犬の鼻の病気 | 症状・原因・治療など

公開日: : ペット,

鼻炎

『鼻炎』というのは、犬の鼻の中の粘膜に炎症が発生した状態のことを指しています。

人間にも鼻炎がありますが、基本的には同じような症状と考えていいでしょう。

犬の鼻炎の場合でも、主な症状は「さらさらした鼻水」や「ねばねばした鼻水」が出たり、「くしゃみ」が多くなるほか、「鼻を気にするそぶり」を見せたり、「鼻腔が狭まる」ことで呼吸が荒くなったりすることもあるようです。

では、なぜ犬が鼻炎になるのかというと、その原因は次のようなものが挙げられます。

まずは、「細菌」や「ウイルス」に感染することや、「乾燥」、「刺激臭」、「煙」、「ガス」、「細かい異物や粉塵」、「アレルギー」などで、この辺りも人間と似ています。

また、「鼻腔内の腫瘍」や「鼻腔周辺の外傷」、それに「上顎の炎症」などが原因となることもあるようです。

続いて、犬の鼻炎の治療法ですが、これは主に次の2つが挙げられます。

1つ目は「基礎疾患の治療」で、鼻炎の原因が腫瘍や外傷といった別の疾病であれば、まずはそちらの治療が優先されます。

要は、原因を取り除いてしまうということですね。

2つ目は「ネブライザー」と呼ばれる“吸入器“を用いる方法です。

このネブライザーによって、鼻やのどに薬剤を噴霧し、それで炎症を抑えようというわけです。

犬の場合でも、鼻炎になると呼吸に影響が出てしまいますから、なるべく早く楽になれるよう、速やかに獣医さんに連れていってあげるほうがいいでしょう。

副鼻腔炎


『副鼻腔炎(ふくびくうえん)』というのは、犬の鼻の奥にある空洞、つまり「副鼻腔」の中に炎症が発生した状態のことを指しています。

さらに、副鼻腔の中に膿が溜まった状態になると、「蓄膿症」と呼ばれるようになります。

犬の副鼻腔炎の症状ですが、主には次のようなものが挙げられます。

まずは、「さらさらした鼻水」や「ねばねばした鼻水」、それに「くしゃみ」が出るようになり、「鼻や顔を気にするようなそぶり」も見せるようになります。

さらに「鼻が詰まって呼吸が荒くなる」、「鼻筋が盛り上がる」という症状のほか、「結膜炎」や「鼻炎」を併発するというケースもあるようです。

では、なぜ犬の副鼻腔炎が起きるのかというと、主な原因として挙げられるのは「鼻炎」の波及です。

ということは、つまり鼻炎をできるだけ早く治しておくことが、必然的に副鼻腔炎の予防にもなるということですね。

他に、「上顎の炎症や化膿」が原因となることもあるようです。

犬の副鼻腔炎の治療法ですが、主なものとしては次の3つが挙げられます。

1つ目が「基礎疾患の治療」、つまり副鼻腔炎を引き起こしている原因が別の疾病であれば、そちらの治療を先にするということです。

2つ目は吸入器の一種である「ネブライザー」を使うというもので、炎症を抑えるために鼻やのどに薬剤を噴霧します。

これらの他に「外科手術」が行われることもあるのですが、これは主にチューブなどを使って、副鼻腔にたまった膿を洗い流すというものになります。

鼻出血


『鼻出血(びしゅっけつ)』というのは、犬の鼻の中に出血が起こった状態のことを指しています。

いわゆる「鼻血」のことですね。

当然ながら、鼻出血の主な症状は「鼻からの出血」ということになるのですが、ほかにも「くしゃみ」や「せき」、「鼻づまり」、「呼吸が荒くなる」、それに「鼻を気にするそぶりを見せる」ということもあるようです。

では、なぜ犬の鼻出血が起きるのかというと、これは人間の鼻血が様々な理由によるのと同じように、犬の場合でも原因は色々と考えられます。

まず、短期間に大量の出血をするのであれば「鼻への外傷」となりますし、長期にわたり少量の出血なら「鼻腔内の腫瘍」ということも考えられます。

他にも「血液の病気」や「中毒」、それに「感染症」など、様々な原因によって鼻出血は起こります。

当然ながら、治療法についても、その原因によって変わってくるわけですが、まずは「対症療法」、つまり出血を止めることが優先されます。

ただし、これは外傷などのように原因が明確で、出血が軽度の場合なら効果的ですが、それ以外の場合には、なかなか出血が止められないこともあるでしょう。

鼻出血の原因が、腫瘍や血液の病気といった別の疾病であれば、それら「基礎疾患の治療」が行われることとなります。

状況にもよりますが、基本的には基礎疾患を治療すれば、鼻出血も改善されるでしょう。

しかし、前述のとおり、原因は様々なものが考えられますので、早急な原因の特定が必要となります。

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