「低血圧の人は朝起きるのが苦手」早起きと血圧は関係あるの?

公開日: : 最終更新日:2015/05/24 生活


朝起きるのが苦手な人にたずねると、「私、低血圧だから…」とよく言われますが、朝起きることと、血圧には何らかの関係があるのでしょうか?
結論から言うと、血圧の高低と寝起きについてはとくに関係はないようです。
朝起きられないということと、低血圧であるということとの相関関係は、医学的にも証明されていません。
ただ、低血圧の人の場合、貧血などが関係して起き上がれないこともあります。

血圧の1日の推移

血圧は、心臓からでた血液が体の各部を通って心臓に戻るまでの血管内を通る時の圧力をいいます。
血圧は、ある程度規則性を持って1日を推移しています。健康な人であれば、朝起きたときは血圧が低く、朝食をとって体を動かし始めることで徐々に血圧が上がっていきます。
そのまま日中から夕方を過ごし、夜に向けて少しずつ血圧が低下していき、就寝中は低い状態が続きます。
血圧は、自律神経によって調節されているので、日中は交感神経が優位となって血圧が上昇し、夜は副交感神経が優位となって血圧が下降します。でも、睡眠時間が短かったり、熟睡できず眠りが浅かったりするなど、睡眠の質が悪い場合には交感神経が優位になりやすく、寝ている間も高血圧状態が続いてしまうことがあります

低血圧と朝起きの関係

低血圧になると、心臓から送り出される血液の量がやや少なくなります。
血圧は、一般的に睡眠中には下がった状態になり、起床時には上昇して全身に血液を効率よく回していきます。
低血圧の人の場合、送り出される血液量がすくないため、なかなか全身に回らず体が動かしづらくなると考えられます。
脳というのは血液から酸素やエネルギーを貰って活動しており、血圧が高ければ脳への循環速度が速くなり、低ければ遅くなります。
低血圧の場合、エネルギー不足で脳への血のめぐりが遅くなって、脳がちゃんと目を覚まして動くまでに時間がかかってしまいます。「朝起きたときに頭がボーっとしてしまう」とよく言われますが、これはなかなか脳に血液がうまく回らないから。
低血圧の場合、いきなり起き上がると貧血で倒れることもありますので、ゆっくりと起き上がることが必要です。
早起きをしたいときには、起きる時間を考慮して早めに目覚まし時計をセットしておけば早起きも大丈夫でしょう。

低血圧だから早起きできないその理由は

なぜ、低血圧だから早起きできないといわれるのでしょうか?血圧をコントロールしているのは4つの器官です。
腎臓、内分泌臓器、自律神経、そして、自律神経に指令を発している脳です。
目覚めのメカニズムに大きく関係しているのは、内分泌臓器である副腎の髄質から分泌されるアドレナリンとノルアドレナリンです。
これらがバランスよくスムーズに分泌されていると、朝の目覚めも快適です。
でも、低血圧の人は分泌されるスピードが遅いため、目覚めに時間がかかってしまい、朝起きるのが苦手になってしまうのです。
もっとも、血圧は変動しやすいため、一度測っただけで低血圧と断言はできません。
また、普段不規則な生活をしていると、当然朝も起きづらいし、頭がフラフラしたり、体も疲れやすいものです。
もしかしたら原因は貧血かもしれません。長期間続くようなら、一度病院に行ってきちんと診察してもらった方がよいかもしれません。

低血圧を改善したら早起きに

低血圧の原因の一つに考えられるのが筋力の低下です。
血液を送り出す力が弱いために、心臓の筋力も低下しているというのです。
筋力を高めるために必要なのがユビデカレノンという補酵素で、このユビデカレノンが不足すると心肺機能が低下し、血液の流れが悪くなります。
ユビデカレノンは食品で摂取することが可能です。
多く含まれているのが、イワシや豚牛鶏などの魚肉類、ブロッコリー、ニンニク、ナスやキャベツなどです。
低血圧気味の人は積極的に摂るように心がけましょう。
また、筋力の低下を高めるためには運動も大切です。
血液は重力の関係で下にたまりやすいので、血液を押し戻すためには足の筋力が重要になるので、低血圧を改善するためには、下半身を鍛える運動をしましょう。
運動をするときには、水分補給も十分にするように心がけてください。
体内の水分量が不足すると、血圧も低下してしまいますので。
低血圧の人は、朝起きて動き出すのに時間がかかりますから、その分早く起きる必要があります。
早く起きるためには、早く寝ること。当たり前のことですが、これが一番の基本です。

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