猫の毛の管理について 注意点、ノミ対策、ブラッシング

公開日: : ペット,


ホームセンターやペットショップに行くと猫用のシャンプーが売られていますが、実際に猫にはシャンプーが必要なのでしょうか。

猫の毛の管理について

猫にシャンプーが必要なのは、主に一緒に暮らす人間のため

自然界の動物たちはシャンプーをしなければ行きていけないということはまずありません。
飼い猫にシャンプーが必要な理由は、見た目の汚れや被毛についた臭いを取り除き、人間と快適に過ごすためのものだと考えてください。
極端に言えば、猫のシャンプーはそこまで必要なことではありません。
ただし長毛種の猫や体の色が薄い猫の場合は猫自身だけでは汚れをきれいに落とすことができませんし、短毛種の猫でも汚れや臭いは不衛生のもとでもあるので、猫をシャンプーするための知識をつけて、快適に過ごせるようにしてあげたいものです。

どんなシャンプーを選ぶのか

人間の皮膚と猫の皮膚は違うものなので、人間用のシャンプーや石鹸を使うことは避け、必ず猫専用のものを用意してあげましょう。
香りが強いものだと猫が嫌がる可能性もあるので、香りが穏やかなものを選びます。
ほか、少量でも泡立ちの良い物、泡のすすぎやすいもの、短毛種の場合は大容量ではないものなどのポイントで選ぶと良いでしょう。
大容量のシャンプーだと使い切れず、中身が変化してしまうことがあります。

実際に猫をシャンプーするときの注意点

まず、シャンプー前に軽めにブラッシングをします。
絡まった毛をほぐしたり、ホコリや小さなゴミなどの軽い汚れを取るためです。
このひと手間をかけることで、シャンプーが楽になります。
シャンプー液は猫の体に直接かけるのではなく、猫の体が入るくらいの桶にぬるま湯をはり、そこに溶かして使います。
ぬるま湯の温度は人間が手を入れてみて「少し温かいな」と感じる程度にします。
冷たい水や、逆に熱すぎるお湯を使うのはやめましょう。

猫をシャンプーする頻度

短毛種の場合は、よほど体が汚れたり臭いがきつくない場合は半年に一回程度でかまいません。
長毛種の場合は月に一回程度にとどめます。
猫は一般的に体が濡れるのを嫌いますし、濡れたままで置いておくとストレスになります。
シャンプー後は時間を置かずにしっかりと乾かしてあげましょう。

ノミ対策


ダニやノミは猫の皮膚への悪影響のほか、人間の血も吸血して痒みを引き起こすので、飼い主の健康に関しても悩みの種となります。

猫の体にノミが動いているのを発見した頃には

ノミを探すために猫の毛をかきわけて発見したという場合はまた別ですが、スキンシップをとっていたときに偶然発見してしまった場合は注意が必要です。
猫の体に動くノミを自然に発見してしまえるほどノミが成長している証拠で、その頃にはたくさんのノミが寄生してしまっているケースが多いです。
成虫のノミは猫の体に寄生していますが、卵やさなぎは一時的に猫の体を離れています。
猫の体に元気にうごめくノミがいるということは、そのぶん繁殖も盛んに行われているので、家の中のどこかに大量の卵とさなぎが潜んでいるかもしれません。

ノミの卵やさなぎが潜みやすい場所

現代の家の中であればどこでも可能ですが、ノミのさなぎが住処として選びやすい場所もあります。
布製のソファなど、丸洗いが難しい家具や猫用ベッド、猫と一緒に寝ている場合は人間用の布団に潜んでいる場合もあります。
対応策としては、布製のソファーやカーペットをやめる、またはカバーを使用して定期的に洗う、猫のベッドなどを清潔に保つ、掃除がしやすい家具の配置を考えるなどがあります。

猫の体に住み着いているノミの対策

まずは猫の体からノミを減らす方法を考えましょう。
ホームセンターやペットショップに「ノミ取り櫛」が売られているのでそれを利用します。
ノミ取り櫛は非常に歯の細かい金属製の櫛で、これでブラッシングをするとある程度のノミを取り除くことができます。
ノミ用シャンプーもありますが、根本的にノミを殺すものではないことを念頭においてください。
シャンプー後はしっかりとしたブラッシングが必要です。
ノミ除去のための薬がペットショップに並んでいることもありますが、殺虫剤なので猫自身にも危険があります。
初めて使う場合は獣医師にアドバイスをもらい、猫が舐めたりしないよう注意しながら使わなければなりません。

ブラッシング


猫が毛づくろいをしている姿を、飼い主であればよく目にしていると思います。
猫はとてもきれい好きで、突起のついた舌や毛づくろいに適した歯で体を舐めています。
ある程度は猫自身の力で毛の手入れができますが、舌で手入れするので抜けた毛を飲み込んでおり、注意が必要です。

季節の変わり目には丁寧なブラッシングを

初夏から夏の終わりにかけては、猫の毛はさっぱりとした夏毛になっており、抜け毛もそこまで気になりません。
これが秋になるとふわふわとした被毛が増えはじめ、体が冷えるのを防ぐ効果があります。
季節がめぐればまた薄い被毛に戻りますが、このとき、大量の冬毛が抜け落ちます。
猫は自分の舌で毛を手入れするため、毛づくろいのときに被毛を飲み込んでいますが、飲み込む毛があまりにも多いと吐き出せず、場合によっては手術で取り除かなければなりません。
そのような状態になるのを防ぐために、季節の変わり目はとくに丁寧なブラッシングをして、飲み込む毛が少なくなるようにしてあげましょう。
毛の飲み込みすぎによる体調の異常は長毛種の猫のほうが多いですが、短毛種の猫にも起こります。

普段からブラッシングを取り入れる

季節の変わり目には飼い主の丁寧なブラッシングが必要だと述べましたが、日常的にブラッシングを取り入れることはとても大切です。
ブラッシングには毛の絡まりを防ぎ毛艶を出したり、猫が飲み込む毛を少なくしたりする効果のほか、猫の皮膚や被毛の異常やダニ・ノミの存在を発見しやすいメリットがあります。
短毛種の場合は一日一回、長毛種の場合は朝晩の計二回のブラッシングが理想的です。

猫が嫌がらない範囲でのブラッシングを

猫によってはブラッシング好きでじっとしている子もいますが、ほとんどの猫は長時間じっとしているのが苦手なので、ブラッシングのときに暴れてしまう子も多いです。
できれば子猫のうちからブラッシングに慣れさせ、飼い主も猫が嫌がらない範囲でのブラッシングを身につけましょう。
なお、一度のブラッシングにかける時間は3分程度が望ましいでしょう。

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