変り種焼酎の特徴・産地・銘柄について

公開日: : 最終更新日:2015/12/25 お酒, 焼酎

牛乳焼酎の特徴・産地・銘柄について

『牛乳焼酎』とは、「牛乳」と「温泉水」、それに「米」の3つを同時に発酵させることで作られる焼酎のことです。
熊本県人吉市の「大和一酒造元」から、『牧場の夢』という商品名で販売されています。
かなり珍しい焼酎ですが、周辺地域の酪農家から集めた搾りたての新鮮な牛乳と、大和一酒造元の蔵に湧いている天然の弱アルカリ性温泉水、そして良質な米と、材料には相当なこだわりを持って作られているようです。
味わいとしては、フルーティでほのかに甘いミルクの香りがして、軽快な飲み口となっていますので、女性にも楽しめる焼酎といえるでしょう。
飲み方は、ストレートやオンザロック、それに水割りなどの一般的なスタイルで楽しめますが、独特の香りがありますので、特にこの牛乳焼酎を気に入っている人からは、「アロマテラピーのような効果がある」という声も出ているようです。
材料に牛乳が使われているということもあって、普通の焼酎よりも健康志向の高いに人に好まれる焼酎といえるかも知れません。
また、面白いところでは飲むだけではなく、化粧水のように顔につけてみたり、育毛剤のような感覚で洗髪後の頭皮につけてみたりといった使い方をしている人もいるといいます。
さらに、膝や腰などの関節や筋肉が痛むときに塗ってみたり、鼻炎の時に牛乳焼酎を湿らせたティッシュを鼻に入れるという使用法もあるようです。
これらの使い方は、牛乳焼酎を購入した人が試しているようなのですが、そういう人たちのためにスプレー容器入の製品も発売されています。

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昆布焼酎の特徴・産地・銘柄について

焼酎といえば、吸収が本場というイメージが強いのですが、ここでご紹介する『昆布焼酎』は、北海道で作られている焼酎です。
北海道は、食の宝庫としても知られているところですから、様々な美味しいものがたくさんあるのですが、その中の一つに「昆布」があります。
北海道の荒海で育った昆布には、海の旨味ともいえるエキスがいっぱい詰まっていますが、それを原料として作られる昆布焼酎は、昆布の香りが生かされ、スッキリとした飲み口が楽しめるようになっています。
昆布自体が、カリウムやヨード、カルシウム、ビタミンAなどの栄養素を豊富に含み、健康や長寿に欠かせない優れたアルカリ性食品として、昔から注目されているものですから、この昆布焼酎も健康志向の高いに人に好まれる焼酎といえるでしょう。
磯の香りやミネラルの香りなどは焼酎になっても味わうことができ、和食との相性は抜群です。
特に、お刺身やお寿司などの新鮮な魚料理や、海の幸を生かした鍋料理などと一緒に飲むと、絶品の味わいを楽しむことが出来るでしょう。
材料の昆布には、北海道三石町(現在の新ひだか町)の「三石こんぶ」や、礼文島周辺で採れる「礼文こんぶ」や「利尻こんぶ」などが主に使われています。
北海道内の各酒造会社から販売されていますが、代表的な銘柄としては、『札幌酒精』の「喜多里(きたさと)」、『合同酒精』の「黄金譚(こんかねたん)」や「三石こんぶ焼酎」、「礼文こんぶ焼酎」などが挙げられます。

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しそ焼酎の特徴・産地・銘柄について

最近の健康ブームの影響からか、健康効果を求めて焼酎を飲むという人も増えてきているようです。
そういう意味でも、注目を集めているのが『しそ焼酎』といえるでしょう。
古い中国の言い伝えによると、死に間際の少年に赤色の葉を煎じて飲ませたら、その少年が蘇ったというところから、赤い葉のことを紫蘇と呼ぶようになったそうです。
紫蘇という名前にも”蘇る”という字が使われていますが、焼酎を飲むことで健康が蘇るのだとしたら、こんな嬉しいことはないですね。
しそ焼酎の原料となる「赤紫蘇」は、生魚などの食べ物を消毒し腐りにくくする効果や、胃液や唾液を分泌させる食欲増進効果、発汗を促し血行も良くするなど冷え性を改善する効果、それに脳や神経の興奮を抑えて心地よい睡眠効果をもたらすなど、様々な健康効果が確認されています。
さらに、アレルギー症状の緩和や、美肌効果、それに抗がん効果もあるとされていますし、最近の研究では血液サラサラ効果も確認されているようです。
それほどの効果がある赤紫蘇が原料のしそ焼酎ですから、健康を気にする人から注目されるのも当然といえるでしょう。
銘柄としては、北海道の『合同酒精』から発売されている「鍛高譚」や、福岡県の『冨安本家酒造』から発売されている「山の香」などがよく知られています。
北海道と福岡という、両極端な地域から発売されているのも面白いところですね。
ただし、いくら健康効果が期待できるといっても飲み過ぎには注意してください。

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じゃがいも焼酎の特徴・産地・銘柄について

焼酎でイモといえば、さつま芋でつくられる芋焼酎が有名ですが、それよりもはるかに新しく作られたものに『じゃがいも焼酎』があります。
これは、1974年に初めて作られたという、かなり新しい焼酎で、北海道斜里郡の『清里町焼酎醸造事業所』が、じゃがいも焼酎の第一号を生産販売しました。
それ以降、北海道内の焼酎メーカーがじゃがいも焼酎に参入してきて、現在では北海道を代表する焼酎の一つとして定着してきています。
さつま芋から作られる芋焼酎は、独特のクセが強いことで知られていますが、じゃがいも焼酎の場合は種類や銘柄によって差が大きく、クセが少なくて飲みやすいものから、さつま芋とは違った、じゃがいも独特の青臭い香りが強いものまで様々です。
銘柄としては、前述の『清里町焼酎醸造事業所』から、「北緯44度」、「清里セレクション」、「浪漫倶楽部」、「きよさと」、「摩周の雫」、「神の子池」、「斜里岳」など。
『合同酒精』からは、「北海男爵」、「伍升譚(ごしょたん)」など。
『札幌酒精』からは、「喜多里(きたさと)」、「さっぽろじゃがいも焼酎」など。
『北の誉酒造』からは、「じゃがいも焼酎 羆(ひぐま)」、「ピリカ伝説」、「北の誉焼酎」、「PATATA(パタータ)」などがあります。
また、北海道だけではなく、同じくじゃがいもの生産地としても知られる長崎県でも、じゃがいも焼酎が作られています。
『福田酒造』の「じゃがたらお春」はよく知られています。

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かぼちゃ焼酎の特徴・産地・銘柄について

“かぼちゃ”といえば、昔から女性が好む食べ物の代表のようにいわれているものですが、そのかぼちゃを原料として作られている『かぼちゃ焼酎』も、女性から好まれる味わいで人気を集めています。
銘柄等によって多少の差はありますが、フルーティな香りとソフトな口当たりで飲みやすいものが多く、ワインに近い感覚で楽しむ人が多いようです。
やはり、かぼちゃ独特の甘味とスッキリした味わいが好きな人にはたまらないのでしょう。
逆にいえば、一般的な焼酎のクセの強い味わいが好きな人には、物足りないのかも知れません。
かぼちゃ焼酎の生産地は特に限定されておらず、北海道や秋田県、高知県、宮崎県など、かぼちゃの産地であればいろいろな場所で作られています。
代表的な銘柄として、北海道には、『西吉田酒造』の「地熱の里 オニウシ」、『北の誉酒造』の「南粋(なんすい)」、『清里町焼酎醸造事業所』の「きよさと」などがあります。
続いて秋田県からは、『秋田県醗酵工業株式会社』の「秋田の華(あきたのはな)」、「初会(あ・あい)」。
宮崎県の『落合酒造場』からは、高知県・四万十の万次郎かぼちゃを使った「かまん」、「et(え)」、「香華(こうげ)」、「PUMPKIN(パンプキン)」などが出ています。
どの銘柄でも、かぼちゃ独特の甘い風味が生かされ、焼酎としては比較的度数が低いものが多いですので、前述のようにワイン感覚やカクテル感覚で気軽に楽しめる焼酎と言えそうです。

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わかめ焼酎の特徴・産地・銘柄について

『わかめ焼酎』とは、長崎県・島原の特産品であるわかめを原料に作られている焼酎です。
島原市の『合資会社 山﨑本店酒造場』から、「わかめ焼酎 七萬石」という商品名で販売されています。
この、わかめ焼酎が生まれた経緯には、面白いエピソードがあり、元々は焼酎を作ろうとはしていなかったそうです。
島原半島の有明海西岸で獲れるわかめは、そのほとんどが養殖ながらも、県内生産高の7割を占めるという特産品。
ですが、わかめは「葉」の部分だけを食べて、「茎」の部分は使われません。
しかし、栄養分が豊富なわかめの茎ですから、そのまま捨てるのはもったいないということで利用方法が模索されていました。
その一環として、茎の部分を「粕漬け」として販売したのですが、硬くて食べれないという苦情が続出します。
硬い原因を調査すると、わかめに含まれる『でんぷん』が問題だったことがわかりました。
ところが、逆に「でんぷんがあるということは、焼酎の原料にできるのではないか」という着眼点から生まれたのが、この『わかめ焼酎』だったというわけです。
わかめの”ぬめり”にはアルギン酸が含まれていて、これが味をまろやかにしていますし、ビタミンやミネラルも豊富ですから健康によい焼酎となります。
また、名水百選に選ばれている雲仙島原の水を使うなど、原料にはこだわっているため、かなり上質な焼酎といえるでしょう。
マイルドで、スッキリとした味わいが特徴的で、大変飲みやすい焼酎です。

わかめ焼酎

よもぎ焼酎の特徴・産地・銘柄について

焼酎というと、「味はいいけど、匂いが苦手で・・・」という人が多かったために、何とか香りを付ける方法はないかというところから、様々な材料の焼酎造りを行なってきたのが、宮崎県を代表する酒造会社の『落合酒造場』です。
そこで、最初に目をつけられたのが「よもぎ」でした。
「よもぎ」は、日本全国いたるところに自生していますし、特有の香りを持っていますから、焼酎の香りづけというところで目をつけられるのも当然といえるでしょう。
そのようにして生まれた『よもぎ焼酎』ですが、その上品な香りは心地よく、大変飲みやすい仕上がりになっています。
香りは確かによもぎなのですが、味わいには、あまり”よもぎくささ”のようなものはなく、柔らかく上質な焼酎という印象を与えてくれます。
商品名は「天蓬莱(てんほうらい)」というものですが、原料として乾燥よもぎを10%以上も使用していて、しかも10年間、熟成貯蔵して作られているそうです。
よもぎは、遠赤外線で焙煎するのですが、乾燥よもぎですから、その量は相当なものになるようです。
さわやかでサッパリした味わいの焼酎ですから、こってりした料理との相性もよく、ストレートやロックなどで飲まれることが多いのですが、匂いを消すために他の焼酎に混ぜて飲むという人もいるようです。
血液を浄化する作用もあるよもぎを使っていますから、健康志向の高いに人にも好まれる焼酎といえるでしょう。
また、落合酒造場以外に、岐阜の『老田酒造店』からも、「飛騨高山よもぎ焼酎」という商品名のものが販売されています。

ごぼう焼酎の特徴・産地・銘柄について

ごぼうといえば、食物繊維が豊富な根菜として親しまれていますね。
そして、ごぼうの生産量で日本一を誇っているのが、青森県。
中でも、三沢のごぼうはよく知られていますが、三沢に隣接している「おいらせ」もごぼうの一大産地となっています。
ある日のこと、JAおいらせの生産者ごぼう部会の部会長さんが、「自分の作ったごぼうで焼酎を作って、それを晩酌で飲みたい」と言ったとか。
それがキッカケで生まれたのが、「おいらせ清流野菜 ごぼう焼酎」という焼酎でした。
この『ごぼう焼酎』を作ったのは、兵庫県にある『明石酒類醸造』という会社ですが、他に「野菜畑 ごぼう焼酎」という焼酎も販売しています。
初めて飲んだときには、「ごぼうって、こんなにいい香りだったのか」と驚く人が多いとか。
意外と思えるほど上品な香りと、さわやかな飲みやすい味に仕上がっていて、女性からの人気も高いようです。
また、三重県の酒造会社、『宮崎本店』からは、「牛蒡(ごぼう)焼酎 白髭(しらひげ)」というものも生産販売されています。
こちらは、破砕した生ごぼうの根、そのものを醗酵させて醸造・蒸留しているということですが、ごぼうの香りがかなり強いため、とうもろこしから造られた焼酎をブレンドすることで、ほどよい香りに仕上げて、飲みやすくしているようです。
ごぼうの香りというのは、普段あまり意識することはありませんが、こうして焼酎になると、その風味を感じるというのは面白いものです。

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にんじん焼酎の特徴・産地・銘柄について

『にんじん焼酎』は、にんじんを原料の一部として作られた焼酎です。
米麹(こめこうじ)で一次もろみを仕込み、二次原料に蒸煮したにんじんが使われるということですが、にんじんはデンプンの含有量が比較的少ないため、もろみの濃度が低下しないようにニンジン濃縮ジュースが使われることもあるようです。
全国で初めてにんじん焼酎を作ったのは、福岡県の『研醸株式会社』で、昭和57年(1982年)のことでした。
にんじん独特の”根菜味”と、ほのかな甘味を持っていて、爽やかでフルーティーな香りが特徴的な焼酎といえます。
ですが、にんじんの味が強烈にするわけではないので、にんじん嫌いの人でも気にすることなく飲めるでしょう。
元々にんじんが、カロチンなどのビタミン類を多量に含んでいる野菜ですから、健康志向の高いに人にも好まれていますし、二日酔いのもととなる成分が比較的少ないために、酔い覚めが爽やかなことも特徴の一つと言えそうです。
飲みやすくさわやかな仕上がりの減圧蒸留焼酎「珍・めずらし」と、コクのある味わいの常圧蒸留焼酎「朱の音(あかのね)」という2種類が、代表的なにんじん焼酎です。
他に、にんじん焼酎の原酒を10数年間貯蔵・熟成した限定古酒として「萌源酎(とうげんのさけ)」というものも販売されていますね。
この「萌源酎」は、深夜のテレビ番組でも取り上げられ、注文が殺到したというもので、かなり人気も高いようです。
他に、愛媛県西予市の『緒方酒造』から、20年貯蔵の「漣(れん)」というにんじん焼酎も販売されています。

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しいたけ焼酎の特徴・産地・銘柄について

しいたけといえば、食用キノコの代表選手であり、日本料理では様々なものに使われていますね。
実は、江戸時代から人工栽培も行われていたといいますから、私たちに日本人にとっては、とてもなじみが深いものでもあります。
ただ、しいたけ独特の香りが苦手という人もいますので、好き嫌いはハッキリ分かれる食材なのかも知れません。
ですが、特有の香りを持っているということから、焼酎の材料としても注目され、昭和58年(1983年)に発売されたのが『しいたけ焼酎』です。
しいたけ焼酎は、しいたけの生産が盛んな地域から数種類、販売されていますが、まず代表的なのが、鳥取県の『しいたけ本舗』から出ている「蕈王(たけおう)」でしょう。
これは、鳥取県の特産品であるしいたけの消費拡大を図るために、『しいたけ本舗』から酒造会社の『梅津酒造』に依頼をし、試行錯誤を重ねて完成したものです。
原料のしいたけに、きのこの王様と呼ばれる優良品種115号菌を使っているため、「蕈王」という名称をつけたといわれています。
しいたけの風味が生かされ、ブランデーのように深く濃厚な味わいを持っていますので、焼酎好きな方から、焼酎にあまり慣れていない女性の方まで、幅広く好まれているようです。
他に、愛媛県東宇和郡の『緒方酒造』から、「連(れん)」というしいたけ焼酎も出ています。
また、福島県いわき市の『いわき菌床椎茸組合』から、東日本震災後の風評被害払拭を目指すために、「いわきゴールドしいたけ」を使った焼酎も新しく発売されています。

胡麻焼酎の特徴・産地・銘柄について

『胡麻焼酎』とは、胡麻を原料の一部に使って、その独特の風味をつけた焼酎のこと。
胡麻焼酎という名前ですが、主原料には麦が使われていて、その醪(こうじ)に胡麻を加えて発酵させ、減圧法で蒸留するという製法が取られています。
福岡県久留米市の『紅乙女酒造』から、昭和54年(1979年)に世界で初めての胡麻焼酎である「紅乙女」が発売されました。
当時、焼酎といえば”安い酒”というイメージしかなかったのですが、「洋酒に負けないぐらい美味しいお酒を作りたい」という創業者の強い思いから作られたのが、この「紅乙女」だったということです。
ですが、一朝一夕にでき上がったものではなく、完成までには試行錯誤を繰り返したとか。
胡麻自体が、大変扱いの難しい素材だったようで、なかなか香り高い風味を活かすことはできなかったようです。
ですが、長時間の熟成を重ねることで、まるでコニャックやブランデーを思わせるほどに気品のある香りと深い味わいの胡麻焼酎が完成したといいます。
それが認められ、2006年から2010年までの5年に渡り、iTQi(国際味覚審査機構)と呼ばれる世界的に注目されている食品コンクールで、焼酎部門では初の三つ星賞を受賞しています。
胡麻焼酎の製法は特許になっているため、発売されているのは紅乙女のみですが、他に「黒ごま焼酎」や「金ごま焼酎」という形で、熊本県八代市の『八代不知火蔵』から販売されているものがあります。

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とうもろこし焼酎の特徴・産地・銘柄について

とうもろこしのお酒といえば、バーボンが有名ですが、この『とうもろこし焼酎』も長期熟成されたものなどは、まるでバーボンを思わせるような香りがあります。
ただ、とうもろこし独特の甘さがあるかというと、そういうわけでもなく、銘柄にもよりますが、どちらかと言うとスッキリとしたまろやかな味わいのものが多いようです。
多少のクセはありますので、好き嫌いはハッキリ分かれるかも知れません。
宮崎県西臼杵郡の『高千穂酒造』から、数種類のとうもろこし焼酎が出ていますので、代表的な銘柄をご紹介していきましょう。
まずは、スッキリした香りと軽快なのどごしの「刈干(とうもろこし)」。
これがいちばん標準的な、とうもろこし焼酎といえるでしょう。
続いて、厳選されたとうもろこしだけを使い、3年以上樽でじっくりと貯蔵熟成させたのが「静寂の時」。
こちらもまろやかで軽快なのどごしが特徴的です。
さらに、シェリー樽に10年貯蔵して作られているのが「月夜の梟(ふくろう)」。
こうなると、焼酎と言うよりは、まさにバーボンのような香りが溢れてきます。
他にも、三重県の『伊勢萬』から、「ステラ光年」というものや、鹿児島県の『濱田屋伝兵衛』から、「野風」というとうもろこし焼酎も出ていますね。
概ね、貯蔵期間が長くなるほど、極上のバーボンを彷彿とさせるような香りと味わいになり、一般的な焼酎とは違った楽しみ方ができるようです。
また、ステーキなどの肉料理にもよく合うことも、とうもろこし焼酎の特徴の一つといえるでしょう。

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栗焼酎の特徴・産地・銘柄について

一次もろみの原料には、ほとんど米麹が使われ、二次麹を仕込む際の主原料として栗を使った焼酎が『栗焼酎』です。
栗は原料としては、どうしても高価になってしまいますが、焼酎にすると独特の香りがあり、雑味のないすっきりした甘味があるため、多くの人々に好まれているようです。
栗焼酎が初めて作られたのは、1976年のこと。
宮崎県延岡市の『佐藤焼酎製造場』が、地元の特産品である栗を原料に使ったのが始まりでした。
その後、愛媛県や高知県などの栗特産地を中心に、いろいろな銘柄の栗焼酎が作られています。
佐藤焼酎製造場の栗焼酎は、「三代の松」というもので、延岡特産の生栗と、延岡の清流である祝子川の水が使われ、上品な香りとほのかな甘さをたたえた傑作酒として知られています。
愛媛県西予市の『姫囃子』からは、「おくりおくら」、「奥伊予」というような栗焼酎が出ています。
この姫囃子は、四国唯一の焼酎専業メーカーとしても知られていますが、一説によるとここが日本で最初に栗焼酎を作ったともいわれています。
蔵がある城川町の”しろかわ栗”がふんだんに使われ、栗の旨味や香りを感じることができます。
また、高知県高岡郡・四万十町の『無手無冠(むてむか)』からは、「ダバダ火振」や「四万十大正」などが出ています。
特に、「四万十大正」は四万十川流域の上質な栗を75%も使用した贅沢な栗焼酎で、最上級の栗焼酎ということができるでしょう。
さらに洞窟の中で四万十時間寝かすことで、栗の甘い香りとまろやかな味わいを存分に引き出しています。

栗焼酎

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