自動車保険の概要や詳細について

公開日: : 最終更新日:2015/12/24 保険, 自動車保険

自動車保険の概要

『自動車保険』とは、自動車を運転する上で起こりえる損害を保証するための保険のことで、『強制保険』と『任意保険』の2つに大別することができます。
まず、『強制保険』は、その名の通り強制的に入らなくてはいけない保険で、自動車を運転するなら、自動車損害賠償保障法によって加入が義務付けられているものです。
別名、『自賠責保険』とも呼ばれていますが、これは『自動車損害賠償責任保険』の略です。
もう一つの『任意保険』の方は、加入するかどうかを自分の意志で決められる保険のことで、強制保険のように義務付けられているものではありません。
とはいっても、もし何らかの事故、特に人身事故などを起こした場合には、強制保険だけでは賠償額が不足することが多いので、任意という名前がつきながらも、加入するのが当たり前という風に考えられています。
また、強制保険では物損への賠償には適用されないので、実際問題として任意保険に加入していないと不安な部分が多くなってしまうんですね。
もちろん、事故を起こさないというのがベストではあるのですが、自分がどんなに気をつけていたとしても、歩行者や別の車が急に飛び出してくるなど、不測の事態が起きてしまう可能性は常にあります。
つまり、100%事故を防ぐということは不可能と考えておくことが、自動車を運転する上での責任といえるのかもしれません。
いざという時に慌てないよう、自動車保険は万全の準備をしておきたいものです。

自動車保険選びのポイント

自動車保険の目的は、言うまでもなく『事故が起きた時に適切な補償をしてもらうこと』ですね。
契約時には、”保険料が安いかどうか”ということばかりが気になってしまうものですが、どんなに保険料が安くても、イザという時に役立たない内容であれば、それは決してお得とはいえません。
むしろ、無駄遣いになってしまいますね。
そんなことにならないように、契約内容はしっかりと確認しておきましょう。
事故を起こした時の補償内容や各種の特約など、見るべきポイントはたくさんあるものです。
また、結婚して家族(搭乗者)が増えたとか、子供が成長して運転するようになったなど、自分を取り巻く状況が契約時とは変わってくることもありますね。
ですから、契約更新時にも、その都度内容を確認して、付け加えたほうが良いものはないか、逆に削ったほうが良いものがないかなどを吟味するようにしてください。
それによって、保険のプランや特約だけでなく、時には保険会社自体を乗り換えたほうが良いということもあります。
そして、その内容が十分に納得できるものであるという前提のもとで、なるべく保険料が安いというのが理想的なんですね。
余分な支払いが少ないほうがいいのは間違いありませんが、目先の損得だけで考えると、イザという時にあわててしまうこともありえます。
そんなことのないように、常に自動車保険の内容についてはチェックし、把握しておきたいものです。
いわば、これも自動車を運転する上での責任の一つといえるかもしれませんね。

『自動車保険のプロ』代理店を利用しよう

最近では、インターネットが普及したことにより、自動車保険の契約もWEB上で済ませることができるようになってきました。
これ自体はとても便利なことですし、インターネットなら人件費もかからないということで、”WEB価格”というような形で保険料が安くなるというケースもあるようです。
しかし、気をつけないといけないこともあります。
それは、『自分で保険の内容を全て把握しておかなくてはいけない』ということです。
もちろん、元々自動車保険に詳しい方なら大丈夫ですが、実際にはそういう方は少ないことでしょう。
実際に事故が起こった時に、「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためには、担当者に相談しながら内容を決めるというのがベストだと思います。
そんな時に利用してもらいたいのが『代理店』です。
保険の代理店というのは、言ってみれば『自動車保険のプロ』。
私たちが知らないような細かなところまで、すべて知り尽くしている人たちです。
ですから、あなたにとって何が必要で、何が不要なのかを見極めた上で適切な契約内容を提示してくれるはずです。
もちろん、事故を起こした時にも親身になって対応してくれるところがたくさんあるものですよ。
ただし、それは”良い代理店”である必要はありますが。
問い合わせた時に対応や、実際に話を聞いた時の状況などから判断して、本当に頼れる代理店を見つけてみてください。
代理店選びというのは、自動車保険そのものを選ぶことよりも重要といえるかもしれません。

自動車保険の事故対応は大事なチェックポイントです

自動車を運転する限り、事故を起こす可能性は常に考えておかないといけないものです。
もちろん、事故を起こさないのがベストなのですが、最悪の事態も想定しておくからこそ、妙な失敗を防ぐことにもつながりますし、イザという時にあわてずに行動することもできます。
とはいえ、一般的には「自動車保険に入っているから大丈夫」と、事故時の対応について深く考えていないという人も少なくないと思います。
一口に自動車保険と言っても、実際に事故が起きた時にどんな対応をしてくれるのかは、保険会社によって変わってきます。
CMやパンフレットなどを見ると、”事故対応は万全”と謳っているものが大半ですが、何を以って万全とするのかは自分自身で確認しておかないといけないんですね。
主なチェックポイントは、『24時間体制で対応してくれるのか』、『地域を問わず日本全国で対応してくれるのか』、『実際に事故が起きたらどんな対応をしてくれるのか』といったところでしょう。
中には、事故が起きても電話での対応しかしてくれず、自分にとっても事故の相手に対しても冷たい印象しか残さないという保険会社もあるようです。
事故を起こした時には、物理的な損害や身体的な損害だけでなく、精神的にもダメージを受けていることが多いものです。
そんな時に、できる限り親身になって対応してくれる保険会社を選びたいものですよね。
事故対応というのは、自動車保険のメインといえる内容です。
契約時には、そこをしっかりと確認して、後悔しない保険を選ぶようにしましょう。

自動車保険の運転者に関する条件

自動車保険に限ったことではありませんが、保険料の支払いはなるべく安いほうが助かりますよね。
そこで、多くの保険会社が”安くてお得な自動車保険”を出しています。
もちろん、実際にそのような保険はあるのでしょうが、”どの保険を選ぶのか”を考える前に、『自動車保険の保険料が決まる仕組み』を知っておく必要があります。
その第一条件が『運転者に関する条件』、つまり誰がその車を運転するのかということです。
保険料というのは、事故を起こすリスクや可能性に基づいて算出されるようになっています。
ですから、誰が運転するのかというのは重要なポイントなんですね。
基本的には、『運転する人の範囲』と『年齢条件』というものが特に重要視されます。
自分だけが運転するのなら話は簡単ですが、家族にも運転する人がいる場合は正確に設定しておく必要があります。
というのも、もし設定した内容に該当しない人が運転しているときに事故を起こしたら、その事故に関しては補償してもらえなくなってしまうからなんです。
一般的には、無事故で長く運転している人ほど保険料は安くなります。
ということは、事故を起こしたことがある人や、年齢が若い人(運転のキャリアが短い人)ほど、保険料は高くなるんですね。
意外と、宣伝上では一番安いような自動車保険であっても、運転者に関する条件を照らしあわせて計算すると、高くなってしまうということもありますので、加入するときは注意してください。

自動車保険の運転者の範囲を限定

保険に加入している自動車を運転するのが自分だけであれば、話はシンプルですし保険料も安く済みますが、複数の人が運転する場合には保険料が高くなってしまいます。
そこで、保険料の負担を軽くするために、『運転者の範囲を限定』することも可能です。
一般的には、『本人とその家族』に限定することが多いですが、最近では『夫婦限定』や『本人限定』というような範囲の設定もできるようになってきました。
ちなみに、ここでいう”本人”とは、契約上の”記名被保険者”のことを指しています。
通常は、自分自身が記名被保険者ですが、何らかの事情で記名被保険者を別の人に指定するというケースもありますから注意してください。
また、自動車保険での”家族の定義”は、『記名被保険者』、『配偶者』、『記名被保険者またはその配偶者の同居の親族』、『記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚の子』とされています。
このように、運転者の範囲を限定することで保険料は安くなるわけですが、同時にこの範囲に含まれない人が運転して起こした事故については補償されないということにもなります。
ですから、少しでも範囲外の人が運転する可能性があるのなら、この設定はしないほうが無難といえるでしょう。
保険料が安いのは嬉しいことですが、もしも事故を起こした場合にはそれ以上の金額を自腹で支払わないといけなくなってしまいます。
そんなことにならないよう、誰が運転するのかをキチンと想定して、適切な設定をしておきましょう。

自動車保険の年齢条件

自動車保険というのは、基本的に『加入者の年齢に応じて保険料が決まる』という仕組みになっています。
原則としては、年齢が高いほど保険料が安くなるようにできているんですね。
年齢条件の設定は保険会社によって変わってきますが、一般的には『21歳以上、30歳以上、35歳以上、年齢条件なし』というような形で設定することができます。
年齢は自動的に高くなりますから、事故さえ起こしていなければ保険料は年々下がっていくというわけです。
ただし、保険に加入している自動車を自分よりも若い家族、特に子供が運転するようになると話が変わってきます。
契約時にはまだ小さくて運転する年齢ではなかった子供が、成長し運転するようになれば、保険会社に連絡をして契約内容を変更する必要が出てくるのです。
万が一これを怠ってしまうと、子供が運転中に事故を起こしても補償対象外となり、一切保険が降りなくなってしまいますので注意してください。
年齢が高いほど保険料が安くなるわけですから、子供を含めた契約に変更するとなると、当然保険料は高くなってしまいます。
ですが、イザという時のための保険ですから、そこは割り切る必要があるでしょう。
ただ、各保険会社とも”子供追加特約”などのお得な特約を用意しているものです。
ですから、もっとも保険料の負担が少なく、それでいて安心できるプランがないかどうかを相談してみてください。
きっと、適切なものを紹介してくれるはずですよ。

ロードサービス比較

自動車保険のテレビCMなどを見ていると、『ロードサービス』という言葉をよく聞きますね。
ロードサービスというのは、自動車に何かのトラブルがあって動けなくなった時に、その場所までかけつけてくれるサービスのことですが、最近ではこれが最初から自動車保険にセットでついているということが多くなってきています。
一般的にロードサービスは、『レッカーサービス』、『ガス欠サービス』、『故障時などのサービス』という3つが含まれますが、保険会社によってはサービス内容が違うということもありますので、契約時には確認が必要です。
「ロードサービスがついているから安心」と思っていたら、アテにしていたサービスが受けられなくてあわててしまうということもありえるんですね。
また、サービスとしては付帯していても、時間や距離などに制限があるというケースもあります。
例えば、『レッカーサービス』なら、”完全無料”というところもあれば、”10kmまで無料”とか、”25000円分まで無料”という違いがありますし、『ガス欠サービス』もガソリン代が無料のところと有料のところがあります。
基本的に自動車保険の場合は、事故時にどんな補償と対応をしてくれるかということがメインですので、ロードサービスは”オマケ”のようなものとも言えますが、保険を選ぶ時のチェックポイントの一つにすることはできますよね。
なるべくなら、お得なものを選ぶほうがいいわけですから、”ロードサービス無料”という言葉だけで鵜呑みにせず、『何が無料なのか』、『どこまでが無料なのか』などを確認しておきましょう。

サービス内容と費用の有無

ロードサービスも、自動車保険を選ぶ際のポイントの一つとしてしっかり確認しておきたいところですね。
今はロードサービス付帯というのが一般的になってきていますが、実際のサービス内容は保険会社によって変わってきますから、詳しく確認しておきたいところです。
具体的に見ていくと、例えば『レッカーサービス』。
これは、事故や故障などで自動車が走れなくなった時にレッカー車でけん引してもらうというサービスですが、保険会社よって”10kmまで無料”、”20kmまで無料”など距離によって変わってきたり、”25000円分まで無料”とレッカー車の代金で設定されているところもあります。
一部には”完全無料”というところもあるようですが、それはかなり少数派ですので注意してください。
また、『キー閉じ込み』や『パンク』、『バッテリーが上がった時』などのトラブルでも応急処置をしてもらえるというサービスがありますが、これも”30分程度で完了できる内容なら無料”というように、作業の時間と難易度で設定されています。
他に『ガス欠サービス』などもありますが、これも大半のところがガソリンまたは軽油(通常は10リットル程度)が有料になりますし、回数も年に1回と制限されていたりします。
ですから、『ロードサービス無料』という自動車保険であっても、無料で対応してもらえる範囲が決まっていることが多いですので、内容についてはキチンと確認しておく必要があります。

ロードサービスの対象条件

自動車保険に付帯しているロードサービスは、上手に活用すればとても便利なものです。
決して、自動車保険のメインではないのですが、を選ぶ時のポイントの一つにしている人も多いと思います。
ですが、一口にロードサービスと言っても、それが適用されるかどうかには条件がありますので確認しておく必要があるでしょう。
例えば、契約内容に関しても、『すべての契約が対象』としているところと、『車両保険や人身傷害補償、特約がついている契約だけが対象』というところがあります。
後者のような場合でも、パンフレットなどには”ロードサービス無料”と書かれていますから、気をつけてください。
また、”レッカーサービス”や”故障・トラブル時のサービス”についても、距離や内容によって有料か無料かが変わってきますから、このあたりもしっかりとチェックしておきたいところです。
“ガス欠サービス”などは、年に1回のみとか、契約2年目以降しか適用されないこともありますし、場所が高速道路に限定されているというところも少なくありません。
このように、同じロードサービスであっても、細かい内容や適用される範囲などは保険会社によって変わってきますので、事前に確認しておくことが大切になってきます。
何かのトラブルが起きた時に、アテにしていたサービスが受けられなくて立ち往生してしまった・・・というようなことがないように、契約時にはできるだけ細かなところまで確認した上で、納得のいく自動車保険を選びたいものですね。

契約内容をしっかり確認

あなたが自動車保険を選ぶ場合の”基準”は何でしょうか?
一般的には、『毎月支払う保険料が安い』ということが、一番大きな基準になっているという人が多いと思います。
もちろん、支払額を抑えることが出来れば経済的には楽なのですが、単にそこだけを見て保険を選んでしまうと、イザという時の補償額も少なくなってしまうということもありえます。
ですから、自動車保険に加入する際には、その契約内容をしっかり確認しておくことが大切になります。
基本的に自動車保険の内容は、人身傷害保険や搭乗者傷害保険などの『自分側への補償』と、対人賠償責任保険や対物賠償責任保険などの『相手側への補償』、それに『車への補償』である車両保険の、3つに分類することができます。
実際に事故が起きてしまった時には、どれも大切な補償になりますよね。
これらがバランスよく含まれた上で保険料が安いのであればいいのですが、どれかをケチった形で安くなっているのなら、事故を起こした時には予想外の出費が必要になってしまいますから、くれぐれも気をつけておいてください。
また、保険の内容によっては、”いくらまで補償されるのか”という限度額もありますし、逆に”いくらから補償されるのか”という最低限度額の設定がある場合もあります。
それらの内容も、契約前にしっかりと確認しておきましょう。
特約などをうまく活用すれば、必要な補償を盛り込んだ上で保険料を節約することもできます。
変なケチり方をすると、保険の意味がなくなりますから、イザという時に本当に役立つかどうかを考えた上で契約してくださいね。

自動車保険の契約切れに注意!絶対にぬからないで!

自動車保険は、毎年更新の手続きが必要なもの。
ところが、忙しい時には更新することを忘れてしまって、契約切れになってしまうというケースも有り得ることです。
そんな時には、どうすればいいのでしょう?
まずは、あわてても仕方ありませんから、保険会社に連絡を取りましょう。
適切な方法を案内してくれるはずです。
ただ、この時に気になるのが等級のことですね。
自動車保険の場合、等級によって保険料が決まりますから、無事故で等級が上がっていたのなら、これが白紙になるのは辛いものです。
ですが一般的には、契約切れから7日以内であれば、以前の等級を継承して手続きすることが可能です。
とはいえ、この7日間に事故を起こしてしまった場合には、その事故は補償対象外となってしまいます。
そうなると、等級どころの話ではなくなってしまいますから注意してください。
ただ、保険会社の中には、契約が切れていても一定期間内なら事故を補償してくれるというところもあるようです。
それに伴い、等級継承もできる場合がありますので、詳細については保険会社に問い合わせてみるといいでしょう。
ただし、契約切れでも補償する条件が、”契約者が入院などで更新できなかった”など、やむを得ない事情にあった場合に限られることがほとんどです。
ですから、妙な安心はせずに更新手続きを忘れずチェックしておくことは大切ですね。
もちろん、無事故を心がけることが大切なのは、いうまでもありません。

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