パッションフラワーオイルの効果、効能、使い方、食べ方、注意点のまとめ

公開日: : 最終更新日:2015/11/26 生活, キャリアオイル


パッションフラワーオイルとは、パッションフラワー(和名:トケイソウ)の花を有機栽培されたサンフラワーオイルに浸して作られます。
パッションフラワーは中央アメリカや南アメリカなどの熱帯地域が原産のつる性の植物です。

このパッションは情熱の意味ではなく、花の形状からキリストの受難(パッション)を感じ、命名されたと言われています。
日本ではトケイソウと呼ばれていますが、その由来は、おしべ時計の時分秒を表す針に見えることからきています。
パッションフラワーオイルの生い立ちはここまでにして、特徴を見ていきましょう。

・鎮静作用があるサンフラワーオイルに浸されたパッションフラワーは、花に含まれた微量な精油を浸出させます。
精油とは植物から抽出した天然の素材であり、各植物によって特有の有効成分を高い濃度で含有しています。
パッションフラワーの精油には鎮静作用があり、不眠症、特に緊張や不安によって眠れない場合の不眠症に効果的です。

・痛みに効くパッションフラワーは緊張や不安を元とした頭痛に効果があります。
日本人の頭痛ではこの緊張型頭痛が最も割合が高いと言われていて、男性より女性のほうが多いようです。
パッションフラワーの鎮静作用によりこの緊張を和らげ、痛みを抑えてくれます。
同様に、ストレスを元とした神経痛、腹痛などへも効果があります。

・けいれんを抑える鎮静作用により神経の緊張を抑え、その結果、けいれんやひきつけなどを抑える効果も持っています。
パッションフラワーオイルは以上のような効果を持っているキャリアオイルです。
使い心地はしっとりしていて軽く、爽やかな香りを持っていて、フェイシャル、ハンド、フット、ボディーマッサージに使えます。

このオイルを緊張や不安によって眠れないときなどにマッサージに使うと、安眠をもたらすことができそうです。
パッションフラワーオイルとはなにかの説明は以上となりますが、概ねどのようなものなのかおわかりいただけたのではないでしょうか。
肌にも優しく肌質に関係なく使用できますので、まずは1本、試してみてはいかがでしょうか。

パッションフラワーオイルの効果・効能

フェイシャル、ハンド、フット、ボディーマッサージに使えるパッションフラワーオイルですが、どのような効果・効能があるのか見ていきたいとおもいます。
パッションフラワーにはアルカロイドとフラボノイドが含まれています。

アルカロイドは生体の生理作用を変化させることができ(=薬理作用)、鎮痛、麻酔などの作用を目的とした治療のため、娯楽や快楽を目的とした麻薬として、または幻覚をもたらす作用を期待した宗教上の儀式のために利用されます。
フラボノイドも薬理作用を持ち、抗酸化作用による動脈硬化の抑制、がん細胞の増殖を抑え縮小させることができるといわれている抗ガン作用、血圧の上昇を抑える作用、抗菌・抗ウィルス作用など、様々な面で体の働きを助けることができます。

パッションフラワーではこのアルカロイドとフラボノイドが神経や筋肉の緊張を緩和する効果を持つと言われておりますが、これらの作用は穏やかであり、習慣性をもつわけではないためご安心ください。
それでは、その他の効果も合わせてご紹介します。

・不眠症にパッションフラワーの精油が持つ鎮静作用により、不眠症の症状を抑え、安眠をもたらすと言われています。

・頭痛・神経痛・腹痛にパッションフラワーの鎮静作用が、ストレスや不安を和らげる効果を発揮します。
それにより、緊張や不安を元とした頭痛や、神経痛、腹痛などに効くと言われています。

・けいれん・ひきつけなどにけいれんやひきつけは筋肉の収縮が原因で発生しますが、パッションフラワーの持つ鎮静作用がこれらの発生を和らげると言われています。

・アルコール依存症にアルコールは鎮静作用を持っていますが、パッションフラワーの持つ鎮静作用を替わりとすることで、アルコール依存症の治療に役立てることもあるそうです。

・子供の活動過多に活動過多な子供に落ち着きを取り戻させるため、パッションフラワーの鎮静作用を利用することもあるそうです。

以上のようにパッションフラワーの持つ鎮静作用はさまざまな効果をもたらします。
不眠症のかた、頭痛持ちのかたなどだけでなく、リラックスした時間を楽しむために、ぜひマッサージに利用してください。

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パッションフラワーオイルの使い方

高いリラックス効果をもたらすパッションフラワーオイルを効果的に利用する方法はどのようなものか見ていきましょう。

・単独でもブレンドでもパッションフラワーオイルはキャリアオイル(=ベースオイル)に分類されます。
アロマテラピーに使われるオイルにはキャリアオイルとエッセンシャルオイルがありますが、一般的にキャリアオイルはさらさらとしていて肌にやさしく浸透していく性質を持っています。

一方、エッセンシャルオイルは植物の持つ有効成分を高い濃度で抽出されたもので、肌に直接付けるには濃すぎるため、肌トラブルの原因となります。
また、アレルギーの原因となることもあるため、エッセンシャルオイルはキャリアオイルに対して1~2%程度の割合でブレンドして利用します。

エッセンシャルオイルをキャリアオイルで薄める理由は、エッセンシャルオイル単独では肌に強すぎるということだけでなく、キャリアオイルにより手のすべりをよくし、お肌にやさしいマッサージを可能とすることや、キャリアオイルの持つお肌への浸透性を利用し、エッセンシャルオイルの持つ高い効果・効能をすばやく効果的に身体に取り込むことにもあります。

パッションフラワーオイルはキャリアオイルとして鎮静作用を持っており、単独で利用してもよいですし、エッセンシャルオイルと合わせてその相乗効果を楽しむのもよいでしょう。

・寝る前にパッションフラワーオイルの持つ高い鎮静作用は、緊張や不安を和らげる効果を持っています。
緊張や不安で眠れない夜に、マッサージに用いて安らかでゆったりとした睡眠をもたらしてくれるかも知れません。

・さまざまなマッサージにパッションフラワーオイルはフェイシャルマッサージ、ハンドマッサージ、フットマッサージ、ボディマッサージなど、さまざまな部位に利用することができます。
パッションフラワーオイルの使い方は以上ですが、商品によって異なる場合もありますので、商品の取り扱い方を確認した上での利用をおねがいします。

パッションフラワーオイルの食べ方

パッションフラワーオイルを料理などに利用することはあまり聞かれませんが、パッションフラワーの中でもクダモノトケイソウの実はパッションフルーツとして、パッションフラワーの花、葉、茎は実が成ったあとに乾燥させ小さく刻み、ハーブティとして楽しまれます。
また、パッションフラワーの持つ強い鎮静効果は、サプリメントとしても活躍しています。
パッションフルーツ、ハーブティ、サプリメントとしてのパッションフラワーを紹介していきましょう。

・パッションフルーツパッションフルーツは堅い皮で覆われていて、2つに割って中身を食べることができます。
小さい無数の種と一緒に果実が詰まっていて、味は甘酸っぱく、南国を感じさせ、とてもおいしいフルーツです。
種は噛まずにそのまま飲み込むかたも、バリバリと噛み砕きながら食べるかたもいるようです。
南アメリカが原産ですが、日本でも鹿児島県や沖縄県など、暖かい地域を中心に栽培されています。

・ハーブティパッションフラワーはハーブティとしてもその鎮静作用を発揮し、安眠や頭痛、神経痛の緩和などの効果をもたらしてくれます。
干した草のような香りを持ち、他のハーブとブレンドして楽しむこともできます。
ただし、パッションフラワーハーブティは人や体調によっては強い眠気をもよおすこともありますので、車の運転などには充分な注意が必要です。
また、子宮を刺激する作用もあるため、妊娠中は控えるようにしましょう。

・サプリメントパッションフラワーがサプリメントになっていることからも、その鎮静作用の高さをうかがうことができます。
ただし、サプリメントの場合は摂取量が多すぎることのないように、充分注意をしてください。

以上がパッションフラワーの食べ方となります。
オイルとしての料理への利用はあまり聞かれませんが、パッションフルーツ、ハーブティ、サプリメントとして、さまざまな方法で親しまれていますので、自分に合った方法でその効果を体験できそうですね。

パッションフラワーオイルの注意点

パッションフラワーオイルの鎮静作用がもたらす安眠などの効果を試してみたいけれど、注意すべきところはないかと気にしている人もいるのではないでしょうか。
ここでは注意点をまとめていきますので、参考にしていただけると幸いです。

・妊娠中の利用は避けるパッションフラワーには子宮を刺激し収縮させる作用があるため、妊娠中の利用には注意が必要です。

・授乳期の利用は避けるパッションフラワーの作用は穏やかであり、子供から高齢者まで安心して利用することができます。
しかし乳児や授乳婦に対する影響は充分に検証されているわけではありませんので、利用には注意が必要です。

・精神安定剤との併用に注意パッションフラワーと睡眠薬や精神安定剤を併用した場合、相互作用が生じる可能性があるため、併用には注意が必要です。

・アルコールとの併用に注意パッションフラワーはその鎮静作用から、アルコール依存症の治療にも用いられています。
アルコールの鎮静作用とパッションフラワーの鎮静作用による強すぎる効果が心配されるため、併用には注意が必要です。

・小児の利用に注意パッションフラワーに限らず、ハーブには活性成分が多く含まれています。
小児にはこの活性成分が強く働いてしまう可能性があるため、利用には注意が必要です。

・低血圧時の利用に注意パッションフラワーには、血圧の上昇を抑える作用があります。
低血圧の方、低血圧時のかたにはこの作用が悪い方向に働く可能性があるため、利用には注意が必要です。

・過剰な摂取に注意パッションフラワーは通常の量の摂取では安全と考えられていますが、過剰な摂取には危険がある可能性があるため、注意が必要です。
パッションフラワーの鎮静作用は習慣性を持たず安全とされています。

また、パッションフラワーの作用は穏やかであり、子供から高齢者まで安心して利用することができると考えられています。
しかし上記のようなケースでは安全で快適に楽しむことができない可能性があるため、充分に注意をした上で、パッションフラワーをお楽しみいただけると幸いです。

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