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公開日: : ペット,

ラサ・アプソ

『ラサ・アプソ』というのは、チベットが原産の犬種で、チベットの寺院では何千年もの間、門外不出の神聖な犬として扱われてきた「小型犬」です。
ラサ・アプソのルーツは、チベット・ラマ教の僧侶たちが僧院内で「魂が宿る犬」として飼育していた犬だと考えられています。
チベット仏教の僧である「ラマ」が亡くなると、その魂がこの神聖な犬の身体に宿るという信仰があったため、高僧や貴族が独占する「門外不出の犬」だったのです。
1930年代に入ると、ようやくラサ・アプソはヨーロッパに渡り、ロンドンのドッグショーでは「東洋の魔除け犬」として紹介されといいます。
また、そのうちの何頭かは、チベット最高指導者である13代目のダライ・ラマから贈られた物だったというエピソードも残っています。
身体的な特徴としては、厚い被毛と豊かな尾を背負っていることが挙げられるでしょう。
硬く長いオーバーコートと密生したアンダーコートを持っていることも大きな特徴ですが、これはチベット山岳地の厳しい寒さに適応したものだと考えられています。
性格的な面を見ると、陽気で無邪気ながらも、かなり頑固な一面も持っているようです。
ですから、しつけや訓練をするのは、かなり難しいでしょう。
また、主人には忠実なのですが、見知らぬ人にはやや強い警戒心を見せることがあ、神経質で用心深い面も持っていますから、不審者や物音にも敏感に反応して吠え立てることもあります。
自分のペースを乱されると、攻撃的になって噛みついてしまうこともありますので、扱いづらい部分を持っていると言えます。

ラブラドール・レトリーバー


『ラブラドール・レトリーバー』というのは、イギリス原産の犬種で、あらゆる要望に応えるベストパートナーになりうるイヌとして知られている「大型犬」です。
ラブラドール・レトリーバーのルーツは、イギリスからの漁船でカナダに渡った犬が、ニューファンドランド・セントジョーンズ地方を中心に発展した犬だと言われています。
ニューファンドランドでは当初、大型の「ニューファンドランド」という犬種と区別するために、イギリスから渡ったのことを「スモール・ウォーター・ドッグ」と呼んでいたようです。
スモール・ウォーター・ドッグは、様々な水中作業を器用にこなす優れた犬として活躍していました。
やがて、カナダの商人がスモール・ウォーター・ドッグを連れてイングランドのプールという港に着くと、たまたまこれを見かけた地元の貴族がその犬を買い上げます。
そこで改良されたものが、後のラブラドール・レトリバーのルーツだと考えられています。
現在のラブラドール・レトリバーは、水猟犬としての役割からは離れ、「警察犬」や「盲導犬」、「麻薬捜査犬」などとして活躍していますが、そこには卓越した訓練性能があるからなのでしょう。
身体的な特徴としては、水中作業に適した、密生している短毛が挙げられます。
性格的な面を見ると、どんな命令にもいつも真面目に取り組み、粘り強くがんばるので、訓練次第ではどんな名犬にもなりうると言われています。
冷静に観察し、自己判断で行動できるという優れた能力がありますので、盲導犬や介護犬として大活躍しているのもうなずけます。

ラフ・コリー


『ラフ・コリー』というのは、イギリスはスコットランドが原産の犬種で、テレビドラマ「名犬ラッシー」に登場して人気者となった「大型犬」です。
日本では、単に「コリー」と呼ばれることが多いようです。
ラフ・コリーのルーツは、2000年前にローマ人がスコットにもたらした、特別な「ワーキング・コリー」だと言われています。
当初は「作業犬」として用いられていて、兄弟種である「スムース・コリー」と一緒に「スコッチ・コリー」と呼ばれていたようです。
1860年代になると、スムース・コリーがビクトリア女王に愛されたため、ラフ・コリーも兄弟種として人気が出るようになります。
その後、ラフ・コリーは「ボルゾイ」を交配させることで、より洗練された姿に改良され牧羊犬としてだけでなく、上流貴族のペットとしても愛されるようになるのです。
20世紀になると、「名犬ラッシー」が世界的にヒットし、その人気は不動のものになります。
今でも、一時期のブームは去ったものの、世界的に人気はの犬種として愛され続けています。
身体的な特徴としては、何といっても、マズルと脚が長く、たっぷりとしたロングコートを持つという、スマートでゴージャスな外観があげられるでしょう。
また、フサフサとしたサーベル形の垂れ尾も大きな特徴です。
性格的な面を見ると、大変に利口で、家族に対しては愛情をおしみなく注ぐ、優しくて温和な犬と言えます。
また、忍耐強い一面も持っていますから、子どもと遊ばせても安心で、理想的な家庭犬といえるでしょう。

琉球犬


『琉球犬』というのは、その名前が示している通り沖縄が原産の犬種で、古くから沖縄に土着していた「中型犬」です。
琉球犬のルーツは、南方アジア系の縄文犬の一種と考えられています。
縄文時代から土着していた犬種だと思われますが、弥生時代になって大陸から渡来人とともに北方系の犬が入ってきた時にも、地理的な理由から、大陸系の犬の影響はごくわずかしかなく、縄文犬の血統が維持されたと言われています。
沖縄県では、虎毛の琉球犬のことを「トゥラー」と呼び、赤毛の琉球犬のことは「アカイン」と呼んでいます。
さらにトゥラーの方は、その毛の色に応じて「赤トゥラー」や「黒トゥラー」、「白トゥラー」などとも呼ばれているようです。
主に、イノシシ猟や鳥猟の「猟犬」として活躍した歴史を持っています。
第二次世界大戦の沖縄戦のときに、一度絶滅の危機に瀕しているのですが、1990年に保存会が発足し、今では見事に復活を遂げています。
また、1995年には、沖縄県指定天然記念物となっています。
身体的な特徴としては、トゥラーやアカインなどと呼ばれる被毛が挙げられるでしょう。
この被毛は、硬く短い毛のダブルコートになっているのですが、密生していないため、暑さには強いようです。
また、性格的な面を見ると、とても温和で友好的な気質を持っていますので、沖縄だけだなく、他府県からの人気も高まっているようです。
飼い主に忠実で、縄張り意識も強いため、番犬向きの犬種といえるかもしれません。

レオンベルガー


『レオンベルガー』というのは、ドイツが原産の犬種で、強面で骨太のいかつい外見を持つ、存在感満点の「大型犬」です。
レオンベルガーのルーツは、ドイツ・シュツットガルト近くの都市である、レオンバーグにあります。
1830年代にレオンバーグ出身のドッグブリーダーだった「ハインリッヒ・エッシグ」が、ランドシーア模様の「ニューファンドランド」と「バリー犬」とを掛け合わせ、その後「グレートピレニーズ」などとも交配させることで、レオンベルガーの基礎犬が作られたようです。
最初のレオンベルガーが誕生したのは1846年で、元々はレオンベルグ市の紋章であるライオンに似た犬を作るということが目的だったと言われています。
やがて、1800年代の終わりごろになると、農家を手伝う犬として活躍するがかりか、各国の王家や王族でも寵愛を受け、「ナポレオン二世と三世」、オーストリア-ハンガリー王国の「エリザベス女王」、イタリアの「ウンベルト一世」などがレオンベルガー飼育していたということが知られています。
ですが、20世紀に入って第一次世界大戦が勃発すると、わずか5頭のレオンベルガーだけしか生き残らないという事態に陥ります。
その後、何とか個体数を増やすのですが、続く第二次世界大戦で再び絶滅が訪れ、わずか8頭だけが生き残るのみとなってしまいます。
ですが、また個体数を増やす努力が重ねられ、現在に至っています。
身体的な特徴としては、何といっても、ライオンを彷彿とさせるその風貌が挙げられるでしょう。
顔のブラックマスクと、たてがみは印象的です。
性格的な面を見ると、非常に友好的で忠実ですから、家庭犬としてもオススメです。

レークランド・テリア


『レークランド・テリア』というのは、イギリス原産の犬種で、『レイキー』という愛称でも親しまれている「小型犬」です。
レークランド・テリアのルーツについては、ハッキリとしたことはわかっていません。
ただ、「ボーダー・テリア」や「ベドリントン・テリア」、「フォックス・テリア」といった犬種と共通の祖先をもつと言われています。
元々は、害獣であるキツネやカワウソなどの駆除が仕事だったのですが、後にキツネ狩りが娯楽として広まり人気が高くなってくると、レークランド・テリアにも注目が集まるようになります。
当初は、「パターデール・テリア」や「フェル・テリア」、「エルターウォーター・テリア」という風に、様々な呼び名があったようですが、1921年に、この犬の発祥地とされているレークランド地方にちなんで、レークランド・テリアという名前に落ち着きます。
身体的な特徴としては、テリア独特のぬいぐるみのような風貌があげられるでしょう。
体長と体高がほぼ同じの、スクエア型のボディも特徴的です。
性格的な面を見ると、陽気で活発、しかも勇敢ですので、いつも忙しく動き回るのを好む、活動的な犬種といえます。
それでいて、沈着冷静で異常に興奮するというようなことはありません。
自分より大きな相手にも、ひるむことなく攻撃を仕掛けていきますので、自信に満ちた優秀な猟犬気質を持っているといえるでしょう。
飼い主への忠誠心も強く、訓練次第でどんな命令も理解してよく従う名犬になる可能性を持っています。

ロシアン・トイ


『ロシアン・トイ』というのは、その名の通りロシアが原産の犬種で、『ロシアン・トイ・テリア』と呼ばれることもある「小型犬」です。
他に、「ルスキー・トイ」とか「モスコビアン・ミニチュア・テリア」などと呼ばれることもあります。
ロシアン・トイのルーツは、19世紀から20世紀にかけて、イギリスから当時のソ連に輸入された「イングリッシュ・トイ・テリア」という犬種に、中国の「チャイニーズ・クレステッド・ドッグ」を掛け合わせて出来た犬種が関係していると考えられています。
その当時、イングリッシュ・トイ・テリアは貴族を始め、裕福な市民階級の人からも愛されていたのですが、後に起こる戦争の影響で頭数は大幅に減少してしまいます。
さらに、イングリッシュ・トイ・テリアの輸入が禁止されると、ますます個体数が減り、ロシアでは人気が廃れてしまいました。
ですが、一部の愛好者によって、生き残っていたイングリッシュ・トイ・テリアを元に新しい犬種を作ろうという動きが始まり、これによりロシアン・トイが生まれるのです。
身体的な特徴としては、華奢な体つきをしていることが挙げられ、アップルヘッドの頭部に短めの先細りのマズルが印象的です。
「ロングコートタイプ」と「ショートコートタイプ」があることも特徴のひとつで、この2つを別犬種として扱ったほうがいいという意見もあるようです。
性格的な面を見ると、ロングコートタイプが穏やかでやさしく、落ち着きがあり知的、そしてショートコートタイプは活発で気が強いというように、被毛によって違いがあります。

ローシェン


『ローシェン』というのは、フランスが原産の犬種で、『リトルライオンドッグ』という別名でも知られている「小型犬」です。
ローシェンという犬命には、ドイツ語で「小さなライオン」という意味があり、臀部、前後の足、しっぽの根元の被毛をそる「ライオンカット」を施されています。
ハッキリとしたルーツは不明なのですが、チベットからヨーロッパに持ち込まれた犬が、「スピッツタイプ」や「テリアタイプ」の犬と交雑したという説や、地中海の「ビションフリーゼ」や「マルチーズ」などと血縁関係にあるという説など、様々な推測がされています。
ただ、ローシェンの歴史は古く、15~16世紀ごろの絵画や文献に似た犬が頻繁に登場していますので、ルネサンス以前のヨーロッパではかなり人気があったと思われます。
ですが、二つの大戦を経て絶滅の危機に瀕し、1960年のギネスレコードでは「世界で最も希少な犬」として登録されたといいます。
ですが、1945年から血統が維持され、徐々に個体数が回復し、現在に至っています。
身体的な特徴としては、何といっても、「ライオンカット」が挙げられるでしょう。
性格的な面を見ると、明るく活発で、遊び好きなイヌと言えます。
また、人懐っこい部分も持っているのですが、頑固な一面もありますので、時には手を焼くこともあるかもしれません。
ですが、基本的には物覚えもよく、機転が利くうえに忠誠心も強いですから、しつけに苦労することはあまりないでしょう。

ローデシアン・リッジバック


『ローデシアン・リッジバック』というのは、アフリカ南部が原産の犬種で、ライオンを恐れずに粘り強く追い詰めるという「大型犬」です。
主に、ライオンをはじめとする「猛獣狩り」に使われていることから「アフリカン・ライオンハウンド」と呼ばれることもあるようです。
ローデシアン・リッジバックのルーツは、南アフリカの原住民である「ホッテントット族」が「猟犬」として飼育していた「リッジバック」、つまり背中の毛が前に向かって生えている半野生犬だと言われています。
リッジバックは、アフリカの過酷な環境に耐えられるだけの被毛と体力を持っていて、ホッテントット族を献身的に守ったと言われています。
16~17世紀になると、オランダ人やドイツ人が南アフリカに「グレートデン、マスティフ」や「グレーハウンド」、それに各種の「テリア」などを持ち込み、これらの犬種とリッジバックとの間で異種交配が起こり、生まれたのが現在のローデシアン・リッジバックの基礎犬のようです。
身体的な特徴としては、何といっても、背中の被毛が直線状に、他の部分の毛とは反対方向に生えている「リッジバック」が挙げられるでしょう。
ライオン狩りに用いられていただけのことはあって、全体にガッチリとした体格を持っています。
性格的な面を見ると、元々は温和で、ライオン狩りでも自らライオンと戦うのではなく、追いつめた後で主人に知らせるというのが主な仕事でしたので、決して獰猛さはありません。
どちらかと言えば、命令を忠実に実行しようという義務感が強いイヌですので、家庭犬にも向いていると言えるでしょう。

ロットワイラー


『ロットワイラー』というのは、ドイツが原産の犬種で、力強くがっしりした筋肉質な外見が特徴的な「大型犬」です。
ロットワイラーのルーツは、古代ローマ軍が現在のドイツに侵攻する時に連れていた、古い犬種と考えられています。。
当時は、兵士の食糧となる家畜の「追い犬」が主な仕事で、夜になると「番犬」としても役立てられていたようです。
過酷な気候条件にも強く、古代ローマ軍がアルプス越えをする時には、ロットワイラーの活躍によって進軍が可能となったというエピソードが数多く残っています。
その後、ロットワイラーはドイツに定着することになり、「牧羊犬」や「牧畜犬」としても改良を加えられていきます。
一時期は、家畜業者によって家畜の「追い犬」として飼育されていたため「肉屋の犬」と呼ばれていたこともありました。
ですが、時代が進むと、家畜の追い立ては交通の妨げになるということから禁止され、それを期にロットワイラーが出番がなくなり、絶滅の危機に瀕します。
最近になって、愛好家によって再現され、現在に至っているということです。
身体的な特徴としては、ガッシリとして筋肉質なボディに、粗い直毛が密に生えた被毛を持っていることが挙げられるでしょう。
また、大変力が強いことも大きな特徴です。
性格的な面を見ると、冷静沈着で的確な状況判断もできるうえ、主人思いでもあるとても優しいイヌです。
家庭犬としても頼もしいですし、最近では「盲導犬」や「警察犬」、それに「災害救助犬」としても、世界各地で活躍しています。

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