ベスパ(VESPA) 2013 バイクモデルカタログ

公開日: : 最終更新日:2015/07/05 バイク


ピアジオグループのベスパブランド。ラインナップは当然“ベスパスクーター”が揃っています。正確には、GTSやPX、LXといったモデルネームが付けられています。排気量は300ccクラスの日本で言うビッグスクーターサイズから50ccの原付一種クラスまで取り揃えられています。

2013年現在のラインナップは、フラッグシップモデルのGTSシリーズが2モデル、往年のハンドシフト機構と2Tエンジンを蘇らせたPXシリーズが2モデル、そして欧州で最も人気のベスパと言われているLXシリーズが3モデル。
これに加えてつい最近「Vespa946」という新モデルが発表(2013年11月より発売)されたのですが、世界1000台限定生産のうえ、原付二種クラスにも関わらず車両価格は115万円という超高価設定。
よって一部のコアなファン以外には馴染みにくいモデルと思えましたので、とりあえず紹介は控えます(苦笑)。

Vespa GTS 250 i.e

ベスパフラッグシップモデルシリーズの軽二輪排気量版、GTS250ie。上位モデルのGTS300ieと比べて維持費のメリットがあるほか、リアキャリアを標準装備している点など、実用面ではより優れたモデルとなっています。

現代の高速化が進む道路事情の中でも積極的に走ることを楽し婿とができるベスパモデル。それがGTSシリーズです。300版と比べれば確かにスペックは劣りますが、日本の場合は車両区分の影響で車検の無い250版の方がやはり人気です。LXやPXよりもサイズは大きいですが、日本の250ccクラスビッグスクーターと比べれば非常にコンパクトなGTS250です。趣味はもちろん、実用においても大活躍してくれる頼もしいベスパです。エンジンはピアジオ製水冷単気筒ユニットを搭載し、フューエルインジェクションとの組み合わせです。

国産ビッグスクーターと比べては控えめながらも実用面も充実しています。シート下収納スペースはジェットタイプやフルフェイスの収納が難しいものの、ハーフキャップやイタリアでよく見られるセミハーフタイプであれば2つ収納可能です。ジェットタイプ以上のヘルメットを収納したい場合は、標準装備のリアキャリアを利用してトップボックスを装着すると良いでしょう。また、フロント部にはグローブボックスと荷掛けフックを、サイドスタンドも標準装備されています。

新車車両税込価格は、59万8000円です。車体色はバルカンブラック、ミッドナイトブルー、ベルセウスブロンズをラインナップしています。

Vespa GTS 300 i.e.

ベスパラインナップのフラッグシップモデル、GTS300ie。往年のクラシカルベスパを見事に現代風デザインへと進化させ、スポーティな乗り味も追加。お洒落なタウンライドはもちろん、積極的なロングツーリングも楽しめるベスパモデルです。

スタイリングはラインナップフラッグシップらしい堂々としたサイズ。ベスパ伝統のスチールモノコックボディに片持ちホイールといった登頂にお洒落デザインはそのままで、ボリュームアップが図られている印象です。リアテールサイド部にはビンテージ感を醸し出すスリットが入れられ、こちらは250版にはないオリジナルの特徴となっています。ホイールはブラック&シルバーのツートーンが採用され、引き締まった足回りを演出しています。

パワーユニットにはピアジオ製水冷単気筒エンジンを搭載。排気量は278cc。250版と比べてボアアップにより僅か30ccほどの排気量上昇しているエンジンですが、低回転からのトルク性に優れ、高速走行からスポーツライディング時の楽しみが大きく増しています。スクーターらしいユーティリティ面もしっかりと備わっており、シート下にはハーフキャップサイズであれば2つ収納可能。サイズによってはジェットタイプも収納可能です。その他グローブボックスやサイドスタンドも標準装備となっています。

新車車両税込価格は、64万9000円です。車体色は、コンペティションオレンジとマットブラックをラインナップしています。

Vespa LX 50

原付免許で乗ることのできるお洒落べスパモデル、LX50。兄貴分LXと同等のスタイリングを持ち、免許区分ゆえソロ仕様ながらシートも2人分と長く、優雅な乗り心地とルックスになっています。エンジンは2Tと4T版の2種類が用意されています。

排気量50ccクラスのベスパラインナップ最下位モデルですが、LXモデルらしい堂々としたスタイリングを持っており、クラスを超えた所有欲を満たしてくれることは間違いありません。二輪免許所持者であればワンランク上の125ccや150ccクラスがオススメですが、原付しか乗れないライダーであってもベスパに乗れるというのは喜びです。日本では特に女性の方がお洒落な街乗り用として人気があります。もちろん、シート下にはジェットタイプ以上のヘルメットが収まる収納スペースを確保しているので利便性はバッチリです。ベースフレームに盗難防止リングが備わっており、チェーンロックなどを使用しやすいようにという工夫も施されています。

エンジンは現代的な4ストロークユニットと、シンプルな2ストロークユニットの2タイプが用意されています。2ストならではのフィーリングとキビキビした走りを楽しめる2ストか、優れた環境性と燃費性に安定性を実現している4ストか、お好みに合わせて選ぶことができます。

新車車両税込価格は、2Tモデルが31万5000円、4Tモデルが33万5000円です。車体色はバルカンブラック、モンテホワイト、ドラゴンレッドをラインナップしています。

Vespa LX150 3V

欧州で最も高い人気を獲得しているベスパモデル、LXシリーズ。兄貴分にあたるGTSモデルを踏襲したお洒落かつ痛快なデザインが施され、エンジンは排気量125ccと150cc版を用意。共に燃費からパフォーマンス、環境性ももちろん十分に備わっています。

スタイリングは兄貴分にあたるGTS譲りのスポーティーで現代的にアレンジされた装いです。スチールモノコックボディや片持ちホイールといった伝統、そしてリアのスズメバチを連想するふっくらとした形状です。メーターパネルにはレトロテイストが溢れています。ヘッドライトには現代的なマルチリフレクターを選択。古き良きデザインと現代風が見事に融合したスタイリングのベスパです。エンジンには2012年より発売された熟成ピアジオユニットを搭載し、フューエルインジェクションとの組み合わせ。低燃費性から始動性を大きく向上させています。

古風なハンドシフトを備えるPXではシート下収納スペースがありませんでしたが、LXモデルではしっかりと用意されています。しかも兄貴分のGTSではジェットヘルメット以上の収納が難しいという弱点を克服しているのもポイントです。大スペース化する国産同クラススクーターには及びませんが、必要最低限のユーティリティを確保していると言えます。その他フロントにはインナーボックスを備え、リアにはクラブレールが備わっています。

新車車両税込価格は、LX150が41万8000円、LX125が39万8000円です。車体色はバルカンブラック、モンテホワイト、ドラゴンレッド、ミッドナイトブルー、ポルトベネレグリーンをラインナップしています。

Vespa PX150

往年のハンドシフト採用レトロベスパを見事に蘇らせたモデル、PXシリーズ。いまや希少な2サイクルエンジンを採用しながらも環境性は十分に考慮。実用面では一歩引いてしまうものの、走る楽しさを大いに楽しむことができるスクーターです。排気量は125ccと150cc版が用意されています。

1977年に発売されて大ヒットを記録したベストセラーベスパモデルのPX。一時生産終了になるも現在は見事に復活。現代的なGTSモデルやLXモデルとは明らかに違う、クラシックなベスパとして人気を得ています。もちろん、伝統のスチールモノコックボディや片持ちホイールといった特長はそのままで、というよりも全体のルックスそのものがオールド感たっぷりとなっています。石畳を駆け抜けることでパンクしやすい事情を考慮してスペアタイヤを装着している点なども、通には分かるベスパのポイントです。

外観もそうですが、最大の特徴はハンドシフト機構でしょう。左手グリップ部にシフトが装着されており、クラッチレバーを握ってグリップを捻ることでシフトチェンジを行います。スクーターと聞くと無条件にオートマが思い浮かびがちですが、PXベスパはマニュアルスクーターなのです。また、セルと同時にキックスターターも備わっているのが古風です。2ストロークエンジンならではのフィーリングも、いまや希少な味と言えます。

新車車両税込価格は、PX150が46万9000円、PX125が44万9000円です。車体色はグロスブラック、モンテホワイト、ドラゴンレッド、ミッドナイトブルー(PX150のみ)をラインナップしています。

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