血圧って何!最高血圧と最低血圧高、血圧と低血圧とは・・・

公開日: : 最終更新日:2015/03/27 健康・病気

血圧血液を体中に送り出すときに血液の中に加わる圧力が「血圧」であり、その血液を体中に送り出す役割を果たしているのが心臓です。

最高血圧と最低血圧

血管に一番強く圧力がかかるのは、心臓がキュッと縮んで血液を押し出した瞬間です。
この瞬間が最高血圧(収縮期血圧)であり、最高血圧は心臓から末梢血管へ血液を送り出す圧力のことです。

一方、収縮した後の心臓が元に戻ったときの圧力が一番低くなりますが、これが最低血圧(拡張期血圧)です。最低血圧は末梢血管から心臓へ血液を送り出す圧力のことです。
血圧は一定ではなく、常に変動しています。

心臓が送り出す血液の量と、それを流す血管の通りづらさとで決まります。
最高血圧の基準値は100~130位、最低血圧の基準値は60~90位ですが、最高血圧と最低血圧のどちらが高くても高血圧と言います。

高血圧をそのまま放っておくと動脈硬化になったり、のちには狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの発作を起こすおそれもあります。

血圧の基準値

WHO【世界保健機構】による血圧の基準は、正常な血圧が、最高血圧130未満、最低血圧85未満、心臓病や脳梗塞に最もなりにくい血圧が、最高血圧120未満、最低血圧80未満としています。
さらに、高血圧を、軽症・中症・重症と3つに分けています。

軽症の場合は、最高血圧が140~159、最低血圧が90~99。中症の場合は最高血圧が160~179、最低血圧が100~109。重症の場合は最高血圧180以上、最低血圧110以上となっています。

一般的に、会社の健康診断等の基準値は最高血圧が140未満、最低血圧が90未満となっています。
血圧は、体温と同じように眠っているときが低く、活動するにともなって段々と高くなっていきます。

運動をしたり、食事やストレス、環境による温度の変化などで、血圧は常に変動しています。
自分の血圧の数値はどの位なのか、どんなときに血圧が上昇するのかなど、常に自分の血圧のリズムを知っておくことも大切です。

高血圧と低血圧

最高血圧、最低血圧のどちらが高くても高血圧と言います。高血圧、低血圧はなぜ注意しなければならないのでしょうか。

高血圧とその予防法

血圧は、年齢が上がるにつれて同じように上昇する傾向がありますが、特に高血圧の人が増えはじめるのは30代からです。
さらにもっと年を重ねていくと、70歳を過ぎる頃には、もう半数近くの人が高血圧の傾向にあります。

高血圧になると、普段より心臓に大きな負担がかかるため、血液の強い圧力によって動脈が傷み、動脈硬化が起こりやすくなります。

さらに、高血圧の状態が長く続くと、脳卒中や心臓病などの合併症をも引き起こすことになってしまいます。
日本人の場合、5人に1人の割合で高血圧を発症しているといわれていますが、多くの人は自覚症状がないままに進行しています。

高血圧を防ぐ方法としては、なんと言っても日頃の生活習慣を改めることです。
塩分の制限、適正体重の維持、アルコールの制限、運動、禁煙などです。
塩分の制限といえば、まず塩分を摂る量を減らすことですが、塩分の1日の摂取量は10g以下といわれています。

たとえば、朝食はご飯とみそ汁に納豆で3g、昼食はそば又はうどん一杯で3g、そして夕食はかつ丼で3g・・・というように、朝・昼・夜と塩分を各3gずつ摂って10gにということですから、これはなかなか大変です。

最初は、醤油などの調味料のかけすぎに注意する、麺類などの汁はあまり飲まないようにする、できるだけ塩分を控えめにして薄味を心がけるようにする等、身近なことから始めるようにしましょう。
ビタミンを豊富に含んだ緑黄色野菜をたくさんとるようにしましょう。

また、できるだけストレスを溜めないように心がけること。イライラは血圧を上げるもとですから。
ただし、ストレスを溜めないようにするために、イライラ発散の矛先を他人に向けないようにしてください。
適正な体重を維持するためにも、太らないように気を付けてください。

適度な運動をするように心がけてください。
肥満は血圧に限らず万病のもとですから。
4~5gの体重を落とすと血圧が下がることが証明されています。
タバコの吸い過ぎやアルコールの飲みすぎにも注意を。
タバコは一時的に血管を圧縮させるので血圧を高めますし、アルコールは血圧を上げるため、脳卒中を増やします。

低血圧とその予防法

一方、高血圧ほど重要視されていませんが、低血圧にも気を付けましょう。
「低血圧なので朝がつらいな」といった言葉を交わすことがあっても、その低血圧のつらさは、なかなか理解してもらえないかもしれません。

低血圧の症状としては、体がだるい、疲れが取れない、手足の冷え、無気力、食欲不振、不眠、めまい、立ちくらみ、耳鳴り、息切れ、肩こりなどがあります。
低血圧の場合も、毎日の食生活が大切です。バランスのとれた食事を摂るように心がけましょう。
塩分はほどほどにし、間食を控えるようにします。

たんぱく質や海藻などのミネラル、ビタミンをたくさん摂るようにします。
コーヒーや紅茶などのカフェインを含んだものには血圧を上げる効果があります。でも、飲み過ぎにはご注意を。
規則正しい生活を心がけ、働き過ぎには気を付けてください。十分な休息を取るように。食後はちょっと横になって休むのがいいです。

眠るときは頭部を高くするようにしましょう。
また、急に立ち上がったりするなどの動作は、避けるように。
低血圧の場合もストレスをためないようにしてください。

ストレスから自律神経失調症となって、低血圧が起こることもありますので。
人ごみや猛暑なども避けるようにしたほうがいいですね。
ちなみに低血圧と貧血は、症状が似ているために混同されやすいですが、まったく違います。原因も異なりますよ。

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