犬の性格について知っておきたい基礎知識

公開日: : ペット,

犬の性格は育て方で変わる

人間には性格がありますが、同じように、犬にも性格があります。
基本的に、メスはおとなしく穏やかで、オスは活発で元気であるのが一般的です。
しかし、犬の性格は飼い主の育て方によって変わるという説が唱えられています。
実際はどうなのでしょうか。

室内で飼われた場合と室外で飼われた場合

性別に限らず、室内で飼われた犬は物静かで神経質な性格である場合が多いです。
室内で飼われる場合、なかなか他の犬や飼い主以外の人間と触れ合う機会が少なく、人見知りで内向的な傾向にあります。
反対に、室外で飼われた犬はおっとりとしていて、物怖じしない性格に育つケースが多いです。
毎日外にいるので、色々なものを見て多くの経験を重ねていくうちに、頼りがいのある性格になります。

犬は飼い主に似る?

よく、犬は飼い主に似るといいますが、性格面ではどうでしょうか。
飼い主が静かな人である場合、犬もおとなしい性格になりやすく、反対に明るい人である場合は、犬も明るく活発な性格に育ちやすいです。
「子供は親の背中を見て育つ」という言葉がありますが、犬も例外ではありません。
犬にとっては飼い主が育ての親ですので、共に生活していくうちにいつの間にか犬が自分に似てきた、ということもあります。
また、この説に関しては、犬を段階から始まっているともいわれています。
たとえば目が大きい人であれば、自分と同じように目の大きな犬を選ぶ傾向にあり、おとなしい人であれば静かな雰囲気の犬を選びがちです。

甘やかされて育った場合

甘やかされて育った場合、言うことを聞かなかったり、飼い主以外にはめったに懐かなかったりすることが多いです。
犬が可愛い気持ちは誰にでもありますが、愛することと甘やかすことは違います。
可愛さゆえについ甘やかしすぎてしまったり、しつけを怠ったりすると、成犬になったとき人を噛んだり、突然襲い掛かったりして、他人に危害を加える可能性が高まります。
本当に犬を愛する気持ちがあるなら、褒めるべきところは褒める、叱るべきところは叱るようにして、メリハリをつけることが大事です。
間違った教育は、犬のためにはなりません。

犬は男女で性格が全く違う


犬には性格がありますが、性格は犬によってそれぞれ違います。
育て方や環境のみでなく、性別によっても性格は異なります。

オス犬の性格

基本的に、オス犬は活発で元気の良い性格をしていることが多いです。
そのため、運動するのが好きな人や、アウトドア派の人はオス犬と相性が合うでしょう。
また、甘えん坊で、ひとりぼっちにされるのが嫌いな傾向にあるので、甘えられるのが好きな人には、オス犬をおすすめします。

メス犬の性格

メス犬は、物静かで穏やかな性格である場合が多いので、室内で犬を飼いたい人や、癒しを求める人におすすめです。
基本的には落ち着いていて手がかかりませんが、過度にマイペースだったり、わがまますぎたりすることもあるので注意です。
また、他の犬に吠えたり、敵意を示したりすることが多く、突然攻撃的な面をことがあります。
オス犬の場合、メス犬に吠えかかることはありませんが、メス犬の場合は性別を問わず吠えかかるので、宥めるのも大変です。

散歩に対する意欲

オス犬の場合、散歩が好きで一日に何時間も歩き回りたいという子が多いです。
運動不足の解消にはなりますが、力が強く、あちこちに引きずり回されることもあるので、充分なしつけをする必要があります。
オス犬に比べ、メス犬は歩くペースが遅く、強い力で引っ張られることもありません。
一日に何時間も出歩かせる必要がないので、ゆっくり散歩をしたいという人におすすめです。
しかし、散歩の途中で抱っこをねだるなど甘えた様子が見られることもあるので、少し手がかかります。

メス犬の生理期間

メス犬には、人間の女性と同様、一年に二回生理がやってきます。
生理の時期に入ると、ホルモンのバランスが崩れ食欲が低下したり、情緒不安定に陥ったり、オス犬に攻撃的な態度を示す場面も見られるようになって、しつけがより一層大変になります。
また、生理期間内はオス犬から追いかけ回されることもあるので、他の犬がいそうな場所に近づかない、犬が多く集まる場所に連れていかないなどの配慮をし、メス犬の精神状態を気遣ってあげましょう。

犬の抱き方で性格が変わる


犬には性格があり、性格は環境や育て方によって変わります。
抱き方によって性格が変わるという説があるので、それについてお話ししていきます。

正しい抱き方

人間の親が子供を抱っこするように、飼い主も犬を抱っこします。
基本的に、犬を抱くときは片手でお尻をおさえ、前脚から胸のあたりを抱えるようにして抱くのがベストです。
稀に両手で犬を覆うようにして抱く人がいますが、その抱き方をすると甘えん坊で飼い主以外の人に懐きにくくなる性格になりがちです。
また、犬は人間に順位をつける生き物で、自分より高い位置で抱くと、飼い主を目下の人間だと思い、わがままになったり、しつけをしにくくなることがあります。

抱っこに対する反応

犬はとても可愛い生き物ですので、つい抱っこしたくなってしまいます。
それ自体に問題はありませんが、抱っこをされるのが好きな犬と嫌いな犬がいます。
抱っこが好きな犬を抱きしめたり、頭を撫でてあげたりすると、より一層飼い主に懐き、犬との信頼関係を深めることができます。
しかし、抱っこされるのが嫌いな犬を無理に抱こうとすると、飼い主に対して嫌悪感を示すような態度を取ったり、攻撃的な行動を見せるようになったりして、しつけが大変になります。
過度に抱っこを嫌がるような犬を無理やり抱こうとするのは、おすすめできません。

オス犬のほうが抱っこされるのが好き?

一般的に、オス犬は甘えん坊な子が多いです。
そのため、抱っこをしてあげると喜んだり、更に抱っこを強請ったりしてくることがあります。
反対に、メス犬はおとなしくマイペースな性格で、抱っこをしようとすると嫌がる子が多いです。
しかしメス犬の場合、マイペースすぎるゆえに散歩の最中に抱っこを強請ってくることが多く、自分の力で歩こうとしないケースもあるので、注意してください。

抱っこのしすぎには注意

抱っこをしてあげるのは良いことですが、執拗に抱っこをすることによって、いつまでも自立できなかったり、子供っぽい性格のまま成長することがあるので気をつけましょう。

穏やかな性格に育てるには?


元気だったり、明るかったり、物静かだったり、犬の性格は様々です。
ペットを飼うことが可能な賃貸がありますが、近隣の住民に迷惑をかけないよう、あまり吠えず、穏やかな性格の犬を飼いたいという人が多いです。
性格は犬種や性別、育て方などによって異なりますが、穏やかな性格に育てるにはどうしたら良いのでしょうか。

外で育てると良い?

犬を室内で飼っている人、室外で飼っている人がいますが、室外で飼われた犬のほうが穏やかな性格に育つ傾向にあります。
室外で飼われた犬は他の犬や人間と接する機会が多いため、多少のことでは動じない子が多いです。
反対に、室内で飼われた犬は飼い主以外の人間や他の犬と接する機会が少なく、臆病な性格になりがちです。
穏やかな性格に育てるためには、室外に出す時間を増やし、多くの人や動物たちと触れ合う機会を与えてあげると良いでしょう。

穏やかな態度で接する

子供は親の背中を見て育つといいますが、犬も飼い主の人柄や、行動を真似します。
穏やかな性格に育てるためには、まず飼い主が穏やかな態度で犬に接することが大事です。
犬がしつけを守ってくれなかったり、わがままな態度をとったりすると、ついカッとなってしまい大声で怒鳴ったり、しつけと称して体を叩いたりする人がいます。
腹が立つ気持ちはわかりますが、それでは穏やかな性格に育ちません。
犬に穏やかな性格に育ってほしいのなら、まず自分が犬の手本となることが重要です。

ゆっくり散歩をする

犬種や性別によって散歩をするペースは異なりますが、なるべくゆっくりとしたペースで散歩をすることによって、穏やかな性格に育ちやすくなります。

スキンシップをとる

積極的にスキンシップをとることによって、人間へ対しての恐怖心を失くし、外交的な性格に育ちやすくなります。
外交的な性格に育つということは多少のことでは動じなくなり、室外で飼われている犬の場合、家を守る番犬の役割を果たしてくれます。

犬も老いると性格が穏やかになる


犬も人間と同様、年月を経るごとに歳老いていきます。
人間の高齢者は、基本的におとなしく落ち着いた性格をしている人が多いですが、犬の場合も老いると性格が穏やかになります。

性別ごとに変わる?

メス犬は、元々おとなしい性格の子が多いですが、年老いるとさらに穏やかになり、老犬としての貫禄が出てきます。
オス犬は、幼犬の頃は元気で活発な性格であることが多く、運動が好きだったり、誰にでも懐きやすい傾向があります。
しかしそんなオス犬も、年老いることによってメス犬と同様穏やかな性格になり、あまり周りに関心を示さなくなって、他の犬が遊んでいても黙って見ていることが多いです。
よく、常に寝ている犬を見かけますが、寝る時間が多い犬のほとんどは老犬です。
老いることによって、体力も衰え、動き回ることも少なくなります。

老いるとわがままになる?

犬は、年老いると性格が穏やかになるという一方で、反対にわがままな性格になるという説もあります。
人間の高齢者でも、普段は穏やかなのに、稀に明からさまにイライラした態度を示したり、情緒不安定な様子が見られることがあります。
それと同様、犬もしつけを守らなくなったり、飼い主を噛んだりすることもあります。
性格というより、老犬の場合仕方がないことですので、あまり叱らず、ストレスを与えないようにしましょう。

体力的な衰えによる性格の変化

体力面での衰えによって、性格が変わることもあります。
体力が衰えることによって、以前より動いている時間が少なくなり、寝たきりになることが多いので、必然的に穏やかで静かな性格になります。

人間の老後と比べて

種別は違えど、人間の高齢者と老犬は、いくつか似ている点があります。
基本的には穏やかなのに稀に攻撃的な態度を示すのは、情緒不安定ゆえに見られるものであり、本能のまま生きることによって、余生を楽しんでいるのではないかと考えられています。
怒りたくなるときもありますが、できるだけあたたかい目で見てあげることが大事です。

犬が飼い主に似るって本当?


共に生活していくうちに犬の顔が飼い主に似ていくという話がありますが、この説は性格に関しても同じです。

現実に基づいた話

人間は自分の意思で物を食べたり、動いたりすることができます。
しかし犬の場合、誤って家の敷地外へ出ないようにリードで繋がれているので、自分の意思では動くことができず、物を食べることもできません。
そのため、太った人に飼われた犬は飼い主の計らいで多めに餌を与えられるので太り、運動が好きではない飼い主に飼われた犬はあまり散歩に連れて行ってもらえず、同じように運動が苦手になります。

子供は親の背中を見て育つ

人間の子供が親の行いを見て真似をするように、犬も自分の飼い主の素行を真似する傾向にあります。
飼い主が声が大きく怒りっぽい人であれば、犬も大きな声でよく吠えるようになり、温厚な人であれば同じように温厚な性格に育ちます。
犬は、自分の飼い主の行動や言動が正しいものだと思っています。
そのため、犬に真似をされて困ることはしないようにしましょう。
自身の言動をよく考えてください。

飼い主と犬が似るのは必然

一方で、飼い主は自分と似ている犬を選ぶことも多いです。
人は犬を選ぶ際、自然と自分と似ている犬を選ぶという研究結果があります。
自分と見た目が近い犬を選んだり、雰囲気の似ている犬を選ぶ傾向にあり、上記のことから飼い主と犬が似るのは必然的であることも否めません。

故意に似せる場合

自然と似てくるケースとは反対に、飼い主の意思で犬を自分に似せることもあります。
たとえば、自分の好みの服を着せたり、自分の好きな見た目にすることによって、まるで本当の子供のように感じることができます。

実験に基づく結果

飼い主と飼い犬の写真をバラバラにして、他人に組み合わせてもらう実験を行ったところ、高確率で当てることができたという実験結果があります。
このように、他人からみても飼い主と犬は似るということが証明されています。

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