バイクニュース

公開日: : 最終更新日:2015/07/19 バイク

ハーレー 試作モデルとして電動バイクを発表

2014年6月19日、アメリカはハーレーダビッドソン社が同社としては初となる電動バイクの発表を行った。題して「プロジェクト・ライブワイヤ」。この電動バイクは環境性能への配慮を持つ未来の乗り物とすると同時に、ハーレーならではの独自走行サウンドと優れた加速性能を持ち合わせた個性的なマシンとすることでオリジナリティを確立、新時代のハーレー顧客を狙うとしている。

独自デザイン

プロジェクト・ライブワイヤはウィスコンシン州のデベロップメント・センターにて開発が行われ、先進的なデザインにより懐古的なビッグツインモデルとは一線を画している。また軽いマシンながら重厚感溢れるデザインとし、タッチスクリーン式ディスプレイといった先進アイテムの装備も際立っている。大きくモーターサイクルのスタイリングから異なることは無いが、ハーレーダビッドソンン培ってきたそれとは明らかに異なり、クルーザーというよりもロードスポーツのアグレッシブなスタイリングとなっている。

戦闘機のようなサウンドとパワー

ハーレーといえば独自の排気サウンドフィーリングが1つの魅力として長らくあげられてきたが、発表された試作機にも特徴的な走行音が求められており、それは戦闘機の飛び去る迫力あるサウンドに近いとしている。性能に関してはリチウムイオン電池搭載で発進後約4秒で時速60マイル(約100(キロ)に到達、また航続距離は1回の充電で100マイル(約160キロ)を実現しており、今後の電池技術の進歩に合わせてさらに航続距離を伸ばすことを目標としている。

発売の目処は?

ハーレーダビッドソン社は来年2015年にアメリカ国内をはじめカナダやヨーロッパにて試乗ツアーを行うことでハーレーの電動バイクに対する評価を探り、殿堂バイク市場への参入を決定するとのことだ。コンセプトモデルとして終わるか、ラインナップモデルとなるかは今後の市場評価次第となるが、現時点での話題性は非常に高い。

気になるような、ならないような

自分自身、80年代のちょっと古いハーレーに乗っているもので、正直インジェクション搭載の先進ハーレーには抵抗意識が拭えない。それはやはり独特なサウンドに欠けるという点が大きい。ただ先進モデルがまったくもって嫌いというわけでもなく、SF映画に出てくるような今回の電動バイクは非常に気になる。そして戦闘機のようなサウンド…… という点も、ハーレーらしい憎い試みなのかなと(笑)。買う買わないは別として、未来を担うハーレーモデルとしてラインナップ化を期待したいな。

中高年ライダー増加、各社中大モデル拡充

2014年現在、中高年層のライダーが急増中だ。理由は大型へのステップアップが容易になったことにはじまり、長らく続いていた不景気から景気回復の兆しが見えはじめたことで趣味性の強い乗り物にお金を使いやすくなったこと、また丁度今、子育てや仕事がひと段落したことで趣味に時間を費やしやすくなったなど、様々な理由があげられる。また40~50代のバイクブームに熱せられ、20~30代にも中型以上のバイク需要が高まりつつある。そのような影響を受け、国産メーカーもモデル拡充に精力的になっている。

最も熱いホンダの動き

国産メーカーの中で最も精力的に活動しているのは、何といってもホンダだ。そのラインナップ数は他国産メーカーを大きく引き離している。基本設計を共通化、海外モデルの国産化といった手法を用いてモデル数の拡大に努め、大型ミドルクラスのNCシリーズがまだ記憶に新しいところだがリッターオーバーにF6BやF6Cといった派生モデルを、また快適技術の体感をコンセプトに掲げたCTXフラッグシップのCTX1300を2014年に加えている。またミドルクラスでは先進スタイルを持ったニューフェイス、NM4をはじめ、排気量を拡大した新NCシリーズ、さらにCB650シリーズを、エントリークラスでは2気筒CBモデルを加え、クォータースクーターでは昨年フォルツァSiを加えている。

その他メーカーの動き

ホンダ以外のメーカーも動きを見せている。ヤマハはニューミドルクルーザーのBOLTを加え、立て続けにクロスプレーンコンセプトに基き開発されたニューユニットを搭載したMT-09、MT-07を堂々とデビューさせた。スズキも海外で人気のモデルを国産ラインナップに加えることで充実を図った。逆輸入車として多大な人気を誇っていたメガスポーツの隼をはじめ、V-Strom1000、GSR750が国産ラインナップ化することで親しみやすさを大きく高めた。またクォータークラスにはバーグマンという原付二種と軽二輪ビッグスクーターの間を保管するスクーターを導入している。カワサキは往年のモデル、WシリーズやZシリーズのネームで独自の勝負を続けている。

選択する楽しみが増えた

僕が免許を取得し、ファーストモデルを選択したのは今から10年ほど前のこと。当時は今より選択モデルの幅が狭かった。定番を選ぶか、それとも型落ち中古車を選択するかという人が多かった。今は燃費を考える人も多いのか、現行新車を選択する人が増えたように思う。メーカーサイトでも燃費を大々的に発表しているくらいだ。闇雲にラインナップを増やせば良いわけじゃないという意見もあるだろうが、初心者やリターンがマシンを選択する楽しみが増えたということは、素直にバイクに親しみやすく、のめりこみやすくもなりいいことだと個人的には思う。

スポンサーリンク

関連記事

ドゥカティ(DUCATI) 2013 バイクモデルカタログ

2013年のドゥカティラインナップは、ディアベルシリーズ、ハイパーモタードシリーズ、モンスターシ

記事を読む

バイク免許教習所ガイド:はじめる前の心構え

セーフライダーを目指して 自動二輪教習をはじめる前の心構えとして、“セーフライダー”を目指すこ

記事を読む

ハーレーダビッドソン(HARLEY-DAVIDSON) 2013 バイクモデルカタログ

ハーレーダビッドソンは常にわが道を進む、そんなスタンスが伝わってくるラインナップを毎年見せてくれ

記事を読む

イギリスのバイクメーカーの歴史や特徴のまとめ

イギリスはバイク文化にも大きな影響を与えている国です。インドに生産体制を置き、アジアに英国スタイ

記事を読む

韓国のバイクメーカーの歴史や特徴のまとめ

韓国のバイク文化は、日本のメーカーからの技術提供のお陰で発展したといっていいでしょう。現在の韓国

記事を読む

ホンダ(HONDA) 2013 バイクモデルカタログ

国産4大メーカーのうち最も活発なメーカーであるホンダのラインナップは非常に充実です。原付一種を除

記事を読む

オーストリアのバイクメーカーの歴史や特徴のまとめ

大自然豊かな国という理由からか、オーストリアにはオフロードバイクの名門ブランドが世界的に有名です

記事を読む

免許取得までの流れや心構えなどをご紹介

バイクに乗るに当たって必要不可欠なものは、まず第一に二輪免許です。こんなことは、誰かに改めて教わ

記事を読む

バイクの伝動装置(クラッチ、ギアなど)の仕組みや働き

バイクはクラッチを切ってギアチェンジを行ってという操作を行いますが、この部位に当たるのがここの伝

記事を読む

バイク買取体験談、ライダー達のバイクとの別れ経験

バイクを手放してしまうというのは、購入した当時には思いもしなかった出来事です。「一生乗るぞ」って思う

記事を読む

タイガー ホームベーカリー土鍋焼きの特徴や感想

感動のおいしさ届けるタイガーのGXシリーズから、ホームベーカリーが

アーロンチェアの特徴や感想

背中がメッシュ素材だから、1日中椅子にかけていても、ベタベタ感がな

日本三大鶏>比内鶏、薩摩地鶏、名古屋コーチン

日本にはさまざまなジャンルの三大○○があります。食に関する三大括り

象印 コーヒーメーカー 珈琲通の特徴や感想

コーヒーでなく、珈琲を飲みたいときってありますよね。 日曜日の昼

UCC DRIP PODの特徴や感想

チェリーレッド、カフェブラック、ハニーホワイト。 ポット本体の色

→もっと見る

PAGE TOP ↑