム内にドライブシャフトとファイナルギアを格納。この方式により挙動を抑えて安定性を高める他、スタイリッシュなリア周りイメージにも大きく貢献しています。

新車車両税込価格は、139万8000円です。車体色は、グッツィブラックをラインナップしています。

Griso 8V

モトグッツィならではの縦置きV2エンジンを搭載するネイキッドモデル、Griso 8V。伝統的なエンジンスタイルを活かしながらも革新的に進化したクアトロバルボーレエンジンを搭載。最高出力は100ps近いパワフル性能を見事に実現しています。

イタリア古典文学に登場する無法者Grisoが車体名として採用されたとおり、ワルモノ的なネイキッドスタイルが特徴的です。V7シリーズとは一変の近代的スタイリングに包まれるエンジンは、縦置き空冷90度V型というレイアウトこそ伝統的でありながら、クアトロバルボーレと名づけられたエンジンは最高出力は100ps近い高出力を発揮。モトグッツィラインナップ中、最も過激なエンジンとなっています。スタイリングだけでなく、エンジンスペックもまたワイルドです。

過激なエンジンを支えるべく、足回りには高品質なパーツが惜しげもなく装備されています。フロントフォークはショーワ製のフルアジャスタブル倒立フォークとブレンボ製のラジアルマウントキャリパーダブルブレーキの組み合わせ。リアにはザックス製のフルアジャスタブルタイプサスペンションにモトグッツィの独自技術「CARC」を採用しています。スタイリングからエンジンに足回り、全てにおいて手抜きの無いという、モトグッツィらしいネイキッドモデルです。

新車車両税込価格は、149万8000円です。車体色は、ダイヤモンドホワイトとレッドをラインナップしています。

Griso 8V Special Edition

モトグッツィが手がける近代ネイキッドモデルの豪華バリエーションモデル、Griso 8V SE。コレクターのためを思った特別アイテムとして手がけられたモデルで、専用のタンニグリーンカラーやレザーサドル、ワイヤースポークブラックホイールなどを装備することで上質感を大幅に向上させています。

ベースモデルとSEモデル(スペシャルエディションモデル)との相違点は、カラーリングやホイールです。SEモデル専用のテンニグリーンがタンク&フェンダーに施され、シートにはステッチ入りブラウンレザータイプに変更されています。BERスポーク付きホイールにはピレリ製スコルピオン・インターミディエイトタイヤが装着。縦置きV型ユニットやGrisoならではのワイルドで優雅なルックスは、SEモデルならではの変更により、一層魅力を増しています。

その他基本的な車体構成はベースと共通です。エンジンにはクアトロバルボーレを採用し、最高出力は100ps近い高出力を発揮。過激なエンジンを支えるべく、足回りには高品質なパーツが惜しげもなく装備されています。フロントフォークはショーワ製のフルアジャスタブル倒立フォークとブレンボ製のラジアルマウントキャリパーダブルブレーキの組み合わせ。リアにはザックス製のフルアジャスタブルタイプサスペンションにモトグッツィの独自技術「CARC」を採用しています。

新車車両税込価格は、164万8000円です。車体色は、テンニグリーンをラインナップしています。

V7 CafeClassic

V7 Classicをベースにカフェレーサーデザインを施したカスタムモデル、V7 CafeClassic。セパレートアハンドルにホールドシートなどを装着し、往年のカフェレーサースタイルを忠実に再現しています。縦置きV2エンジン搭載カフェレーサーというのも、モトグッツィならではです。

車名にカフェと名づけられていることから分かるように、このモデルのスタイリングはカフェレーサースタイルです。スタンダートなV7モデルと比べての変更点は、主にハンドルとシートとマフラーの3点です。ハンドルはセパレートタイプが選択され、低く構えたハンドルポジションは実にレーシィ。シートはシングルシートを採用。リアテール部までシートが伸びていますが、形状上ソロライド専用となっています。マフラーは左右2本出しのアップタイプメガホンマフラーを装着しています。なお、エンジンスペックやシャシーは他のV7シリーズ(ニューV7モデルを覗く)と共通しています。

そもそもこのモデルのモチーフとなったのは、モトグッツィ往年の名車、V7 Sportです。V7シリーズそのものに大きな影響を与えているモデルで、シリーズのスタイリングで大きな特長となっているフューエルタンクやサイドカバーデザインといった部位はV7 Sportからインスパヤーされています。

新車車両税込価格は、105万円です。車体色は、レニャーノグリーンとダイヤモンドホワイトをラインナップしています。

V7 Classic

現代技術によって生まれ変わったV7リバイバルモデル、V7 Classic。親しみやすいサイズとスタイリングにモトグッツィ印の縦置きV2を搭載。良い意味で控えめなパワーフィーリングを発揮します。純粋に乗る楽しさを味わうことができるネオレトロモデルです。

V7スタイルをシンプルに楽しむことができるモデルです。独特な大型フューエルタンクは容量こそニューV7に劣るものの、ニーグリップしやすいフレンドリーな形状。シートはクラシカルなタックロールタイプ。前後フラット形状により乗車位置が自由なのも親しみやすいです。メーターには2眼タイプをハンドルにマウント。シンプルながら文字や目盛りのデザインまで拘りを感じさせる素晴らしいメーターです。

そして何より最大の特徴なのがモトグッツィ印の縦置きV型2気筒エンジン。1967年よりはじまったこのエンジンスタイルは、モトグッツィモデル最大の象徴となっています。独特なフィーリングももちろんですが、タンクを挟んでシリンダーが左右に露出するルックスは外観最大の特徴です。横置きVツインや並列ツインと比べるとどうしても足がシリンダーに当たってしまうということは多少なりともあるようですが、それもこのエンジンのご愛嬌といったところでしょう。また、エンジンと同じくシャフトドライブ式というのもV7シリーズをはじめ、モトグッツィモデルに共通するメカニズム特徴となっています。

新車車両税込価格は、99万8000円です。車体色はダイヤモン

V7 Racer

レーシングスピリッツを詰め込んだスペシャルなV7モデル、V7 Racer。かつて輝かしい戦歴を飾ったV7Sportをイメージし、現代的なメカニズムを搭載して生まれ変わりました。カスタムを施す隙が一切無い、豪華なモトグッツィファクトリーカスタムモデルです。

2011年、同じくV7モデルのカフェクラシックモデルをベースにレーサーカスタムが施された特別色の強い豪華なモデルです。専用の車体色が施され、フレームは共通ながらアグレッシブなキャンディレッドカラーとなっています。またホイールカラーやメッキタンク、立体エンブレムといった細かい部分にまで豪華な細工が施されています。そして一際アピールしているゼッケンナンバーの7。その他にもショートフロントフェンダーやフォークブーツにメタルサイドカバーといった専用パーツが惜しげもなく採用されています。

ライディングはアルミビレットバックステップの採用によって一層スポーティな走りを楽しめるようになっています。また足回りにはBITUBO製リザーバータンク付き減衰力調整式リアショックを採用。SPLシート&シートカウルを採用し、レーサーマシンらしいソロライド仕様となっています。もちろん、オプションのダブルシートに変更することでタンデムライドも可能となりますが、タンデムご希望の場合は通常V7モデルを選ぶのが無難でしょう。

新車車両税込価格は、120万円です。車体色は、クロームリミテッドエディションカラーとブラックエディションカラーをラインナップしています。

V7 Special

モトグッツィニューV7のスタンダートモデルをベースにクラシックテイストを高めたモデル、V7 Special。モノトーンでシンプルにまとめたベースモデルに対して鮮やかなツートーンを採用。さらにホイールがスポークタイプになるなどの変更が加えられています。

同じくニューV7のStoneと比べてクラシックテイストが強まったスタイリングに仕上がっています。カラーには鮮やかなツートーンを採用し、タンク、フェンダー、サイドカバーを彩っています。ホイールはキャストタイプからアルミリムスポークホイールへと変更。クラシックムードを高めると同時に、軽量性も十分に考慮されています。細かいところではフロントフォークブーツが廃され簡易的なフォークガードに変更されていたりもします。なお、前V7から向上したサスペンションレシオや17Lから22Lへと容量アップを果たしたフューエルタンク等はStoneと共通です。

エンジンレイアウトは前V7同様の伝統的空冷縦置き90度Vツインユニットですが、全体の約70%を新たなパーツで構成するという大革新が行われています。吸気系の改善も行われ、最大トルクは12%向上、最高出力は10ps向上、さらに燃費性も10%向上するという総合的なパワーアップを見事果たしています。それでも現代的なネイキッドやスポーツモデルと比べれば控えめなスペックではあるものの、モトグッツィならではのフィーリングをより積極的に楽しめるようになったというポイントは大きいでしょう。また、トランスミッションにも改良が加えられたことでシフト操作性も向上しています。

新車車両税込価格は、105万円です。車体色は、イエロー×ブラックとホワイト×アストロレッドをラインナップしています。

V7 Stone

2012年より登場したモトグッツィニューV7のスタンダートモデル、V7 Stone。伝統的なV7スタイリングはそのままに、強化された縦置きV2エンジンを搭載。現代的進化を遂げながらも独特のフィーリングはしっかりと継承しています。

スタンダートなStoneモデルにはシンプルなモノトーンカラーが採用され、派手さを抑えた上品な印象。ホイールにはアルミ製キャストタイプを採用することでネオルックスとするだけでなく、スチールリムと比べて大幅な軽量化も実現。軽快なハンドリングを確保した他、チューブレスタイヤによる恩恵も獲得しています。フロントフォークにはクラシカルなフォークブーツがアクセントとして備わっています。また、大型フューエルタンクは前V7モデルと比べて5Lもの容量アップを果たしています。

エンジンレイアウトは前V7同様の伝統的空冷縦置き90度Vツインユニットですが、全体の約70%を新たなパーツで構成するという大革新が行われています。吸気系の改善も行われ、最大トルクは12%向上、最高出力は10ps向上、さらに燃費性も10%向上するという総合的なパワーアップを見事果たしています。それでも現代的なネイキッドやスポーツモデルと比べれば控えめなスペックではあるものの、モトグッツィならではのフィーリングをより積極的に楽しめるようになったというポイントは大きいでしょう。また、トランスミッションにも改良が加えられたことでシフト操作性も向上しています。

新車車両税込価格は、89万8000円です。車体色は、ルビードブラックとピュアホワイトをラインナップしています。

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