ピーチカーネルオイルの効果、効能、使い方、食べ方、注意点のまとめ

公開日: : 最終更新日:2015/11/26 生活, キャリアオイル


ピーチカーネルオイルとは、文字通りピーチ(桃)のカーネル(種)から、圧搾法によって抽出されたオイルです。
圧搾法とはピーチカーネルに限らず油分の比較的多い原料に対して用いられる手法で、圧力を原料に対してかけ、搾り取られた油を得るものです。
この方法で得られた油は「一番搾り」と呼ばれます。
圧搾法以外の植物油を得る方法としては抽出法、そして、圧搾法と抽出法を組み合わせた圧抽法というものがあります。
抽出法は、油分が比較的少ない原料に対して用いられる手法で、圧搾法とは違い、溶剤を用いた油の抽出を行います。
この溶剤は油の抽出後に蒸留によって取り除きますが、100%取り除くのは難しいと言われています。
そのため、溶剤を用いない圧搾法が身体にはよいとされています。

ピーチカーネルオイルは中国では桃仁(トウニン)油とも呼ばれます。
仁(ニン)とは中国では果実の種子の中身のことを表します。杏仁なども同じ使われ方です。
桃は中国が原産の植物で、紀元4世紀頃から欧州に伝わり、その後世界各地に広まっています。
現在でも生産量の半分以上を中国が占めていますが、その後に欧州やアメリカなどが続きます。

このピーチカーネルオイルはキャリアオイルとして用いられます。
性質は少し粘り気があり、肌にスムーズな触り心地のあるオイルです。
時間をかけて少しずつお肌に染み込んでいき、お肌にうるおいを与えます。
乾燥肌のかたには心強い味方になることでしょう。

キャリアオイルの中でもお肌への刺激がとても少ないオイルですので、敏感肌のかたにとてもおすすめです。
マッサージに用いる際、もちろんフェイシャルマッサージ、ハンドマッサージ、フットマッサージ、ボディマッサージとさまざまに使えますが、その中でも最もお肌の敏感なフェイシャルマッサージに適していると言えます。
また、含まれている成分から保湿力が高く、保湿によってお肌を保護する効果や、湿疹などの症状をやわらげ改善させる効果もあるため、乾燥肌や老化肌への良い効果が期待できます。

ピーチカーネルオイルとはなにかの説明は以上となりますが、概ねどのようなものなのかおわかりいただけたのではないでしょうか。
低刺激性でお肌にやさしく、赤ちゃんにも使えるオイルです。このやさしい使い心地を楽しむために、まずは1本、試してみてはいかがでしょうか。

ピーチカーネルオイル(桃仁油)の効果・効能

低刺激性からフェイシャルマッサージに特におすすめなピーチオイルですが、どのような効果・効能があるのか、構成する成分とともに見ていきたいとおもいます。

ピーチカーネルオイルにはオレイン酸という成分が約60%から65%、リノール酸という成分が約25%程度含有されています。
オレイン酸とは不飽和脂肪酸という、脂肪酸の一種です。脂肪酸とは動物性脂肪や植物油に多く含まれています。
不飽和脂肪酸は体内の活性酸素と結びついて無効化することができ、活性酸素の及ぼす動脈硬化、高血圧、心筋梗塞、糖尿病、癌などさまざまな病気を予防・改善する効果が期待されています。
オレイン酸は皮膚への刺激が少なく、スキンケア用品に多く用いられています。

また、リノール酸とは身体が摂取しなくてはならないとされている必須脂肪酸の一つです。
必須脂肪酸とは身体が脂肪から生成できないもので、外部から摂取する必要のある脂肪酸です。
このリノール酸にはお肌を守る効果があり、お肌のうるおいを保つ作用、お肌の炎症を抑える作用、お肌の老化を防止する作用などがあります。

これら2つの成分を主としたピーチカーネルオイルには、以下のような効果があります。

皮膚の柔軟性を高める

ピーチカーネルオイルは少し粘り気があり、ゆっくりとお肌に染み込んでいきうるおいを与えるため、お肌を柔軟にしてくれます。

お肌の保湿

ピーチカーネルオイルに含まれるオレイン酸とリノール酸が、お肌にうるおいを与え、保湿効果をもたらします。

かゆみの緩和

ピーチカーネルオイルはその高い保湿性から、かゆみや湿疹をやわらげる効果を持っています。
また、非常に刺激性の低いオイルのため、安心してお使いいただくことができます。

以上のようにピーチカーネルオイルの持つ低刺激性、保湿力は乾燥肌、敏感肌、老化肌、かゆみや湿疹のあるかた、お肌をやわらかくしたい方など、さまざまなお肌に対して安心してお使いいただけますので、是非マッサージに利用してください。

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ピーチカーネルオイル(桃仁油)の使い方

低刺激で高い保湿作用を持ったピーチカーネルオイルを効果的に利用する方法はどのようなものか見ていきましょう。

単独でもブレンドでも

ピーチカーネルオイルはキャリアオイル(=ベースオイル)に分類されます。
アロマテラピーに使われるオイルにはキャリアオイルとエッセンシャルオイルがありますが、一般的にキャリアオイルはさらさらとしていて肌にやさしく浸透していく性質を持っています。
一方、エッセンシャルオイルは植物の持つ有効成分を高い濃度で抽出されたもので、肌に直接付けるには濃すぎるため、肌トラブルの原因となります。
また、アレルギーの原因となることもあるため、エッセンシャルオイルはキャリアオイルに対して1~2%程度の割合でブレンドして利用します。

エッセンシャルオイルをキャリアオイルで薄める理由は、エッセンシャルオイル単独では肌に強すぎるということだけでなく、キャリアオイルにより手のすべりをよくし、お肌にやさしいマッサージを可能とすることや、キャリアオイルの持つお肌への浸透性を利用し、
エッセンシャルオイルの持つ高い効果・効能をすばやく効果的に身体に取り込むことにもあります。

ピーチカーネルオイルはキャリアオイルとしてさまざまな効果を持っており、単独で利用してもよいですし、エッセンシャルオイルと合わせてその相乗効果を楽しむのもよいでしょう。

フェイシャルマッサージに

その低刺激性のため敏感なお肌にも安心して利用することができるピーチカーネルオイル。
ハンド、フット、ボディマッサージにも利用できますが、特にフェイシャルマッサージにおすすめです。
敏感なお肌にうるおいと柔軟性を与え、かゆみや湿疹、赤ら顔への効果が期待できます。

ベビーマッサージに

ピーチカーネルオイルは非常に低刺激のため、ベビーマッサージにも利用できます。
ピーチカーネルオイルの使い方は以上ですが、商品によって異なる場合もありますので、商品の取り扱い方を確認した上での利用をおねがいします。

ピーチカーネルオイル(桃仁油)の食べ方

ピーチカーネルオイルを料理などに利用することはあまり聞かれませんが、ピーチカーネル、つまり桃仁は生薬として漢方薬に利用されています。

生薬とは天然に存在する原料を簡単に加工し利用するもので、有効成分の精製などをしていないものを指しています。
また、漢方薬とは複数の生薬を、漢方医学の原理に基づいて組み合わせたものを指します。

ピーチカーネル(桃仁)を用いた漢方薬には、女性の生理不順、便秘、月経障害、更年期障害に効果のあるものが存在します。
どのような作用が働いているのか見てみましょう。

血行の改善

桃仁には血行を良くする働きがあり、血液の滞留や塊の発生を抑える効果を発揮します。
この働きが、子宮筋腫などの血塊を原因として起こる病気に作用します。
また、血流をよくする効果により病気だけでなく、美容や健康に対するさまざまな良い効果が期待されます。

炎症を抑える

桃仁には炎症を抑える働きがあります。
特に下腹部に効くとされていて、下腹部の各種臓器の炎症や、月経障害に効果があると言われています。

腸を整える

桃仁に含まれる油が腸に届き潤滑油の役割をし、便秘に効くとされています。
炎症を抑える働きとも相乗的な効果が期待されます。

ピーチカーネルは上記のように生薬として漢方薬に用いられていますが、他にもお酒として桃仁酒やお茶として桃仁紅花茶も愉しまれています。
桃仁酒をは桃の種を叩くなどして割り、核であり桃仁を取り出します。
この桃仁を焼酎などのお酒に、砂糖とともに漬け込んでおくことによって作ります。

桃仁紅花茶の場合は、桃仁、紅花、生姜、蜂蜜などを用いて作ることができます。
この桃仁紅花茶は血行を促進し便秘を解消する作用があります。
また、便秘を解消し、ダイエットなどにも効果を発揮すると言われています。

以上がピーチカーネルの食べ方となります。オイルとしての料理などへの利用はあまり聞かれませんが、漢方薬、お酒、またはお茶として、さまざまな方法で親しまれていますので、自分に合った方法でその効果を体験できそうですね。

ピーチカーネルオイル(桃仁油)の注意点

ピーチカーネルオイルや漢方薬、桃仁酒、または桃仁紅花茶などで親しまれているピーチカーネル(桃仁)ですが、注意すべきところはないかと気にしている人もいるのではないでしょうか。
ここでは注意点をまとめていきますので、参考にしていただけると幸いです。

過剰な摂取に注意

桃仁にはアミグダリンという成分が含まれています。
アミグダリンというのは摂取後、体内で分解されるとシアン化水素というものを発生させますが、このシアン化水素は細胞内の呼吸活動を阻害してしまい、細胞の活動を停止させます。
この活動停止が最も影響を与えるのは脳の活動に対してで、頭痛やめまい、嘔吐などが現れ、深刻な場合は呼吸障害、意識障害を引き起こすことがあります。
このアミグダリンは主に未熟な果実に含まれているもので、身体に深刻な影響を与える量は未熟な種を100~300個摂取した場合と言われています。
通常ではその量に達することはありませんが、過剰な摂取には注意が必要です。

小児の利用に注意

ピーチカーネルオイルに限らず、ハーブには活性成分が多く含まれています。
小児にはこの活性成分が強く働いてしまう可能性があるため、利用には注意が必要です。

乳幼児の利用に際して

ピーチカーネルオイルはその低刺激性により、ベビーマッサージにも安心してお使いいただけます。
しかしエッセンシャルオイルとブレンドしてのベビーマッサージにつきましては、エッセンシャルオイルの刺激性についても充分確認したうえでご使用ください。

ご利用の前に

ビーチカーネルオイルは低刺激ですが、お肌の性質は多種多様であるため、敏感肌の方は事前にパッチテストを行ってからのご使用をおすすめします。

ピーチカーネルオイルの注意点は上記の通りとなります。
その低刺激性から安全にご使用いただけるピーチカーネルオイルですが、上記のようなケースでは安全で快適に楽しむことができない可能性があるため、
充分に注意をした上でお楽しみいただけると幸いです。

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