ナ行のワンちゃん>性格・飼い方・特徴・注意点など

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ナポリタン・マスティフ

『ナポリタン・マスティフ』というのは、イタリア原産の犬種で、祖先はローマ帝国の闘犬だったといわれる「大型犬」です。
ナポリタン・マスティフは、別名「イタリアン・マスティフ」と呼ばれることもあり、古代ローマ時代の大型犬がイタリア南部で発展したと言われています。
先祖となった大型犬の誕生には「アレクサンダー大王」が関与したとも言われていて、紀元前4世紀頃に従来の大型犬とインド産の短毛種を交配させ「Molossus」という犬種が作られました。
このMolossusは、戦争やコロッセウムで闘犬として用いられたのですが、紀元前54年にローマがイギリスを統治すると、Molossusがその土地の大型犬とも交雑し、現在のナポリタン・マスティフの原型となります。
その後は、数世紀もの間、イタリア南部の農夫たちが選択繁殖を繰り返していきます。
「番犬」として活躍できるよう、わざと醜くて警戒心の強い犬を作り出したいということから、巨大な体やたるんだ皮膚などの特徴が引き継がれていったようです。
第二次世界大戦後に一度、絶滅の危機に陥るのですが、イタリア人画家の「ピエロ・スカンジアーニ」が血統の維持に尽力し、同時にスタンダードの作成を行いました。
後にスカンジアーニは、「ナポリタン・マスティフの父」と呼ばれます。
身体的な特徴としては、何といっても、そのたるんだ皮膚が挙げられます。
性格的な面を見ると、勇猛果敢で防衛心が強いことが特徴ですが、しっかりとした訓練が必要ですので、初心者にはオススメできない犬種です。

ニホンスピッツ


『ニホンスピッツ』というのは、その名の通り日本原産の犬種で、ナイーブで繊細な気質を持つ「小型犬」です。
ニホンスピッツのルーツは、シベリア大陸経由で日本に渡ってきた、白い「ジャーマン・スピッツ」だと言われていて、日本でより小型に改良されてきました。
ちなみに、スピッツという名称は、ドイツ語で「とがったもの」を意味する「シュピッツ」に由来しているという説と、ロシア語で「火」を意味する「スピッチ」に由来しているという、2つの説があるようです。
ニホンスピッツといえば、なんといってもフサフサした純白の被毛と愛くるしい瞳が大きな特徴ですが、昭和20年代後半から昭和30年代にかけては国内普及率NO.1となるほど多くの人を魅了し、人気を博していました。
ですが、甲高い声で無駄吠えすることも多く、日本の住宅事情の中では飼いにくい面が目立ったため、徐々に人気は低迷してきたようです。
その後、ニホンスピッツの熱心な愛好家が無駄吠えしないように改良を重ねて人気を回復し、今では日本国内はもちろん、海外でも大きな人気を集めています。
身体的な特徴としては、前述のとおり、フサフサした純白の被毛と愛くるしい瞳が挙げられますが、このぶ厚い被毛は毎日ブラッシングしてあげないと毛玉ができますので、気をつけてあげましょう。
性格的な面を見ると、明朗活発で飼い主に対しては従順で忠実ですが、見知らぬ人には距離をおき、警戒心も強い方です。
飼い主さんにはベタベタ甘えてきますが、その思いに応えてもらえないとストレスを募らせて神経質になることもあるようですので、注意しましょう。

ニホンテリア

『ニホンテリア』というのは、その名の通り日本原産の犬種で、自己中心的なネコっぽい犬として知られている「小型犬」です。
ニホンテリアのルーツは、ハッキリとしたことはわかっていないのですが、恐らく、1700年代にオランダから長崎に伝わった「スムース・フォックス・テリア」と在来の小型犬を交配させ、後に神戸で改良されたものだと考えられています。
ただし、スムース・フォックス・テリアが犬種として固定されるのは1862年ごろですので、厳密にはスムース・フォックス・テリアそのものではなく、その原種犬がルーツということになるでしょう。
また、「トイ・マンチェスター・テリア」や「イタリアン・グレーハウンド」、「トイ・ブル・テリア」などの血も入っていると言われています。
神戸では「抱き犬」として可愛がられていたようで、、「神戸テリア」や「お雪テリア」、「ミカド・テリア」などの呼び名でも親しまれていたようです。
1920年ごろから計画繁殖が行われ、1930年代には、ニホンテリアの一大ブームも起こります。
戦時中は頭数が激減し、絶滅の危機も心配されましたが、戦後になると熱心な愛好家の努力でよみがえり、現在に至ります。
身体的な特徴としては、スマートで引き締まった輪郭のボディが挙げられますが、なんといっても最大の特徴は、ビロードのような感触の短い被毛でしょう。
性格的な面を見ると、愛情こまやかで優しい部分と、自尊心が強くてマイペースな部分が共存しています。
甘えたい時にはベタベタとしてきますが、自分の気が済むと淡白という、まるで猫のような犬です。

ニューファンドランド


『ニューファンドランド』というのは、カナダのニューファンドランド島が原産の犬種で、とても優秀な水難救助犬として知られている「大型犬」です。
ニューファンドランドのルーツは、名前の由来ともなっているカナダ東岸のニューファンドランド島で、漁師の手伝いや救助をしていた大型犬だと考えられています。
この大型犬を基礎として、水中作業が得意な「ポーチュギース・ウォータードッグ」や、超大型犬の「グレート・ピレニーズ」など、ヨーロッパから持ち込まれてきた犬種が影響を及ぼしたようです。
身体的な特徴としては、筋肉質で骨太なガッシリとした体型で、頼りがいのあるたくましさを持っていることが挙げられるでしょう。
水難救助犬として活躍しているだけに、大型犬ながらも泳ぎが得意で、溺れた人間を助け岸まで運ぶ事のできる「体力」や、長距離を泳いでも問題のない「心肺機能」、水中で体温低下しないための「厚い被毛」など、海難救助犬として必要な資質は、全て備えている犬と言えます。
また、指の間の皮膚がみずかきのように伸びていることも大きな特徴といえるでしょう。
陸上では、優雅にゆったりと落ち着いていて、気品すら感じさせるのですが、よだれが多いというのが玉にキズです。
性格的な面を見ると、温厚で忠実ですし、子供にも優しいので家庭犬としては最適といえるでしょう。
ただ、暑さには弱いので注意が必要です。
夏場は、大好きな水遊びをさせてあげれば大喜びしてくれますので、海や川に連れて行ってあげるといいでしょう。

ノバ・スコシア・ダック・トーリング・レトリーバー


『ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリーバー』というのは、カナダのノヴァスコシア半島原産の犬種で、「トーラー」という愛称を持つ「中型犬」です。
ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリーバーのルーツは、19世紀前半のイギリスにさかのぼります。
当時、イギリス原産の絶滅犬種だった「レッド・デコイ・ドッグ」や「ラフ・コリー」、それに「スパニエル種」や「セッター種」、「レトリーバー種」など、各種の犬を計画的に交配させることによって作り出されたのが、ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリーバーだと言われています。
名前の中に含まれる「トーリング」という言葉は、「おびき寄せる」という意味を持っていて、当初は「デコイ猟」というちょっと変わった狩猟に使われ、カモの気を引き、警戒心を溶かせるという役割を担っていました。
ですが、今では実猟犬としてよりも、「ペット」や「ショードッグ」としての人気が高く、世界的に知られるようになっっています。
身体的な特徴としては、コリーのような体型に、レトリーバーそのものの顔つきをしていることが挙げられるでしょう。
がっしりした体つきで、胸が広く、足腰も丈夫ですので持久力は抜群です。
性格的な面を見ると、温和で明るく人なつっこいうえに、従順でしつけもしやすい犬です。
ただ、時には人間をびっくりさせるような行動をすることもあるようです。
レトリーバー種の中では最小と言われていますし、運動量も普通ですので、日本で飼うのに適した犬種といえるでしょう。

ノルウェジアン・エルクハウンド


『ノルウェジアン・エルクハウンド』というのは、ノルウェー原産の犬種で、ヘラジカ狩りで活躍していたという「中型犬」です。
ノルウェジアン・エルクハウンドのルーツは、まだ海賊が存在していたといわれる8~10世紀頃にさかのぼります。
この頃、多くの作業をこなす犬として、スカンジナビア半島で重宝され、飼育されてきたのですが、ノルウェジアン・エルクハウンドが特に得意としていたのが「ヘラジカ狩り」です。
このヘラジカ狩りには、二種類の狩猟法があり、ひとつはノルウェジアン・エルクハウンドを長いひもで猟師の身体につなぎ、猟師と一緒にヘラジカを追跡するという方法。
そしてもうひとつは、ノルウェジアン・エルクハウンドに単独でヘラジカを追わせ、攻撃できる距離まで近づいたら、猟師に知らせるという方法です。
ちなみに、ノルウェジアン・エルクハウンドという名前は、「ノルウェーのエルク狩りの犬」という意味で、「エルク」というのは「大型のヘラジカ」を表しています。
それほど、ヘラジカ狩りには欠かせない犬ということですが、現在でもスカンジナビア半島では、なくてはならない猟犬としてノルウェジアン・エルクハウンドが活躍しています。
身体的な特徴としては、ガッシリとした骨太の骨格と引き締まった筋肉質の身体に、幅広い頭部、ピンと立った耳、丸まったシッポなどが挙げられ、北方スピッツ系の典型とも言える犬種です。
性格的な面を見ると、主人に対する忠誠心が強く、初対面の人にも愛想をふりまくという優しさを持っています。
ただ、元々が猟犬ですので、気が強くて大胆な一面も持ち合わせているようです。

ノーフォーク・テリア


『ノーフォーク・テリア』というのは、イギリス原産の犬種で、いつも好奇心旺盛で陽気な性格の「小型犬」です。
ノーフォーク・テリアのルーツは、20世紀の初頭にイギリスのケンブリッジで、各種のテリアを交配させたことに始まるようです。
テリアといえば、「垂れ耳」のものと「立ち耳」のものがいますが、その中の「垂れ耳」の種類がノーフォーク・テリアとなりました。
とは言うものの、1930年代にノーフォーク・テリアがショーに登場した時には、垂れ耳と立ち耳の両方のタイプが混在していたようです。
垂れ耳タイプは、最初から個体数が少なかったということもあり、一時は絶滅寸前にまで減少したのですが、「マクフィー女史」という人物の努力により、1940年代には垂れ耳タイプが復活していきます。
その後、1964年になると、垂れ耳タイプはノーフォーク・テリア、そして立ち耳タイプは「ノーリッチ・テリア」として区別するようになり、現在に至ります。
身体的な特徴としては、小さいながらも頑丈でたくましく、ガッシリとした骨格を持っていることが挙げられるでしょう。
また、その愛らしさを感じさせる被毛は、どんな天候にも耐えられるようになっています。
性格的な面を見ると、とにかく陽気で、いつも疲れ知らずで活発に動き回っているという印象です。
何か動いているものや、ちょっとした物音にも素早く反応しますので、特に構わなくてもひとりで遊んでいるような犬種といえるでしょう。
運動させることは必要ですが、基本的には室内飼育が理想とされています。

ノーリッチ・テリア


『ノーリッチ・テリア』というのは、イギリス原産の犬種で、注目されるのが大好きという、お茶目な「小型犬」です。
ノーリッチ・テリアのルーツは、1880年代にイギリス東部のケンブリッジ大学の学生の間で、ネズミ捕りがうまい小型のテリアを飼育するのが流行したことにさかのぼります。
この時の小型テリアは、「ボーダー・テリア」や「アイリッシュ・テリア」と地元のテリアとを交配したものが主流で、「ケンブリッジ大学のテリア」という意味の「カンタブ・テリア」とか、大学の近くの「トランピントン・ストリート」にちなんで「トランピントン・テリア」などと呼ばれるようになります。
1900年頃になると、この中でも特に優秀だった犬が、イギリス南東部ノーフォーク州の州都でるノーリッチ市に移され、これが現在のノーリッチ・テリアの祖先だと言われています。
似た犬種で「ノーフォーク・テリア」というものも存在していますが、こちらは「垂れ耳」タイプの犬で、それに対して「立ち耳」タイプのものをノーリッチ・テリアと呼びます。
身体的な特徴としては、元が猟犬だっただけに、強靭な体力を持っていることが挙げられます。
また、各種の疾患に対する抵抗力も極めて強いと言われていますので、その意味では飼いやすい犬種と言えそうです。
性格的な面を見ると、根っから好奇心旺盛で、イタズラや遊びが大好きなことが特徴です。
頭の回転が早く、物覚えがいいのも特徴で、特に注目されると盛り上がるタイプですから、おおげさにほめてあげるとごきげんに育ってくれるでしょう。

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