ヒッポファエ(サジー)オイルの効果、効能、使い方、食べ方、注意点のまとめ

公開日: : 最終更新日:2015/11/26 キャリアオイル, 生活


ヒッポファエオイルとは、グミ科ヒッポファエ属の果実と種子から、圧搾法によって抽出されたオイルです。
圧搾法というのはヒッポファエオイル以外でも、油分が多めの原材料では採用されている手法で、原材料に対し圧力を加えることで、油を搾り取るのが特徴です。
なお、この方法で抽出された油は一番搾りと表現されますので、覚えておくとよいでしょう。
圧搾法とは別の植物油を抽出する手法としては抽出法のほか、圧搾法と抽出法をミックスした圧抽法と呼ばれるものが存在します。
抽出法は、油分が少なめの原材料を使用する際に選択される方法であり、圧搾法とは異なり、溶剤を使用して油を取り出します。
この溶剤は油を取り出したあと、蒸留することで除去しますが、すべて完璧に除去するのは困難とされているのです。
したがって、溶剤を使用していない圧搾法のほうが、体に及ぶ影響が少ないと評価されています。

ヒッポファエはサジー(沙棘)という別名でもよく呼ばれており、沙棘の名の由来は棘が多いことからきているようです。
ユーラシア大陸に広く分布していて、果実は食用として用いられており、ビタミンCをはじめとしてさまざまな栄養素を含んでいるため、健康食品として重宝されています。
また、果実としては珍しく油脂を含んでいるため、圧搾法によって精油が抽出され、ヒッポファエオイルとして用いることができるのです。

このヒッポファエは栄養成分を190種類以上含有すると言われており、「ビタミンエース」、「ビタミンの銀行」、「ビタミンの宝庫」、「ミラクルフルーツ」などさまざまな別名で呼ばれています。
特にビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、パルミトレイン酸などの含有量が多く、このヒッポファエオイルを使ってマッサージをすることによって、お肌のうるおいを保つ効果、美白効果、新陳代謝を高める効果をはじめ、さまざまな良い効果を与えてくれます。

ヒッポファエオイルとはなにかの説明は以上となりますが、概ねどのようなものなのかおわかりいただけたのではないでしょうか。
栄養成分を多く含み、お肌にさまざまな効果をもたらしてくれるヒッポファエオイルを、まずは1本試してみてはいかがでしょうか。

ヒッポファエ(サジー)オイルの効果・効能

栄養成分を豊富に含み、お肌にさまざまな効果をもたらしてくれるヒッポファエオイルですが、具体的にどのような効果・効能があるのか、構成する成分とともに見ていきたいとおもいます。

ビタミンA

ヒッポファエオイルに含まれているビタミンAは、お肌に到達した紫外線を受け止め、お肌に与えるダメージを軽減する働きがあります。
また、ビタミンAは抗酸化作用を持ち、活性酸素の及ぼす動脈硬化、高血圧、心筋梗塞、糖尿病、癌などさまざまな病気を予防・改善する効果が期待されています。
そして、ビタミンの中でもビタミンAはお肌のバランスを整え、損傷を回復させ、弾力を保ち、ハリとうるおいを与える効果を持っています。

ビタミンC

ビタミンCはメラニン色素の発生を抑えるとともに、分解することでシミやそばかすの発生を抑え、改善する効果があります。
また、身体の中でコラーゲンの生成を促進することで、お肌のハリと弾力を高めます。
その他にも、抗炎症作用によってニキビの抑制・改善、皮脂の余計な分泌を抑える力によってお肌のきめ細かさを保つ効果も持っています。

ビタミンE

ビタミンEはビタミンAと同様に抗酸化作用を持ち、さまざまな病気の予防・改善効果があります。
また、血行を促進することで新陳代謝を高め、美肌効果が期待できます。

パルミトレイン酸

パルミトレイン酸は不飽和脂肪酸の一つであり、お肌の老化を防ぎ、傷付いたお肌を修復し再生する効果を持っています。
また、悪玉コレステロールを減少させ、動脈硬化の予防や、高血圧の予防に効果を発揮します。
赤ちゃんのお肌にはこのパルミトレイン酸が豊富に含まれており、そのためにあのキレイなお肌になっているとも言われています。

以上のようにヒッポファエオイルは豊富な栄養成分からさまざまな効果をお肌にもたらすことができ、トラブルを持ったお肌の救世主とも言える存在です。
マッサージに利用することで、あなたもこのヒッポファエオイルの恩恵を是非実感してみてださい。

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ヒッポファエ(サジー)オイルの使い方

栄養成分が豊富でさまざまな効果をお肌にもたらすヒッポファエオイルを効果的に利用する方法はどのようなものか見ていきましょう。

ブレンドして使うのが最適

ヒッポファエオイルはキャリアオイル(=ベースオイル)に分類されます。
アロマテラピーに使われるオイルにはキャリアオイルとエッセンシャルオイルがありますが、一般的にキャリアオイルはさらさらとしていて肌にやさしく浸透していく性質を持っています。
一方、エッセンシャルオイルは植物の持つ有効成分を高い濃度で抽出されたもので、肌に直接付けるには濃すぎるため、肌トラブルの原因となります。
また、アレルギーの原因となることもあるため、エッセンシャルオイルはキャリアオイルに対して1~2%程度の割合でブレンドして利用します。

エッセンシャルオイルをキャリアオイルで薄める理由は、エッセンシャルオイル単独では肌に強すぎるということだけでなく、キャリアオイルにより手のすべりをよくし、お肌にやさしいマッサージを可能とすることや、キャリアオイルの持つお肌への浸透性を利用し、エッセンシャルオイルの持つ高い効果・効能をすばやく効果的に身体に取り込むことにもあります。

ヒッポファエオイルはキャリアオイルとしてさまざまな効果を持っておりますが、大量の果実から少量しか採れないために高価であることと、オレンジ色をしておりそのまま使用するとお肌や衣服に色が付着することがあるため、他のキャリアオイルと混ぜて、5倍から10倍程度に薄めて使用することがおすすめです。
もちろん、その上でエッセンシャルオイルと合わせてその相乗効果を楽しむのもよいでしょう。

クリームや乳液などに混ぜて

ヒッポファエオイルは原料に対して少量しか採ることができないため、高価であり入手が困難な場合もあります。
そのため少量ずつクリームや乳液に混ぜて、定期的に利用する方法もおすすめです。

ヒッポファエオイルの使い方は以上ですが、商品によって異なる場合もありますので、
商品の取り扱い方を確認した上での利用をおねがいします。

ヒッポファエ(サジー)オイルの食べ方

ヒッポファエオイルを料理などに利用することはあまり聞かれませんが、ヒッポファエはジャム、果実酒、ジュースなどに利用されています。
サジー(沙棘)の別名の通り、ヒッポファエの木には棘がありますので、実際に実を採る際には怪我などに充分注意をしてください。
それでは、それぞれの利用方法をみていきましょう。

ジャムに

ヒッポファエは酸味と渋味があるため、実をそのままの状態で口にすることはあまりありません。
酸味をとるためにしばらく冷凍、もしくは冷蔵してから利用することもあります。
ジャムとして利用する場合はまず水できれいにした後に実を茹で、柔らかくなった実からザルやヘラを用いて種子を取り除き、残った果実と果汁に砂糖などを加えて煮詰めて作ります。
その際に灰汁がでやすいため、取り除きます。
できあがったジャムは酸味と甘さがマッチし、とてもおいしいジャムに仕上がるそうです。

果実酒に

ヒッポファエに限らず果実酒を作る場合は、果実に含まれる水分によって希釈されることを想定し、少しアルコール度数の高いお酒を用います。
梅酒のように瓶にお酒、氷砂糖とともに漬けておくことで果実酒として愉しむことができ、できあがったその色は、赤い実の色とは違い、黄色がかっているそうです。

ジュースに

ヒッポファエの実は酸味が強いため、ミキサーにかける際は蜂蜜や砂糖と合わせてジュースにするか、他の果実と合わせてミックスジュースにするのがおすすめです。
栄養豊富なおいしいジュースができあがることでしょう。

オイルとしての料理などへの利用はあまり聞かれませんが、以上がヒッポファエの食べ方となります。
どの方法でもヒッポファエに含まれる豊富なビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、パルミトレイン酸、ミネラル、カロチン、リンゴ酸、クエン酸やその他豊富な栄養素を採ることができ、それらの栄養素が持つさまざまな身体への効果が期待できます。
ジャムに、果実酒に、ジュースにと、ご自分に合った食べ方でお楽しみください。

ヒッポファエ(サジー)オイルの注意点

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、パルミトレイン酸などを含み、栄養豊富でトラブルお肌の救世主ともいえるヒッポファエオイルですが、注意すべきところはないかと気にしている人もいるのではないでしょうか。
ここでは注意点をまとめていきますので、参考にしていただけると幸いです。

色移りに注意

ヒッポファエオイルは濃いオレンジ色をしているのが一般的で、そのまま使用するとお肌や衣服に色が付着することがあるため、他のキャリアオイルと混ぜて5倍から10倍程度に薄めて使用することがおすすめです。
就寝の際には枕などに色移りしないよう、タオルなどで包んでおくことをおすすめします。
お肌に移った色は、翌朝の洗顔などで落とすことができますのでご安心ください。

小児の利用に注意

ヒッポファエオイルに限らず、植物油には活性成分が多く含まれています。
小児にはこの活性成分が強く働いてしまう可能性があるため、利用には注意が必要です。

ご利用の前に

お肌の性質は多種多様であるため、敏感肌の方は事前にパッチテストを行ってからのご使用をおすすめします。
パッチテストの方法は簡単で、実際に利用したい割合でオイルのブレンドを行い、1滴程度の量を腕の内側などのやわらかいお肌に塗布します。
その後、数時間から1日程度の間放置し、異常が見られなければ問題ありません。

希少価値の高いオイルです

ヒッポファエオイルは、1tの果実からたった2Kgしか取れないとも言われるほど希少価値の高いオイルです。
また、沙棘の別名の通り棘が多く、果実の採集が効率的に行いにくいことも、希少価値を高める原因の一つとなっています。
そのため価格も高く、価格変動も他のオイルに対して多くなっており、利用に際しては無駄遣いを避け、少量ずつ効果的に使っていくことがおすすめと言えます。

ヒッポファエオイルの注意点は上記の通りとなります。
栄養豊富でお肌へさまざまな恩恵をもたらすヒッポファエオイルですが、上記のような点に充分に注意をした上でお楽しみいただけると幸いです。

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