世界の紅茶の種類と特徴をご紹介

公開日: : 最終更新日:2015/12/07 グルメ.食品


世界の各地でさまざまな種類のお茶が飲まれています。
さまざまなお茶のなかで特によく飲まれているのが紅茶です。
一口に紅茶と言ってもその種類は非常に多彩で、香りや適して飲み方もちがいます。
紅茶をより楽しむためには、紅茶の種類や適した入れ方を覚えることが大切です。
ここでは主要な紅茶の特徴を紹介します。

ダージリン (Darjeeling)

古くから愛されている紅茶のひとつであるダージリンは、インド北東部のダージリン地方で生まれました。
マスカットにたとえられるようなさわやかな香りと、口当たりのやわらかさが特徴的です。
ダージリンの茶葉は標高2000mの高地から急峻な谷底までの斜面からとれ、日中と夜間の激しい寒暖差によって生じる霧が、独自の味や香りを作り出すことに一役買っています。
生産時期は3~11月で、その年によって味や香りは大きく異なると言われています。
3~4月に雨期に突入すると、茶木にはやわらかな新芽が芽吹きます。
この時期にとれる茶葉はファーストフラッシュと呼ばれ、新鮮で若々しい味や香りが多くの人に好まれています。
色味も通常のダージリンと比べて緑色が強く出ており、少し違った風味を楽しむことができます。
5~6月にとれる茶葉は形状がしっかりしたもので、加工後は茶褐色に変化します。
この時期に収穫された葉はセカンドフラッシュと呼ばれ、香りやコク、味すべてが1年を通じてもっともいいとされています。
特にマスカットに近いさわやかな香りはふくよかで、コクも申し分ありません。
10~11月に収穫されるオータムナルの茶葉は、より厚みを増して渋みを含みます。
通常よりも濃く出るので、ミルクティーに最適と言われています。
一般的に、紅茶を入れるときには沸騰したお湯を用いますが、ダージリンの場合は85度くらいのお湯で時間をかけて抽出するのがいいされています。

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アッサム (Assam)

北東インドのブラマプトラ河の両岸に位置するアッサム平原は、世界でも随一と言われるほど雨の量が多い地域です。
そこでとれるアッサムは、強い甘みと深いコクが特徴的な紅茶です。
ダージリンと同じように、ファーストフラッシュはあっさりとしていて、6~7月のセカンドフラッシュがアッサムに特徴的なコクを含む味わいです。
アッサムはストレートで飲むのもいいですが、深いコクを味わうのならミルクティーがおすすめです。
硬水を用いてアッサムを入れると独特の渋みが緩和されるため、硬水を主に飲んでいたイギリスで人気に火が付いたと言われています。
アッサムにはカフェインやタンニンなどの成分が多く含まれているため、クリームが濁ってしまいやすく、アイスティーには適していません。
しかし、成分がお湯に溶けやすいため、ブレンド紅茶やティーバッグにはよく用いられます。

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ニルギリ (Nilgiri)

インド南部のカッツ山脈の丘陵地帯でとれるニルギリは、現地の言葉で「青い山」という意味をもっています。
この一帯で製造される紅茶は、茶葉をカットしてつくるブロークンタイプのものが多く、さわやかですっきりとした味わい、そして透明感のあるきれいなオレンジの水色が特徴的です。
同じ国でつくられるアッサムやダージリンと比較され、力強さや特徴面で評価されにくいことがありますが、くせがないため世代や男女を問わず飲みやすい紅茶と言えます。
そのくせのなさから、ブレンド用の茶葉として用いられることも多く、多くの人に親しまれています。
ニルギリを生産している地域は気候が比較的安定しているため、1年を通じて紅茶栽培が可能で、安定した品質の紅茶をリーズナブルな価格で提供しています。
ほかの紅茶はセカンドフラッシュがもっともいいクオリティとされていることが多いですが、ニルギリの場合は12~1月にとれるウィンターティーがもっとも質が高いと言われています。

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ウヴァ (Uva)

ウヴァは世界三大紅茶に含まれる紅茶で、明るい真紅色の水色や独特の香り、コク、そしてさわやかな渋みが特徴的です。
スリランカ南東部に位置するウヴァは高地で、日中と夜間との寒暖差によって霧が生じやすいとされています。
この霧によってウヴァ特有のフレーバーが作り出されると言われており、特に7~9月の時期は香りがもっとも強くなります。
このウヴァがもつ香りは、スズランやバラの香りに例えられる、メントール系のものです。
質がいいものほど香りが強くなりますが、独特の香りのため、好き嫌いが分かれやすい傾向にあります。
香りが強く苦手な人は、ミルクティーにして楽しむのがおすすめです。
ミルクを加えることでメントール系の香りがフルーティーな香りへとかわり、さわやかな香りと深みのあるコクを堪能することができます。
ウヴァはアイスティーにしてもおいしいですが、タンニンを多く含むためにごりやすくなるのが難点です。
にごりが気になる場合は、水出しで紅茶を入れれば特徴的な香りを維持したまま、透明感のあるアイスティーを楽しむことができます。
ウヴァは水色がとてもきれいな紅茶だということは、古くから言われてきました。
カップに注いだときに縁部分にゴールデンリングと言われる、金色の光が映り込むのもウヴァならではの楽しみです。
特に香りが強く出るシーズンの茶葉は、このゴールデンリングがきれいに出やすいので、この時期のものはストレートで楽しむのもいいでしょう。

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ディンブラ (Dimbula)

ディンブラはスリランカ西部の高地で摘み取られた茶葉によってつくられます。
ディンブラは中央山脈を隔ててウヴァとは真反対に位置する場所でとられます。
そのため、季節風の影響もあってウヴァとは反対の気候になるため、質がいいとされる時期も1~2月と少し異なります。
1~2月は特に質のいい茶葉がとれることがわかっていますが、それ以外の季節も1年を通じて安定したクオリティの茶葉が提供されています。
この地域でとられる茶葉は独特の渋みをもちますが、ディンブラはほのかな花の香りと適度な渋み、さわやかな口当たりをもつため、紅茶の渋みが苦手な人でも安心して飲むことができます。
個性が強く出るタイプの茶葉ではありませんが、誰もが飲みやすいベーシックタイプの紅茶だと言えます。
とても、マイルドな味や風味をもつため、日本人の好みに合っているとも言われます。
飲み口がとても爽快なので、ホットティーだけでなくアイスティーとしても楽しめます。
ほのかな香りを楽しむためにストレートティーとして飲むのもいいですし、ミルクとの相性もいいのでミルクティーとして飲むのもいいでしょう。
ディンブラは適度な風味をもつので、スパイスやフルーツとの相性も抜群です。
さまざまなレモンなどのフルーツやスパイスを加えて、オリジナルのブレンドティーをつくるのもおすすめです。

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ヌワラエリヤ (Nuwara Eliya)

ヌワラエリヤは標高1800~2000mという、スリランカのなかでも高い場所でつくられる紅茶です。
ウヴァ茶の産地とディンブラ茶の産地の間に位置する、島の中央山岳地帯の西側でヌワラエリヤはとれます。
この地方では日中と夜間の寒暖差がひときわ厳しいため、茶葉に含まれるタンニンが多くなり、それが独特の渋みを生み出しています。
この渋みによって口当たりはシャープになり、しっかりした味わいになっています。
また、寒暖差は独特の口当たりを生み出すだけでなく、茶葉の香りも濃厚にすると言われ、その香りは「セイロンティーのシャンパン」と評されるほどです。
ヌワラエリヤの品質がピークとなるのが1~3月の時期で、そのなかでも特に2~3月はいいものがとれると言われています。
品質がピークに達したときにとれるヌワラエリヤはさわやかな花のような香りをもち、それが独特の渋みとマッチして、とても味わい深いとされています。
ヌワラエリヤの特徴的な渋みや芳香を最大限に活かすために、茶園ごとに茶葉のサイズを変えたり、発酵を弱めにしたりするなど、さまざまな工夫がなされていますそれぞれちがった味わいが楽しめるので、さまざまな茶園のヌワラエリヤを試してみるのもいいかもしれません。
独特の渋みを楽しむのならストレートティーがおすすめですが、ミルクティーにするのもいいでしょう。
ミルクによって茶葉がもつおいしさが引き立つので、ストレートティーとは少し違った風味が楽しめます。

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キャンディー (Candy,Kandy)

キャンディーはスリランカ南部の内陸部のキャンディという地域でつくられた紅茶のことです。
この場所は古くはシンハラ王朝の都で、スリランカで最初に紅茶がつくられたと伝えられています。
この地域はもともとはコーヒー農園が多く存在していましたが、コーヒーの木が病気によって枯れてしまいました。
コーヒーの木に代わるものとして、当時の農園主たちが栽培を開始したのが、アッサム地方から取り寄せた紅茶の苗木だったのです。
納付のひとりだったジェームズ・テーラーは、自らが働く農園で紅茶の栽培をスタートさせ、短期間の間にスリランカで発となる紅茶栽培を軌道に乗せたと言われています。
現在ではヌワラエリヤの北方、標高700~1400mの中山地でもキャンディーの茶葉がつくられています。
1年を通じて茶葉は収穫され、安定したクオリティを保っています。
キャンディーはくせが少なく、ほのかな香りとわずかな渋みが特色で、ベーシックな紅茶として楽しむことができます。
また、キャンディーはほかのセイロンティーと比べて、水色が美しいと評されています。
オレンジ色に近い深い赤色を主体として、カップのまわりは琥珀色が美しく輝きます。
その水色の鮮やかさは、世界でも随一と言われています。
すっきりとした口当たりで飲みやすいので、ストレートティーはもちろん、ほかのお茶と組み合わせてアレンジするのもおすすめです。
くせが少ないので、ホットティーだけでなく、アイスティーにしてもいいでしょう。

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ルフナ (Ruhuna)

スリランカ南西部標高610mほどの場所にあるルフナは、低地を産地とする紅茶です。
ルフナ地域は、ディンブラがある山岳地帯を南下した地点からはじまり、宝石でよく知られるラトナプラ周辺、そしてその南部にあるデニヤヤ、島の最南端に位置するマタラ、世界遺産として有名なゴール周辺まで広範囲に広がっています。
気候は高温多湿のため、茶葉の成長が早く、1年を通じてとることができます。
低地でつくられる茶葉は、スリランカ産の紅茶の半数以上を占めており、その大半がルフナです。
ルフナはほかの茶葉と比べてかなり大きく、その大きさが独特の風味を生み出すのに一役買っていると言われています。
ルフナはスリランカ紅茶の買い手の多くを占めるロシアや中近東の国々で特に愛されており、買い手が多くいることでさらに品質を高める試みがなされてきました。
その結果、スリランカで1番高値で取引される産地へと成長するにいたったのです。
高地産の茶葉は、製茶の段階でこまかくカットされる製法が用いられるのが一般的ですが、ルフナの場合はそういった加工をしないリーフタイプのものがほとんどです。
日本で人気のスリランカ紅茶といえばウヴァですが、ウヴァもクオリティシーズンが終了すると、わざわざルフナのような低地産の茶葉に似せてつくられるほど、その人気は確かなものです。
低地産の紅茶は強い個性がないと言われていますが、特異な環境で育つためかルフナはとてもおもしろい味わいをもつ紅茶でもあります。
適度な渋み、そして香ばしいような個性的な香りが、ルフナの特徴です。
ルフナは個性的な味が人気を集める一因となっていますが、最近は同じ低地産のアッサムに似た甘い香りをもった茶葉もつくられ、その可能性が広がっています。
水色は深い濃赤色で、この色は発酵が強いために濃くなると言われています。
ストレートで飲んでもいいですが、ミルクを加えると美しいクリームブラウン色を楽しむことができます。
ミルクティーをつくるときは、沸騰したお湯をつかい、茶葉をたっぷり入れるのがおいしくできるポイントです。
高地産の場合はいい品質の茶葉がとれるクオリティーシーズンが存在しますが、低地産の紅茶にはそういった時期はありません。
しかし、茶園によっては空気が乾燥しやすい1~3月、8~10月の時期に品質がいい茶葉がとれるようです。

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キーマン (Keemun)

キーマンは中国の安徽省の祁門(キーマン)でつくられる紅茶で、スリランカのウヴァやインドのダージリンとともに世界三大紅茶のひとつに数えられています。
中国は紅茶の発祥の地とも言われ、紅茶生産量はインドに続いて世界第2位をほこっています。
しかし、中国内で消費される紅茶の量はほんのわずかで、紅茶生産量のおよそ10%ほどと言われ、その多くは海外に輸出されています。
中国産の茶葉は2種類あり、ひとつは伝統的手法によってつくられたリーフタイプの工夫紅茶、そしてブロークンタイプの分級紅茶です。
ブロークンタイプは19世紀末にイギリス人の手で確立された、機械をつかってつくるタイプのものです。
キーマンは伝統的手法が取り入れられつくられた茶葉で、蘭の花に例えられる特徴的な香りが人気を集めています。
茶葉は艶のある黒色、水色は美しいオレンジ色で、コク深い味わいが特徴的です。
キーマン茶葉の収穫は6~9月に行われ、収穫期間の短さからごくわずかしかとれず、貴重品として扱われています。
キーマンの茶園は山岳地帯にいくつかあり、この地域は雨量が多いため、お茶を育てるのに適していると言われています。
低温で湿度が高いことから、紅茶にふくよかな香りをもたせることができるとされています。
このキーマン紅茶に見られる芳醇な味は、テアニンというアミノ酸の一種が含まれるからです。
テアニンは若い芽に多く見られ、茶葉が日の光にあたることでカテキンなどのポリフェノールに生合成されます。
さらに霧によって日光を遮断された茶葉は、テアニンをポリフェノールへと変えるのがむずかしくなるため、結果的にたくさんのテアニンが茶葉に含有されるようになるのです。
キーマン紅茶特有のフローラルのような香りに、ヨーロッパの人々は魅了されたと伝えられています。
そして、ダージリンを「紅茶のシャンパン」と呼ぶように、キーマンを「中国茶のブルゴーニュ酒」と評して大切にしてきたのです。
しかし、昔ながらの製法を簡略化するところが増え、最近は香りがよくない粗悪品も多く出回っています。
高品質なキーマンを飲みたいのなら、製法にも目を向けて、昔ながらの正統な方法で製造されているものを選ぶようにしましょう。
キーマンは風味や香りが独特なので、それを最大限に味わうにはストレートティーが適しています。

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ケニア (Kenya)

ケニアではイギリスの資本によって、20世紀に入ってから紅茶が生産されるようになりました。
現在ではスリランカを上回るほどの生産量をほこる、紅茶大国となっています。
茶園は標高2000mほどの場所に位置し、熱帯性の気候で雨量が非常に多いことが、お茶の栽培に適しています。
茶葉を摘み取ってから1~2週間ほどで次の茶葉を摘み取ることができるため、安定した供給が可能となっています。
クオリティーシーズンは1月末~2月、7~9月の時期です。
比較的新しい茶園が多く、茶木もまだ若いため、フレッシュな香りに仕上がっています。
くせが少なく渋みも適度なので、ティーバッグやブレンドティーに用いられることも少なくありません。
ストレートティーはもちろん、ミルクティーとしても飲むのもおすすめです。

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カンヤム、カンニャム (Knyam)

インドやスリランカ、中国などは世界的な紅茶の産地としてよく知られていますが、インド近くのネパールでつくられる紅茶を好む人も多くいます。
ダージリン地方に近いカンヤム、カンニャムでは、ダージリンティーに近い品質の茶葉がつくられています。
生産量自体はそれほど多くありませんが、ヨーロッパを中心に海外へ輸出されていて、世界的にも評価が高いお茶です。
そのほとんどがヨーロッパに輸出されるため、日本国内での入手はむずかしく、希少価値の高いお茶と言えます。
ダージリンと製茶方法が近いため、味もダージリンに近く、すっきりとした口当たりや味わい、豊かな香りが特徴的です。
カンヤム、カンニャムの紅茶の良さを楽しみたいのなら、ストレートティーがおすすめです。
水色は鮮やかなオレンジで、見た目にもきれいなお茶です。

ラミン (Raming)

タイではじめて茶園をつくり、製茶工場を創立したのがラミン・ティー社です。
創業当時から変わらない製法を今も踏襲し、高品質の紅茶を作り出しています。
茶畑はチェンマイ郊外の自然豊かな場所にあり、上質なアッサム紅茶のひとつとして、タイ国内を中心に珍重されています。
香りが非常に良く、味わいが濃厚なのが特徴的で、ストレートティーに適しています。

ジョルジ (Georgie)

ロシアで作られたお茶で、2014年冬季オリンピックが行われたソチの南方で生まれました。
ロシアでは紅茶がよく飲まれますが、生産量はそれほど多くなく、その大半はジョルジと隣のアゼルバイジャンでつくられてきました。
口に含んだときに感じるフルーツのような甘みが特徴的で、水色は濃いオレンジ色です。
ジョルジは長めに蒸らしても風味がなくならないどころか、甘みが強くなると言われています。
えぐみや渋みも出にくいため、すっきりとした口当たりを楽しむことができます。
日本国内では入手困難なお茶のひとつですが、ロシア料理のお店などで提供されている場合があります。
ストレートティーとして飲むのもいいですが、ロシアらしくジャムを加えて楽しむのもいいでしょう。
ブロークンタイプとフルリーフタイプの2つがつくられていますが、ブロークンのほうが品質がいいと言われています。

リゼ (Rize)

リゼはトルコ北部の黒海沿岸地方のリゼという地域でつくられる紅茶です。
リゼはギリシア語で「山の傾斜」という意味合いをもち、茶木が育ちやすい環境だと言われています。
リゼはブロークンタイプのお茶で、トルコチャイに用いるのが一般的です。
トルコのチャイはチャイダンルックという専用のポットでいれ、砂糖をたくさん加えてガラス製の小さなグラスで味わいます。
リゼは30分以上蒸らしても渋みがほとんど出ないため、紅茶の渋みが苦手な人でも飲みやすいはずです。
ブドウやリンゴ風味のフレーバーティー、ベルガモッドで香り付けしたアールグレイなどに利用されることも多く、人気を集めています。
ほとんどがトルコ国内で消費されていたため、日本では入手がむずかしいとされてきましたが、最近ではトルコ雑貨ショップなどで販売されるようになりました。

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ギャル (Galle)

ギャルは、スリランカ・セイロン島南部のギャルという地域で生まれた紅茶です。
ルフナやラトナピュラとともに、低地産のロウグロウンティーとして有名で、そのほとんどが中東地域に輸出されてチャイとして飲まれます。
1~3cmほどの比較的大きな茶葉がほとんどで、茶葉は黒色で、水色は濃い紅色です。
チョコレートに例えられる、ほんのりと焦げたような独特の香りをもちます。
ふんわりとしたやさしい甘みもあり、渋みはそれほど多くありません。
通常ロウグロウンティーは香りはあまり良くないと言われ、高地産茶葉に比べると繊細さがないとされています。
しかし、ガツンとした強い芳醇の風味があり、それを好んで飲む人は少なくありません。
また、渋みがそれほど多くないため、渋みが強い茶葉を加えることでコクが増して角のないなめらかなブレンドティーをつくることができます。
ブロークンタイプとフルリーフタイプがありますが、フルリーフタイプのほうが香りがいいので、紅茶の良さを味わいやすいでしょう。
ここで紹介したように、紅茶にはさまざまな種類があります。
いろいろな茶葉を集めて、気分によって選んだり、ブレンドしたりしても楽しいかもしれません。
自分なりのお気に入りの紅茶を見つけてみてください。

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