油圧ショベル(ユンボ)のアタッチメントやバケットの特徴や詳細のまとめ

公開日: : 最終更新日:2015/03/12 ビジネス

油圧ショベル(ユンボ)のアタッチメントやバケットの特徴や詳細について


油圧ショベルは、自走式の建設機械の一つで、油圧で作動するアームの先端に各種のアタッチメントを取り付けることで様々な働きをさせることができます。
ユンボと呼ばれることもありますが、これはフランスの建設機械メーカーであるシカム社(SICAM)の商標で、新三菱重工業(現在の三菱重工業)が、その技術を導入して日本で生産・販売したために、日本ではこの名前が普及し、油圧ショベルの代名詞として浸透しています。
他に、パワーショベルやショベルカー、ドラグショベルという呼び方をされることもあります。
取り付けるアタッチメントの種類によって、様々な働きをさせることができますが、下向きのバケットを取り付けてバックホーとして使うのがもっとも一般的でしょう。

他のアタッチメントの種類には、貝のように開閉させて深い穴を掘る時に使われる『クラムシェル』、
幅が広く平坦な底部を持つ『法面バケット』、
V字型の溝を掘る時に使われる『台形バケット』、
底の部分が格子状になっている『スケルトンバケット』、
太く長い爪で岩石を掘削する『リッパバケット』、
油圧モーターとふたつのジョーを備えた『バケットクラッシャー』、
底の部分が円錐形に開く『生コンバケット』、
木の根っこを抜くときや岩石を削るときに使う『リッパ』、
打撃力で物を破壊する『油圧ブレーカー』、
ビルや高速道路などの解体に使われる『油圧クラッシャー』、
鉄骨切断機とも呼ばれる『油圧カッター』、
大きなくちばしのようにものをつかめる『グラップル』、
強力な電磁石でものを吸い付ける『リフティングマグネット』、
チェーンソーとして使える『林業仕様』などがあります。

これらを見ても分かる通り、油圧ショベルは幅広く多岐にわたった使い方ができる建設機械ですから、工事現場にはなくてはならないものということができます。
そのため、日立建機や小松製作所、住友建機、加藤製作所、ヤンマーなどの日本のメーカーや、キャタピラー、リープヘル、TEREX-FUCHSなどの海外メーカーから、数多くの油圧ショベルが販売されています。

油圧ショベル(ユンボ)のアタッチメント

油圧ショベル(ユンボ)の大きな特徴として、アタッチメントを取り替えることで様々な作業に対応することができるということが挙げられます。
アタッチメントを直訳すると、『機能を高めるための取り付ける、機械などの附属品』ということになりますが、油圧ショベル(ユンボ)のアタッチメントは、まさにその通りのものです。
ここでは、代表的な油圧ショベル(ユンボ)のアタッチメントをご紹介していきましょう。

【油圧ブレーカー】・・・コンクリートや採石場などでの岩石の破壊、道路工事での岩盤破砕や溝堀などに使用されるもので、ダイナマイトなどでの爆破作業ができない場所で使われることもあります。

【油圧クラッシャー】・・・ビルや高速道路の解体に使われるアタッチメントで、『破砕機』や『圧砕機』と呼ばれることもあります。

【油圧カッター】・・・建造物の切断や、自動車などの解体に使われる巨大なハサミで、『鉄骨切断機』とも呼ばれます。

【油圧グラップル】・・・林業や木造家屋の解体で使われる、ものをつかむためのアタッチメントで、大きなくちばしのような形をしています。

【クラムシェル】・・・深い穴を掘る時に使われるもので、貝のように開閉するのが特徴です。伸縮式アームとセットで使われることが多いアタッチメントです。

【法面バケット】・・・土手などの法面仕上げに使われるアタッチメントで、幅が広く底の部分が平坦になっています。

【台形バケット】・・・文字通り台形のアタッチメントで、V字型の溝を掘る時に使われます。

グラップルの特徴や詳細について

『グラップル』は『油圧グラップル』とも呼ばれる、ものをつかむためのアタッチメントのことで、くちばしのような形をしています。
『ものをつかむ』という汎用性高い機能を持っているため、様々な場所で使われるアタッチメントですが、特に林業や木造家屋の解体など、木材を扱う場所では大活躍しているアタッチメントです。

これひとつで、『集材』、『積込み』、『荷降ろし』、『玉切り』、『木口揃え』、『椪積』、『枝条処理』など多くの作業をこなします。
各メーカーで様々な仕様のグラップルが開発され、販売されていますが、ものをつかむというのは何度も反復する作業ですから、まずはトング部分の耐久性が高いことが、良いグラップルの条件といえるでしょう。
実際、メーカー毎に様々な作業形態を考慮した上で、耐久性の高いものとなるように研究が重ねられています。

また、トングの開閉スピードが早いことも重要なポイントです。開閉に手間取るようでは、当然ながら作業能率も落ちてしまいます。
極力、効率よく作業できるスピードのものを選ぶことが大切です。

また、開閉スピードだけでなく回転をスムーズに行えるかどうかも見極めのポイントといえるでしょう。
回転させやすいということは、それだけ作業の自由性が高いことにつながりますから、ここも見逃すことができないですね。
さらに、グラップル単体の機能だけでなく、本体の油圧ショベルとの着脱がしやすいものかどうかも、しっかり確認しておいてください。

基本的に油圧ショベルはアタッチメントを取り替えるのが前提ですから、交換が簡単にできるものを選ぶことも、作業の能率を上げるためには必要なポイントとなります。

ブレーカーの特徴や詳細について

『ブレーカー』とは『油圧ブレーカー』とも呼ばれ、油圧ショベルに取り付けて、コンクリートの破砕や岩盤の掘削、岩石の小割などに使用されるアタッチメントのこと。
ブレーカーは、ロッドと呼ばれる棒状の金属で打撃することで、コンクリートや岩盤などを破壊します。

コンクリートや岩盤の破壊が必要な作業は大変多いため、ブレーカーも様々な工事現場で利用されています。
各メーカーから、大小様々なものが開発・販売されていますので、その用途によって使い分けるといいでしょう。

基本的には、打撃で破壊するというシンプルな機能を持っているアタッチメントですが、打撃の際にはかなり大きな騒音と振動が出てしまうため、使う場所を選ばなければならないという弱点がありました。
また、作業中の振動は操作するオペレータの疲労度にも直接関係してくるため、各社とも、できる限り騒音と振動を抑える研究を重ねてきています。

最近では、低振動・低騒音を実現した製品も多数登場してきていますので、以前よりも稼働場所が大幅に広がってきましたし、オペレータの疲労度を軽減することにも成功しています。
もちろん、それでいて破砕力や耐久性は維持していますから、作業効率が落ちるということもないようです。

さらに、メンテナンスも簡単に済むような仕様のものが増え、経費削減にもつながるような工夫がなされていますから、より気軽に使えるようになってきたということができるでしょう。

リフティングマグネットの特徴や詳細について

『リフティングマグネット』は、強力な電磁石を利用して鋼板やスクラップなどの鉄材を持ち上げて移動させるアタッチメントのこと。
製鉄所や造船所、あるいは金属のリサイクル工場、それにビルの解体現場などで、鉄鋼製品や鉄スクラップの運搬に用いられているものです。

性能は製品によって様々ですが、概ね直径1~2mほどの電磁石で、数トンの鉄材を吸着することができると言われています。
金属の運搬というのは、多くの工事現場で必要な作業ですから、リフティングマグネットも様々な場所で大活躍しているアタッチメントということができます。

1回の操作で必要なだけの鋼板などを吊上げ、運搬することができるようになっていますから、作業効率を大幅にアップさせられます。
また、最近ではコンピュータ制御で自動運転できるものも登場してきていますから、ますますその利便性は高くなってきているといえるでしょう。

運搬する素材に合わせて、『鋼板吊り用』、『スラブ吊り用』、『ビレット吊り用』、『ストリップコイル吊り用』、『形鋼吊り用』、『パイプ吊り用』、『棒鋼吊り用』など、各種のリフティングマグネットが存在しています。
リフティングマグネットの弱点をあげるとしたら、通電が必要なことでしょう。

鉄鋼製品を運搬するためには、数kW以上消費電力が必要となりますから、長時間連続使用すると発熱のためにコイルが破損してしまうこともあります。
そこで、それを避けるために永久磁石と電磁石を併用して組み合わせるというタイプのリフティングマグネットも開発されています。

クラムシェルの特徴や詳細について

『クラムシェル』とは、深い穴を掘る時に使われる油圧ショベル用のアタッチメント

クラム(Clam)を直訳すると『ハマグリ』、シェル(Shell)は『貝殻』という意味になり、2枚貝のような形のバケットを開閉させて土砂をつかんで掘削するために、この名がついています。

伸縮式のアームと組み合わせることで、より深い穴を掘ることが可能になります。
その形状によって、『標準型』、『丸型』、『大型』などの種類があり、使用する場所に応じて、もっともふさわしいものを選んで使い分けられます。

穴を掘るためのアタッチメントですから、やはり使用する場所は多く、これもまた汎用性の高いアタッチメントということができるでしょう。
主な使用場所としては、地下駐車場、共同溝の排土作業、鉄塔基礎の深礎掘削作業などが挙げられます。

また、クローラクレーンの代わりとして使われることもありますから、かなり多くの工事現場でクラムシェルが使われていることになります。
従来のクラムシェルの場合は、バケットの中に土が残るというものが多かったのですが、最近は改良が進み、バケットを開いた時点で土を構成排出するようなものが増えてきています。

また、粘土質の土壌でも使いやすくなっていますので、クラムシェルも格段に進歩してきてるということができるでしょう。
ただ、クラムシェルの種類によっては、適合する油圧ショベルが限られているものあるので、購入の際には注意が必要です。

圧砕機(クラッシャー、破砕機)の特徴や詳細について

『圧砕機』は、『破砕機』や『油圧クラッシャー』、または単に『クラッシャー』とも呼ばれている、いわば工事現場で用いられる巨大なペンチやニッパーのようなものです。
鉄筋コンクリートの構造物やアスファルトを砕き、さらに鉄筋を切ることもできる圧倒的な破砕力を持っているため、主にビルや高速道路などの解体に用いられています。

その用途によって、『大割』と『小割』に分けられますが、特に指定なく、単に圧砕機や破砕機と呼ばれる場合は、大割の圧砕機を指していることが多いでしょう。
大割の圧砕機は、その名の通り大掛かりな作業を行う場合に用いられるもので、形状自体がペンチやニッパーそっくりになっています。

本体に油圧か手動操作による回転機構を持っていて、刃先の角度を変更することが可能です。
これにより、柱などをつかむ場合には刃先を水平にし、梁などをつかむ場合には刃先を垂直にするなどの調節をします。

挟み込む力がかなり強いうえにカッター部分もついていますから、その破砕力と切断力は相当なものです。
また、開口幅が大きく設定されているものが多いので、幅広のコンクリートやアスファルトなども容易に破砕・切断することができます。

最近のものは改良が加えられ、より低振動で低騒音になっていますから、市街地などでの作業にも使いやすくなってきました。
操作性も向上してきていますから、以前のものより作業効率自体も上がってきているといえるでしょう。

小割圧砕機(小割破砕機)の特徴や詳細について

『小割圧砕機』は『小割破砕機』とも呼ばれる、油圧クラッシャーの一種。
大割の圧砕機が、両開きのペンチやニッパーのような形をしているのに対し、小割圧砕機は大きさの違う2つのグリップの小さい方だけが動く形状になっています。

また、小割用の圧砕機には磁石付きのものが多いため鉄筋の選別にも使われています。
基本的には、大割りされたコンクリートをさらに小割りにするというのが使用目的ですが、鉄筋の丸め込みや回収、積み込みまでカバーすることが多く、解体工事の現場や再資源化施設では大活躍しているアタッチメントといえるでしょう。

最近の機種では、かなり磁力も強くなっているので、「より高く・より遠く」までマグネットが届き、小割り作業ができる範囲内なら磁石を使う作業も十分可能になっています。
鉄筋や鉄屑の分別作業も、機械を頻繁に移動せずに行えますし、以前の機種では不可能だった大型トラックなどへの積み込みも楽に行えるような機種が増えていますので、新しいものほど作業効率も高くなっているといえるでしょう。

それに、コンクリートを圧砕した姿勢のまま磁石での作業ができるようになってきているので、姿勢を変更するような操作も必要なく操作性もかなり向上したものが増えてきています。
磁力自体も強くなっていますし、磁力のオン・オフも瞬時に行えるものが多いですから、鉄筋の分離や吸着、開放といった一連の作業を、よりスピーディに、そしてスムーズに行えるということも、大きく進歩してきたポイントです。

カッターの特徴や詳細について

『カッター』は、『油圧カッター』や『鉄骨切断機』とも呼ばれている、巨大なハサミのようなものです。
主に、鉄骨ビルや橋といった建造物を切断・解体する時や、自動車や鉄道車輌、航空機などを解体する時に使われます。

使用目的によって、サイズや形状も様々で、片刃式のものと両刃式のもの、フリー旋回タイプと油圧旋回タイプなどがあります。
挟み込む力もかなり強力ですから、鉄筋の切断はもちろんですが、鉄骨の解体やスクラップ作業などにも幅広く使われ、重宝する機器と言えます。

また、切断にガスを使わないため、火災の心配がないということもカッターの大きな利点といえるでしょう。
最近の機種には、ブースタ(増圧機構)が内蔵されていますので、開閉も素早く、また切断力もかなりハイパワーになっています。

もちろん、360度の全旋回式ですから、切断物がどのような角度になっていても対応可能です。
それらの機能的な部分だけでなく、カッターの刃の部分も、より強靭なものが開発されていますので、切断力はかなり上がってきているといえるでしょう。

さらに、低振動・低騒音・高能率を目指して改良が重ねられている機種も増えていますから、あらゆる面でトータルに質が上がってきています。
これにより、市街地などでの作業にも対応できますし、操作するオペレータの疲労度なども軽減することが可能ですから、建築機器も環境や人や優しいものが主流の時代になってきたといえそうですね。

油圧ショベル(ユンボ)の特徴や詳細について

油圧ショベル(ユンボ)のバケットとは、掘削した土砂やコンクリートなどを運ぶためのアタッチメントのことを指しています。
意味合いとしては、建築機器用の容器ということになりますので、油圧ショベル(ユンボ)のバケツと考えて良いでしょう。

油圧ショベルの使用目的が『掘ること』と『積み込むこと』ですから、バケットは作業の要となる重要なアタッチメントといえます。
その種類には、『溝堀り用』や『軽作業用』、他にも『ローダーバケット』、『ピラニアバケット』、『スケルトンバケット』、『法面バケット』、『ホーバケット』、『クラムシェル』、『台形バケット』、『リッパバケット』、『生コンバケット』、「バケットクラッシャー』などがあります。

バケットの種類は、どんな場所で使うのかということによっても選択されますし、また、どんな風に掘削するのかによっても使い分けられます。
バケット自体もアタッチメントの一種ですから、必要に応じて付け替えて使用するということになりますね。
バケットを付け替えることで、油圧ショベル(ユンボ)の働きが、様々な形に広がりますから、バケットの役割というのはかなり大きなものです。

バケット自体の機能的な面が重要なのは言うまでもありませんが、付け替えるということを考えると、着脱が行いやすいかどうかというところも、バケットを選ぶ時に大きなポイントになるでしょう。
作業を効率良くすすめるためにも、バケットは使いやすく付け替え安いものを選びたいものです。

ローダーバケットの特徴や詳細について

『ローダーバケット』とは、採石場などで砂利をダンプに積み込むときに使われるバケットのこと。
主に、大型の油圧ショベル(ユンボ)で使われることが多いようです。

通常のバケットでは、油圧ショベル(ユンボ)本体から見て手前側にバケットの開口部があるのですが、このローダーバケットでは、本体から見て進行方向側、つまり前方に開口部があります。
そのため、バケットを手前に引いて土砂などを掘り起こすのではなく、バケットを押しながらすくい上げるような形で使用します。

言ってみれば、通常の油圧ショベル(ユンボ)とは正反対の動きをさせるということになるのですね。
そのせいか、ローダーバケットを装着した油圧ショベル(ユンボ)は、『ローディングショベル』と呼ばれ、通常の油圧ショベルとは区別されていることも少なくないようです。

とはいえ、ローダーバケットを装着している以外は、通常の油圧ショベル(ユンボ)と、何ら変わるとことはありませんから、特に難しく考える必要はないでしょう。
また、ローダーバケットのもう一つの特徴として、バケットの背面に油圧シリンダーが内蔵されているということも挙げられます。

このシリンダーによって、バケットの底の部分を開閉させることができ、すくった砂利やコンクリートなどを効率良くダンプに積み込むことができるようになっています。
動かす方向は通常とは逆になりますが、砂利などをすくい積み込むという点は同じですので、油圧ショベル(ユンボ)の使用法の一つという感覚で見ておくといいでしょう。

ピラニアバケットの特徴や詳細について

『ピラニアバケット』は、油圧ショベル(ユンボ)で使われるバケットの中でも、ひときわユニークなタイプのものです。
一見すると、普通のバケットと同じような形をしているのですが、バケットの”ふち”の部分が開閉できるようになっていて、そこでものを挟み込めるようになっているのです。

その動きが、まるでピラニアのあごの動きとにているために、ピラニアバケットという名前がついたようです。
ピラニアバケットは、ふちの部分を開閉させるために、バケットの背面とブラケットの左右両脇の部分に、油圧のシリンダーが2本内蔵されています。

さらに、ピラニアバケットのかみ合わせの部分はギザギザした形状になっていて、これがまたピラニアを連想させます。
とはいえ、ピラニアバケットの歯先の角度は約90度ほどですので、実際のピラニアの歯ほどは鋭くありません。

基本的にピラニアバケットは、木造家屋の解体作業に適しているということで、メーカーのサイトなどでは紹介されています。
実際には鉄筋の解体などにも使われていますが、その場合には噛み合わせ部の磨耗が早く進みますので、注意が必要です。

普通のバケットでは、ものをすくうことはできても、挟むことができません。
つまり、何かを挟みたい時には別のアタッチメントに取り替える必要が出てきます。
その点、このピラニアバケットなら、1つのバケットですくうことも挟むこともできますから、一度使うと、その便利さから手放せなくなるようです。

スケルトンバケットの特徴や詳細について

『スケルトンバケット』とは、バケットに格子状の穴が開いているもので、すくったものを”ふるい”にかけたり、コンクリートなどを撹拌する作業にも使われるものです。
解体工事の現場には、様々な瓦礫が生じますし、砕石現場などでも掘削物の大きさはまちまちとなります。

単に運ぶだけで良いのなら通常のバケットで十分ですが、大きさなどで分類しなくてはいけないようなときには、このスケルトンバケットがとても便利です。
スケルトンバケットの構造は、三日月形の鉄板をバケットの前後方向に等間隔で十数枚配置され、さらにそれとは垂直方向に鉄の丸棒が数本通されているというのが一般的です。

つまり、この三日月形の鉄板と丸棒によって格子状の構造が作られているのですね。
バリエーションとしては、上記のスケルトンバケットの側面に丸い穴をあけたものや、側面だけを格子状にしたもの、あるいは構造は同じでバケットの横幅が広いものなどがあります。

さらに、メーカーによってはスケルトンのマス目が格子状ではなく、ハニカム(六角形)形状になっているという特殊なタイプもあります。
ハニカムタイプのものは、本体の重量を軽量化させるので、作業効率を上げることができるだけでなく、燃料費の節約にもなるのでコストの削減にもつながるようです。
通常の格子状のタイプも、マス目のサイズを特注で指定できるものが多くありますから、使用目的に応じて最適なものを選ぶことが可能になっています。

法面(のり面)バケットの特徴や詳細について

『法面(のり面)バケット』とは、バケットの幅が広く、底の部分が平坦になっていて、主に土手や宅地造成、道路などの法面仕上げに使われるものです。
ちなみに法面(のり面)とは、河川の護岸工事や山道の斜面に作られるような『平らな斜面』のことを指しています。

法面バケットは、使用目的が法面を作ることですので、最初にも書いた通り幅広で底の部分が平坦という、通常のバケットとは違った特殊な形状になっています。
とはいえ、容積もある程度は確保されていますから、一般的なバケットのように掘削作業に使うことも可能ではあります。

ただ、使われている鉄板が、通常のバケットよりも薄い場合がほとんどですので、強度は落ちてしまいます。
ですから、掘削作業に使う場合は注意するようにしてください。
少し使っただけで傷んでしまうということも十分に考えられますので。

また、法面バケットの中でも、用途に合わせて、さらに細かく分類することができます。
例えば、法面バケットでありながら掘削用途を重視して容量を増しているタイプのものや、バケットの前面と背面の両方で作業能力をアップさせるために返りの振り角を大きくしているもの、また法面だけでなく田んぼの改良にも使える『田面.法面兼用タイプ』などが挙げられます。

一口に法面バケットといっても、販売メーカーによってサイズや形状、それに呼び名なども様々なものが出ています。
用途に合わせて、最適なものを選ぶことが大切といえるでしょう。

ホーバケットの特徴や詳細について

『ホーバケット』は、油圧ショベル(ユンボ)で使われるバケットの中でも、もっとも一般的なもの。
工事現場でもよく見かけるタイプのバケットで、通常は最初から油圧ショベルに装着されています。

便宜上ホーバケットという呼び方をしていますが、特に決まった名称はなく、建機メーカーによっては『ホーバケツ』と呼ぶところもあるようです。
ホーバケットは、鉄板を曲げて加工されていて、底面が円筒に似たような曲面になっていることが大きな特徴です。

そこに、側面の板とリップと呼ばれるバケット前面の分厚い鉄板、ブラケットやクレーンフックと呼ばれるパーツを溶接して作られています。
さらに、バケットの外側には、本体の摩耗を防ぐための対策として、耐摩耗性に優れた鉄板や特殊加工された合金などが溶接されているものも少なくありません。
これらの処理により、採石場などの磨耗が激しい現場でもバケット本体を長持ちさせることができるようになっています。

また、補強板が薄くなってきたら、それを張り替えることで寿命をのばすことも可能です。
バケットで掘削作業をする場合に、重要な働きをするのがリップです。

リップには、アダプタと呼ばれる爪状の部品が溶接されていて、これが直接的に土砂等に食い込こむことで掘削しやすくなっています。
さらに、バケットの用途によってはポイントと呼ばれアダプタを保護するための交換可能な耐磨耗用カバーや、ツース板などを装着することも可能です。

スポンサーリンク

関連記事

113333977_カウンセリング

心理カウンセラーの資格を目指す人の為の基礎知識

こちらでは心理カウンセラーの資格や仕事について解説していきます。 心理カウンセラーになるために

記事を読む

kangoshi3

看護師の資格を取る為の学校とは

高等学校衛生看護科 みなさんは将来の夢の為の進路選択をいつぐらいにしましたか?中学校や高校、大

記事を読む

電子チラシってご存知ですか

電子チラシってご存知ですか?今、電子折込みチラシが大躍進しています。

 皆さんは買い物をする時、少しでも安く買い物をして節約をしたいと思っていますか? 昨今、ス

記事を読む

メドフィット

メドフィットの詳細・特徴・口コミ

メドフィットは薬剤師専門の求人サイトであり、株式会社ゲンテンリンクスが運営しています。 コ

記事を読む

eiyoshi2

管理栄養士の主な勤務先と仕事内容

病院 病院や診療所で働く管理栄養士は、病気の治療、再発防止、合併症予防を目指し、患者の症状や栄

記事を読む

MC-ファーマネット

MC-ファーマネットの詳細・特徴・口コミ

MC-ファーマネットは薬剤師のための転職サポートサービスであり、株式会社メディカルコンシェルジュ

記事を読む

eiyoshi1

管理栄養士の資格を目指す人の為の基礎知識

管理栄養士とは、主に傷病者に対して、一人一人の症状や体質などを考慮しながら療養に必要な栄養を指導

記事を読む

yakuzaisi17.7.25-1

薬剤師転職の成功事例と失敗事例

薬剤師転職成功事例1 調剤薬局を併設しているドラックストアでパート薬剤師として働いていたAさん

記事を読む

jyosanshi2

助産師の資格と仕事のまとめ

こちらでは、助産師についての紹介を行っています。 助産師はお産の介助をするのがおもな仕事となり

記事を読む

shinri1

心理カウンセラーの資格を生かせる職場や分野のまとめ

医療分野 医療分野で心理職に就くためにはどのような知識や資格がいるのでしょうか。 また、医療

記事を読む

zojirushi-tukitate
象印 精米器 つきたて風味の特徴や感想

お米は、研ぐ前ぎりぎりのつきたてで炊いた方が絶対おいしいごはんがで

4-21-2
日本三大金魚生産地>大和郡山市、弥富市、江戸川区

観賞魚の金魚を飼ったことがある人、いま飼っているという人は多いでし

メディウェル
メディウェルの詳細・特徴・口コミ

メディウェルは、東京証券取引所一部に上場している株式会社アインファ

40-11-9
日本三大葱>下仁田ねぎ、岩津ねぎ、博多万能ねぎ

日本国内にはたくさんの日本三大○○がありますが、葱(ねぎ)にも三大

no image
ツインバード コードレススティック型クリーナー ジェットサイクロンJの特徴や感想

コードさえなかったら、お部屋を縦横無尽に掃除機かけられるのに。 コー

→もっと見る

PAGE TOP ↑