ホホバオイルの効果、効能、使い方、食べ方、注意点のまとめ

公開日: : 最終更新日:2015/11/26 生活, キャリアオイル

ホホバオイルとは

ホホバオイルとは、シモンジア科シモンジア属に属するホホバの種から抽出されたオイルです。
ホホバは北アメリカ大陸南部から南アメリカ北部が原産で、砂漠などの乾燥した地域で多く育てられています。
1900年代後半に、捕鯨が禁止されたアメリカで鯨油の代わりになるものとしてホホバの栽培が盛んに行われるようになりました。

このホホバの種から抽出された油はホホバオイルと呼ばれ、オイルのなかでも群を抜いて刺激が少なく、高い保湿力、浸透力を持ち、お肌を健康に保ち、うつくしさを助ける働きがあります。

・ホホバオイルはワックスエステルですホホバオイルはビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ミネラルなどを豊富に含んでいますが、もっとも重要なのはホホバオイルが厳密には「オイル(油脂類)」ではなく、ワックスエステルという「ワックス(蝋類)」であるという点です。
ワックスエステルとオイルはどちらも脂肪酸とアルコールから成り立っていますが、分子構造が異なり、別の性質を持っています。
さらにワックスエステルのなかでも植物性のものはホホバオイル以外に存在しないと言われています。

・ワックスエステルはお肌の成分実はわたしたちの肌の角質層は20~30%がワックスエステルで構成されており、このワックスエステルがお肌の弾力やうるおいを保っているのです。
ホホバオイルはそのほとんどがワックスエステルからできており、お肌につけると皮膚のバリア機能を回復させ、傷ついたお肌を修復する効果が期待できます。

また、ホホバオイルはほとんど酸化することがなく、お肌につけたあとも酸化することなくお肌の修復を続けることができますし、皮脂に近い成分であるためオイルと比べて皮脂詰まりを起こしにくく、敏感肌にも使用できます。

ホホバオイルとはなにかの説明は以上となりますが、おおむねどのようなものなのかおわかりいただけたのではないでしょうか。
その万能性と効能から「砂漠の宝物」とも呼ばれるホホバオイルは、敏感肌だけではなくすべての肌質に用いることができます。
あなたもぜひこのホホバオイルのすばらしい効果を体験してみてください。

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ホホバオイルの効果・効能

ワックスエステルやビタミンA、ビタミンD、ビタミンEを豊富に含むホホバオイルですが、具体的にどのような効果・効能があるのでしょうか。
構成する成分別に見ていきたいとおもいます。

・ワックスエステルホホバの木は砂漠地帯で生育し、2年以上も水がない状態でも生きていくことができると言われています。
その理由はワックスエステルで、このワックスエステルで木の表面を覆うことで水分の蒸発を防ぐことができるのです。
わたしたちの肌の皮脂成分とホホバオイルのワックスエステルは分子構造が酷似しており、お肌に塗るとスッと浸透していき、皮脂に代わって水分の蒸発を防ぎ、角質層やセラミドを保護してくれます。

乾燥や乱れた生活習慣、ストレスや年齢などによって皮脂が傷ついてしまったお肌はそのバリア機能が低下し、皮脂の下にある角質層やセラミドなども徐々に破壊されてしまいます。
バリア機能が破壊されたお肌からは汚れや細菌などが侵入しやすい状態になってしまいますが、ワックスエステルは皮脂の代わりとなり、角質層やセラミドを守ってくれるのです。

また、皮脂と酷似した構造ゆえに他のオイルと比べて皮脂詰まりを起こしにくく、すでに起こってしまっている皮脂詰まりをマッサージによって取り除く効果も期待できます。

ビタミンA

ビタミンAはお肌に弾力を与え、みずみずしく保つ働きがあります。
また、粘膜の働きを正常に保ち、細菌から身体を守る働きがあると言われています。

ビタミンD

ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、丈夫な骨をつくる働きがあると言われています。

ビタミンE

ビタミンEは抗酸化作用を持ち、細胞膜の老化や動脈硬化などから身体を守る働きを持っています。
また、血液の流れを促すことによって新陳代謝を高め、健康なお肌を保つ働きがあります。

以上のようにホホバオイルはワックスエステルや豊富に含んだ栄養素から、さまざまな効果を身体にもたらします。
あなたもぜひ、この効果を実感してみてださい。

ホホバオイルの使い方

ワックスエステルや栄養成分が豊富で、さまざまな効果を身体にもたらすホホバオイルを効果的に利用する方法はどのようなものか見ていきましょう。

・オイルマッサージにホホバオイルはお肌と酷似した成分により、高い浸透力を持ってスッとお肌になじんでいきます。
エッセンシャルオイルとブレンドすることによって、エッセンシャルオイルの効能を効果的にお肌に届ける働きも期待できます。

・クレンジングにホホバオイルは分子構造が小さく、クレンジングに用いることでこまかい汚れも落とすことができます。
また、クレンジング剤はお肌を乾燥させてしまうこともありますが、ホホバオイルは逆にお肌にうるおいを与え、しっとりしたお肌を実感させてくれます。

・ベビーマッサージに人の肌の成分に近いため、ベビーマッサージにも安心してつかうことができます。
また、酸化しにくいため、洗い流さなくてよいことも利点です。
もちろん、事前にパッチテストは必ず行ってください。

・保湿にホホバオイルは皮脂の代わりとして水分の過剰な蒸発を守り、角質層やその下のセラミドなどを守ってくれます。
入浴後に化粧水などに数滴混ぜ合わせてつかうことによって、お肌の保湿に効果を発揮します。
また、お肌の成分にとても近いために刺激が少なく、アトピー肌への利用もおすすめできます。

・頭皮ケアにホホバオイルの特性から、頭皮の奥にある余分な皮脂をマッサージにより除去する効果が期待できます。
頭皮をマッサージしたあとにしばらく蒸し、そのあとにシャンプーしてください。

・入浴剤としてホホバオイルを含む入浴剤が市販されているほど、入浴時につかうことで全身にうるおいを与えることができます。
ホホバオイルにはそのほかにもヘアトリートメントや妊娠線の予防、日焼け対策などさまざまな使い方があります。
商品によって異なる場合もありますので、商品の取り扱い方を確認したうえで、この万能とも言われるホホバオイルの効果を体験してみてください。

ホホバオイルの食べ方

ホホバオイルは正しくはオイル(油脂類)ではなくワックス(蝋類)に分類されます。
ワックスは体内で消化することができないため、一般的に食用に用いられることはありません。

ホホバオイルはリップクリームなどに用いられることもありますし、ベビーマッサージに用いた際、赤ちゃんが手についたオイルを舐めてしまうこともあるでしょう。
そのような場合のごく少量でも口にしてはいけないという意味ではありませんが、多くの量を食べてしまうと下痢などになってしまうため注意が必要です。

それでは、ホホバの食用に関する情報を見ていきましょう。

・ドイツの研究ではドイツでは、ホホバ種子の摂取が食欲を抑制し減量に効果があるとしてメディアで宣伝されました。
しかしホホバ種子は食品としての審査が行われていなかったために研究が行われ、ホホバオイルの摂取は腸細胞に悪い影響を与えるという結果もでています。

・セリ族も食べないホホバの原産地であるメキシコでは、北西部ソノラ州のなかでももっとも荒れた地にセリ族という民族が古くから住んでいます。
セリ族の住む地は食糧の不足する砂漠地帯でありさまざまなものを食していたようですが、ホホバの種については緊急時以外は食べなかったという話しもあります。

・マッコウ油も食べられないそもそもホホバの栽培が盛んに行われるようになったのは、1971年にマッコウクジラの捕鯨が禁止されたことがはじまりです。
マッコウクジラの頭部にはマッコウ油と呼ばれる動物性ワックスがあり、このマッコウ油がろうそくや潤滑油として使われていましたが、捕鯨が禁止されたことにより、ほぼ同じ用途でつかうことのできるホホバオイルが注目され、広く栽培されるようになりました。

このマッコウ油もホホバオイルと同様にやはり食用には向かず、食用にはシロナガスクジラなどのナガス油と呼ばれるものが使われていたようです。
ある意味ではホホバオイルの先代とも言えるマッコウ油も、やはり食べられない油だったのですね。

ホホバオイルの用途はさまざまで、マッサージオイル、パスオイル、ベビーオイル、石鹸などの原料、皮革製品の保護用オイル、自動車などのエンジンオイルなどに使われていますが、食用ではありませんのでその点をご注意ください。

ホホバオイルの注意点

ワックスエステルやビタミンを豊富に含み、お肌に近い性質をもつホホバオイルですが、注意すべきところはないかと気にしている人もいるのではないでしょうか。
ここでは注意点をまとめていきますので、参考にしていただけると幸いです。

・クレンジングの際にホホバオイルをクレンジング剤としてつかう場合、ウォータープルーフなどの落としにくい化粧品がお肌に残ってしまう場合があります。
その場合はいつも使っているクレンジング剤にホホバオイルを混ぜて使ってみてください。
ホホバオイルの保湿性などよいところを失わずに、キレイにお化粧を落とすことができることでしょう。

・低温に注意ホホバオイルは低温では白濁したり、または固まってしまうため、温かい部屋においておくことをおすすめします。
その場合にも品質には影響はありません。
固まったホホバオイルをすぐに使いたい場合は、容器ごとお湯につけていただいて構いません。
他のオイルと違い、ホホバオイルは300度の高温でも変質しない性質を持っており、あたためても酸化することはありません。

・事前に確認をホホバオイルは刺激性が低く赤ちゃんにも使えるオイルですが、お肌の性質は多種多様のため、ご利用の前にパッチテストを行ってください。

・長期間の保存についてホホバオイルは酸化にとても強いオイルですが、製品にもよりますが開封後はおおよそ1~2年程度でのご利用をおすすめします。また、雑菌などの繁殖を防ぐため、長期間のご利用については小さな容器に移し替えてからご利用ください。

・食用ではありませんホホバオイルは一般的なマッサージオイルとは異なりワックスであり、体内で分解されないために食用には向きません。
多量に摂取すると下痢などの原因となりますためご注意ください。

ホホバオイルの注意点は上記のとおりとなります。
製品の説明をよくお読みになり、砂漠の宝物とも呼ばれるホホバオイルの効果を体験してみてください。

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