食中毒に要注意!黄色ブドウ球菌の特徴、時期、予防などのまとめ

公開日: : 最終更新日:2015/02/14 健康・病気 , , , , ,

黄色ブドウ球菌
5前回はサルモネラ菌について特徴や時期、予防法、対処法などについて書いてきました。

第2回目となる今回は前回と同じような形式で”黄色ブドウ球菌”について取り挙げていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
それでは早速本題に入っていきたいと思います。

黄色ブドウ球菌

早速ですが”ブドウ球菌の名前の由来をご存知ですか?”もしくは知らない人は”ブドウ球菌の名前の由来は何だと思いますか?”

「私はどんな理由があるのかな?」と思って調べてみたらビックリしました。
なんとその理由とは”顕微鏡で観察してみると正にブドウの形に似ている”ということだったのだそうです。

みなさんはご存知でしたか?

特徴

①5月から10月にかけて発生するケースが多いです。

②子供から高齢者まで誰でも感染する可能性があります。

③黄色ブドウ球菌自体は比較的熱に弱い。しかし、黄色ブドウ球菌は食べ物の中で増殖する際にエンテロトキシンという
毒素をつくりだすのですが、エンテロトキシンは熱に非常に強いのです。エンテロトキシンは30分間、100度の加熱をしたとしても分解されないとされています。

④黄色ブドウ球菌は化膿菌の一種でもあるので手や指などの傷口から感染してしまうこともあります。ですので例えば手や指などに化膿した傷があったとします。
そのまま手袋などをしないで調理をした場合、食中毒になる可能性が高まります。

⑤犬や猫を含む動物の皮膚やほこりなど私たちに身近なものの中にも含まれているので厄介な菌です。

潜伏期間や症状などについて

潜伏期間

潜伏期間は1から6時間(平均3時間)です。

発症期間

発症期間は1から2日と案外短い期間で回復するようです。

死亡率

死亡率は0.02%以下とされているのでそれほど死亡率は高くはないようです。

症状

基本的に嘔気や嘔吐、腹痛、下痢といった食中毒になった際の典型的な症状があらわれることが多いようです。

その他には疲労感や筋肉痛などの症状が出ることがあります。
なお、38.0度以上の高熱が出ることはめったにないと言われています。

黄色ブドウ球菌の原因となる食品

手や指の傷口などから食品に菌が移る場合があるのであらゆる食品が原因となり得りますが、穀類や穀類を加工したものから食中毒になるケースが非常に多いといわれています。

一番多いのがおにぎりやお寿司などの握り飯です。
実に黄色ブドウ球菌が原因で起こる食中毒のおよそ4割を占めているのが握り飯なのだそうです。
その他にはお弁当や和菓子、シュークリームなどが原因食品となっている。

予防方法

①手や指に普通の傷や化膿した傷がある人はなるべく調理を避ける。
もし、一人暮らしなどの理由で自分で調理をしなければいけない場合は使い捨てのビニール手袋を着けて調理するなど最大限の注意を払ってください。
②必ずこまめに手や指を洗ったり、消毒をするようにしてください。
③食品を保存するときは10度以下の環境で保存してください。
そうすることで菌の増殖を少しでも食い止めることができます。

対処方法

食中毒の症状は基本的に下痢や嘔吐など症状が似ていることが多いです。
ですから前回読んでくださった方にとっては2度目になりますが同じことを言いたいと思います。
ですが、今回はポイントだけを書いていきます。詳しく知りたい方は前回のサルモネラ菌の記事をご覧ください。

①病院へ行く
<何らかの理由があってすぐに病院へ行けないとき>
①十分な休息をとり、適度に水分補給をする。
②下痢の症状が出ているからといって下痢止めの薬を服用しない。

まずは、病院へ行けば必要に応じて点滴をするなど適切な処置を施してくれますのでとりあえず病院へ行って欲しいと思います。

最後に

前回のサルモネラ菌に引き続き、黄色ブドウ球菌について取り挙げてきました。
今回の記事の内容はいかがでしたでしょうか?

記事の内容から少しでも食中毒の原因菌である黄色ブドウ球菌について知ることができたと思っていただけたのであればとても嬉しいです。前回も同じようなことを言いましたが、インフルエンザの予防接種を受けているからといってインフルエンザを絶対に防げるわけではないのと同じように食中毒の予防をしているからといって必ず大丈夫というものでもありません。

しかし、予防をしておくことで食中毒になるリスクを大幅に減らすことができますので常に予防方法を実践してほしいと思います。「常に予防法をしっかり実践してください」という趣旨のことについては何度も書いていくつもりですので”またか~”と思わないでほしいと思います。
この記事を通して予防方法及び対処法についてはできるだけ覚えておいてください。

次回以降もできるだけ食中毒の原因となる菌について詳しく紹介していければと考えております。
なお、次回はカンピロバクターについて取り挙げたいと思います。

もしよろしければ次回もお付き合いください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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