珍しい発電の方法を調べてみた。斬新、驚愕、爆笑etc.

公開日: : 最終更新日:2015/03/27 生活

都市高

ソーラー発電や風力発電だけに頼っていられない

一般家庭にも急速に普及し始めたソーラー発電ですが、家庭内全体の電力をまかなう程には至らず、太陽が十分に地上を照らさない日などは発電に全く期待できません。

風力発電や水力発電なども、導入できる地域が限定されるといった問題があります。

国際的には、2050年までに再生可能エネルギーを全体の電力量の半分を占めるまでにしなければ、枯渇エネルギーが供給されなくなり、温暖化ガスが倍に増えると見られています。

このため、世界各国で新たな発電法を定着させようと研究が進められているのです。

例えば、一般の人には思いつきにくい方法では、振動エネルギーによる発電があります。

世界的にもライブハウスやディスコ、ナイトクラブで人の振動を利用する発電実験が行われてきましたが、日本でも興味深い実験がありました。

2007年に開始されたのは、首都高発電です。

首都高速道路に振動力発電機をみっちりと敷き詰めると、東京23区内にある一般家庭の電力を4割から5割程度供給できそうだとの試算が行われました。

この発電量は、火力発電所2基から3基にもおよぶそうです。

実験は東京都足立区にある五色桜大橋で行われ、橋を通過する自動車の振動でイルミネーションの一部を点灯させました。

もっと大規模な発電が実現すれば、住宅が密集する東京都の電力を他の地域での発電に頼らずに済むのかもしれません。

実は、首都高での振動発電実験に先駆けて、2006年には東京駅構内でも振動発電の実験が行われています。

改札や階段などに圧電装置が敷き詰められ、発電が試みられたのです。

実験は成功したものの、その発電量は期待したほどではなく、実用化には程遠いという結果でしたが、不可能ではないという成果には期待が持てます。

歩行で発電

ハムスターを車輪の中に置くと延々とこぎ続けるのを利用すると、小さなランプを点灯させるくらいの電力が発生します。

まさかハムスター発電を家庭や事業の電力として供給するわけにもいきませんが、人が歩くことで発電できるのではないかという実験が、神奈川県の江ノ島で行われています。

人が歩行すると、道や床に振動がかかります。

首都高速や東京駅で行われた実験と同様ですが、電力量はともあれ発電する床を実用化して特許を取得した会社があります。

この発電床を一回踏んだだけで、LEDランプを瞬間的に100個から200個も点灯させることができるといいます。

それだけでなく、瞬間的に音を出したり、軽めのデータなら無線送信することができるというのです。

実用性が低そうと思われるかもしれませんが、例えば非常時の誘導灯としての利用などには有効性が高いと見ることができます。

カラオケボックスなどでは、廊下に出ても一瞬どちらの方向に進んだら出口に向かえるのかわかりにくいもの。

火災が発生したときには煙が上から充満するため、非難誘導灯が上にあると逃げ遅れてしまうかもしれません。

そんなとき、逃げてきた人の振動で足元に誘導灯がつけば、出口までスムーズに逃げられる可能性が高いのです。

トンネル内や地下街などでも、同じく防災の観点から有効性が期待できます。

騒音も防げる音力発電

自動車の騒音は、CO2を排出して地球温暖化を悪化させてしまう排気ガス同様に、問題視されています。

この騒音を利用した発電が、様々な方法での発電を研究・実用化している会社によって開発され始めています。

騒音を集めて発電させることができれば、そのぶん騒音も少なくすることができます。

結果的に二重にエコロジーな発電方法となりそうで、期待が高まっています。

最近では、近隣に保育所ができたことによる騒音トラブルが多発しています。

この遮音壁発電が実用化されれば、トラブルの心配なく保育する環境が整い、発電もできるというプラス効果を得られそうです。

他にも、イギリスの学生が考えた、トイレでの流水エネルギーを利用した発電という面白い発想の方法もあります。

何らかの燃料を必要としない発電方法では、磁力発電も注目されています。

気象の影響を受けず、危険性もない磁力発電は、時間帯を問わずに安定した発電が可能です。

ただし、起動には別に電源が必要とされるため、その電力を上回る発電量を得るためには、大規模な発電装置を作ったほうがいいと考えられています。

人体に発電シールを貼り、発汗すると発電できるという方法も開発されています。

電力量は乏しいかもしれませんが、様々な発電方法が発案されていくのは頼もしいところ。

電力は貯めておくことができないといいますが、蓄電の方法も研究されていることから、小さく発電して大きく使うことも可能になる時代がくるかもしれません。

ただ、電力にばかり頼る生活を続けているのも考えものです。

新しい発電方法を生み出す一方で、消費電力を少しずつでも少なくしていける節電方法のアイディアもどんどん考案されて活用されていくべきでしょう。

電力を消費するだけでなく、大事にすることも忘れずに過ごしたいものですね。

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