ボート免許の種類とその詳細について

公開日: : 最終更新日:2015/09/17 趣味


マリンスポーツのひとつであるボートや水上オートバイは、とても高価で敷居の高い娯楽というイメージがある一方で、その免許の取得が簡略化されたこともあり、海を楽しむ方は増加傾向にあります。
それに伴い、ボートや水上オートバイのレンタルも普及し、海を駆ける遊びはより親しみを増しています。
運転には特別な資格が必要ですが、大きく分けて3種にしか区分されていないのでシンプルです。
自動車同様に教習を受けることで、ほとんど確実に合格できると好評で、また取得に必要な時間も数日も、社会人の方でも休日を利用して取得することが可能です。
以下にマリンスポーツを楽しむための資格をラインナップしています。
自身の興味に合わせた資格の取得に、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

1級船舶免許

1級船舶免許とは?

2012年11月1日より新たに区分された現行の小型船舶操縦士免許のひとつである1級小型船舶操縦免許は、現在取得できる小型船免許のうち最も高度な資格となります。
操縦可能な船舶のサイズは総トン数が20トン未満、もしくは特定条件内の24メートル全長サイズ未満に限られます。
船行区域に制限はなく、取得可能年齢は満18歳以上と、他現行免許の可能年齢16歳と異なります。

現行の区分では最も高度な免許

現行で取得できるレジャー用船舶資格のうち船行制限が設定されていないため、マリンライフを存分に楽しむことが可能となっています。
免許取得可能年齢は18歳と設定されていますが、16歳で取得可能な2級免許からのステップアップが可能です。
まずは船行制限が設定された2級をクリアし、1級にチャレンジするという、過去では最大で5級まで設定されていましたが現在は非常に分かりやすい免許区分となっています。
なお、高度な免許に設定されていますが、こちらの免許のみで水上オートバイの操縦はできません。
該当の操縦には別として特殊小型船舶免許の取得が必要となります。

1級船舶免許の取得方法

取得にはまず年齢制限をクリアし、身体検査をパスしなければなりません。
検査では視力が左右0.5以上であり視野が150度以上確保されていること(なおメガネ等による補正も可能です)、夜間でも灯火色が確認できる弁色力を備えていること、5メートル間距離での会話が可能な聴力を持つこと(補聴器の使用も可能)、その他操縦に支障のある疾病や障害がないことが確認されます。
なお性別や乗船履歴は検査に関係ありません。

教習内容としては学科Ⅰと学科Ⅱをそれぞれ12時間の教習を行い、実技が4時間行われます。
修了審査も学科と実技に各自設定されており、学科が70分、実技が25時間となります。
教習にかかる期間は場合によって異なりますが、おおむね4~5日が一般的です。
また取得に必要な総額費用は受講先によって異なります。
10~15万円と場所と内容により金額に開きがあります。

2級船舶免許を取得していれば簡単

満16歳から取得可能な2級小型船舶免許を所持している場合は、教習が大幅にカットされるため、簡単に1級にステップアップが可能です。
初回取得同様に指定の受講資格をクリアした後、教習は学科講習が12時間のみ設定、修了審査は70分です。
大幅に教習が削除された分、講習費用も5万円前後と初回取得の場合と比べれば半分以下となります。

2級船舶免許

2級船舶免許とは?

現行の小型船舶操縦士免許のうち、1級免許に次ぐのがこちらの2級小型船舶操縦免許となります。
操縦可能の船舶サイズ条件は一級と同じで、総トン数が20トン未満、もしくは特定条件内の24メートル全長サイズ未満となっています。
ただし一級免許が船行区域に制限がないのに対し、こちらは平水区域と海岸より5海里(約9km)以内と条件が指定されています。
また取得可能年齢は満16歳以上と、一級より早期に取得可能となります。

早期に取得可能な船舶免許

1級船舶免許と基本的に免許条件は同じですが、船行区域に条件が設定されている分、マリンスポーツを存分に満喫するためには制限のない1級の取得が必要とされます。
2級のメリットは取得可能年齢が満16歳以上と1級よりも2年早く取得できるという点です。
そのため1級の取得年齢に達していない場合は2級からスタートし、満18歳以上になった時点で1級にステップアップする流れとなります。
なお、この場合であれば教習の一部免除により取得期間と費用が削減され、容易に1級を取得しやすいメリットもあります。
また1級同様にこちらも水上オートバイの操縦はできません。

2級船舶免許の取得方法

免許取得までの流れは基本的に1級の場合と変わりません。
最初に受講が可能かをチェックする適性検査を行い、受講者の年齢や身体検査に問題がないかをパスします。
詳しい身体検査条件については1級解説欄をご参照ください。
教習内容は1級と比べてやや変化がありますが、学科Ⅰが12時間、修了審査に70分と半分に設定されています。
また実技は4時間、修了審査に25分と1級同様の時間が設けられています。
教習日数は2~3日が平均的です。
費用は場所により差がありますが10万円前後が多くみられます。

2級だけで十分な人にもオススメ

2級は1級と比べて制限のある免許ですが、お手軽リーズナブルにボートやヨットを楽しみたい方、または条件内で十分という大人の方にもオススメの免許です。
取得までの期間も短いため、時間を割きにくい方も取得しやすく、もし後にステップアップへの意欲がわいたとしても、1級を最初から取得するよりも早く安くおさめることができます。

3級船舶免許

3級船舶免許とは?

現在の小型船舶免許区分は簡略化され3つとなっており、等級も1級と2級の2つに絞られています。
3級船舶免許は1974年より開始されていた免許のひとつであり、1999年に区分条件に変更が加えられたあとも引き続き用意され、2003年5月31日まで設定されていました。
当時の条件としては船のサイズが総トン数20トン未満に限られ、船行区域は平水区域と海岸より5海里(9km)以内、取得可能年齢は18歳以上とされていました。

区分の簡略化により廃止された免許

1974年より開始された小型船舶免許区分では、1級から4級まで用意され、現在の1級と2級と比べて条件が細分化されていました。
後の1999年にはさらに細分化され、1級から5級まで分かれることになり、さらに限定5級免許も加えると6つの免許に分かれていました。
このうちの3級船舶免許は2003年まで設定されていた免許で、条件としては現在の2級資格に当てはまり、ただし年齢は満18歳以上に設定されていました。
資格の細分化は管理と受講者の手間もあり、現在の簡略化により区分を分かりやすくし、3級という名称は消滅しています。

3級を所持していた方の現在の扱い

旧免許区分である3級船舶免許を所持しているという人は、これから免許を取得しようというビギナーには無縁の話となりますので、参考としてあげます。
過去に3級を取得していた方は現在の2級小型船舶免許所持と特殊小型船舶操縦の免許取得者と同じ扱いとなります。
そのため船行制限が2級同様にあるため、無制限を得るためには1級免許にステップアップする必要があります。

湖川小出力限定

湖川小出力限定とは?

現在はシンプルとなった小型船舶免許区分ですが、かつては複数の免許に分かれ複雑化していました。
そのうちの湖川小出力限定免許もその1つで2002年から2004年までの期間、2級小型船舶操縦免許の限定付免許として存在していました。
船舶のサイズは総トン数5トン未満に設定され、さらにエンジン馬力も20未満と性能制限も加えられており、船行区域は湖と川に限定されていました。
取得可能年齢は満16歳以上でした。

旧区分時代の湖川小出力限定免許

現在は1級と2級、そして特殊と3つの区分と非常に分かりやすく簡略化されていますが、かつての小型船舶免許は複雑でした。
湖川小出力限定と呼ばれていた免許は最も等級数が細分化されていた1999年~2003年の期間に5級の限定免許として、また2002年~2004年までの期間に2級の限定免許として存在していました。
現在の3区分化により区分から取り除かれ、マリンスポーツ免許としてのイメージは向上しています。
船行区域が湖川限定という特殊な条件であったこの免許は別の扱いをされることになったのです。

2級湖川小出力限定について

マリンスポーツとは別に、2級河川小出力限定免許が用意されています。
こちらはスポーツの場を名称どおり指定の湖や川に限定し、サイズが総トン数5トン未満(出力限定有)のボートを楽しめるようになっています。
取得可能年齢は満16歳です。
こちらの免許はおもに海以外での水遊びやフィッシング用として人気です。

免許取得にはマリンスポーツ同様に操縦の知識が必要とされ、それに伴う知識を学ぶ教習が必要となります。
学科と実技を合わせて1日で受講可能と免許の敷居は非常に低く設定されています。
料金も5万円前後が一般的です。
免許感覚としては自動車免許における原動機付自転車免許と似ているでしょう。

特殊小型船舶免許

特殊小型船舶免許とは?

現行の小型船舶操縦士免許はそれまでの区分と比べて3つに単純化されており、大きく1級と2級に分かれ、そして3つ目として、こちらで紹介する特殊小型船舶操縦免許が用意されています。
操縦対象は水上オートバイに限られ、船行区域は1級小型船舶操縦免許同様に制限は特別に設けられていません。
取得可能年齢は満16歳以上に設定されています。

水上オートバイを操縦するために必至

現行の小型船舶免許区分では最もランクが下に思われることがあるこの特殊小型船舶免許ですが、こちらは1級と2級の免許では操縦ができない水上オートバイの操縦が可能となっています。
もちろん1級2級で扱える船舶の操縦はこちらの免許では扱えませんが、ランクが下というわけではありません。
たとえるならば自動車でいう4輪車と2輪車の違いで、それぞれ別の技能が必要というわけで免許が分かれています。
ですから、小型船舶の中でも水上オートバイに興味がある場合は、特殊小型船舶免許にチャレンジする必要があります。

特殊小型船舶免許の取得方法

取得には1級と2級同様のステップを踏む必要があります。
まずは受講資格がチェックされ、受講年齢の確認(この場合は満16歳以上であること)に加え、身体検査が行われます(検査基準は1級、2級と同じです)。
教習は1級と2級と内容と時間が異なります。
学科講習に6時間と修了審査として50分、実技は1時間30分の講習と修了審査に15分が設定されています。
教習費用は受講先などにより異なりますが、1級小型船舶免許の約半分ほどの金額が平均的となっています。

1級と2級と合わせて挑戦も可能

自動車の免許に原付免許が付属するように、水上オートバイも1級と2級で操縦可能とはいきません。
別途として特殊小型船舶免許を取得する必要があり、手間もかかります。
その手間が煩わしい場合は、1級、または2級取得の際に同時に受講する方法もあります。
一気にマリンスポーツを楽しむ術を身に付けたい方にオススメですし、教習時間と費用も別々に受講するよりも抑えることができるので、非常にお得です。
多くの免許教室でセットコースが用意されています。

現行区分の免許に加えて、旧区分についてもいくつかご紹介しました。
これから免許を取得してマリンスポーツを楽しみたい方の場合は、1級小型船舶操縦免許と2級小型船舶操縦免許、そしてお忘れにならないで欲しいのが、水上オートバイを運転するために必須となる特殊小型船舶操縦免許です。
この3つの中から選ぶこととなります。
もちろん、1級2級に特殊免許の組み合わせ取得も可能です。
教習は難しく考えることはなく、海への興味があればとても簡単です。
むしろ車両で溢れる公道を走る自動車より容易でしょう。
あとは目的と費用と相談した上で、マリンスポーツをはじめるための扉を開いてください。

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